コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 近いけど、遠い。
- 日時: 2016/03/21 01:26
- 名前: Misa (ID: WbbkKfUP)
「今日もカラオケなのー?」
「うん。ごめんね。あと二週間しかないからさ。」
「そっか。応援してるからね!!」
学校が終わって、カラオケに行って、喉を慣らしてからレッスンへと向かうのがすっかり定番になった。
歌手になりたい。
と言う夢を叶える為に小さい頃からレッスンをしてきて、高校生になってやっとオーディションを受けることにした。
大きな事務所の為、応募人数は10000人程らしい。
その中から選ばれるのは数人で、一昨年のオーディションでは合格者0だったと言う厳しさだ。
「折角ならすごいところを受けた方が良い勉強になるんじゃない?」
と母に言われ
「まぁダメで元々だ。」
と思ってはいるが、やるからには本気で。と思っている。
友達も応援してくれていることだし、頑張らない訳にいかない。
絶対に受かりたい。
「903番 百々瀬 笑美 です。 よろしくお願いします。」
- Re: 近いけど、遠い。 ( No.9 )
- 日時: 2016/03/22 00:34
- 名前: Misa (ID: jxsNqic9)
中に入ると、最初に目についたのは無数のテレビカメラ的な奴。
そして、一つのテーブルを囲むようにして座っている四人の男子。
なんでカメラ…?
なんでこんなに人が居るの…?
私は戸惑いが隠せずにドアの前に突っ立っていた。
不意に、スーツを着た二十代後半くらいと思われる人に
「笑美ちゃん??固まってるけど…大丈夫??」
と、声を掛けられた。状況が理解出来ない。
まず、この人たち誰??
「百々瀬さん困ってるから、まずこの状況を説明してあげようよ。」
と、さっきとは違う人が言い出し、スーツの人が説明が始めた。
「えーっとね、まず、僕は君たちのマネージャーになった玖村 晃と言います。でね、このカメラは君たちのデビューまでの道のりとか、デビュー後の活躍とかを撮り溜めしてドキュメンタリーをゆくゆくはつくりたくて、それ用に撮っている訳。それで・・・がね・・・・・で・・・・・。」
「あぁー。一気に喋っても混乱するだけだよね。ごめんね…。細かい所はこれから分かっていけば良い事だからさ!!」
「そうだね。でもとりあえず自己紹介だけはしとくね。俺はこのグループの最年長の高野 登真です!!十九歳です。」
「えーっと、佐藤 隼です!!今高三です。」
「高一の新村 あゆむです!!」
「中三の五十嵐 由輝です。」
登「で、肝心の百々瀬さん!!自己紹介!!」
「えっと…。百々瀬 笑美です。今は高一です。まだ何にも理解出来てませんがよろしくお願いしますっ!!」
- Re: 近いけど、遠い。 ( No.10 )
- 日時: 2016/03/22 01:12
- 名前: Misa (ID: I3lm3qcr)
ここまで読んで下さった方!!
本当にありがとうございます!!
今回は本編ではなく、登場人物の紹介や、私自身の事のついて書かせていただきます!!
↓まずは登場人物の紹介から
百々瀬 笑美 モモセ エミ
現在(四話目時点)高校一年生
歌が得意。愛されキャラ。癒し系。
新村 あゆむ シンムラ アユム
現在高校一年生。
歌が得意。背が低いことが最近の悩み。身長は159センチ。
黙っていればかっこいいのに系男子。
佐藤 隼 サトウ ハヤト
現在高校三年生。
ダンスが得意。足が速い。女子から人気。
Theモテる系男子。
高野 登真 タカノ トウマ
現在十九歳。(大学生ではありません。)
ダンスが得意。身長がデカい。185センチ。元バスケ部主将。
青春を全部バスケにそそいじゃった系男子。
五十嵐 由輝 イガラシ ユウキ
現在中学三年生。
ダンスが得意。とにかくクール。あまり喋らない。
「顔は良いけど、静かでつまんな〜い」って言われる系男子。
玖村 晃 クムラ アキラ
現在三十二歳。独身。
童顔の為、若く見られがち。先日二年半付き合っていた彼女にフラれたばかり。まだ傷が癒えていない。
↓ここからは私のことです!!(興味のない方は飛ばしていただいて構いません!!)
Misa (本名=美彩)
歌(音楽)が大好きです!!
現在中学一年生の十三歳です。
英語が得意。理数は苦手です…泣
Misaという名前で小説を書くのは初めてです!!
よろしくお願いします!!
- Re: 近いけど、遠い。 ( No.11 )
- 日時: 2016/03/25 11:46
- 名前: るる (ID: Gqv37Ep.)
ものすご〜〜く おもしろいです! 私も、歌手になりたいと思って、自分と重ねながら見ています! 12歳ですがよろしくです!
早く続きが見たい一身です!
- Re: 近いけど、遠い。 ( No.12 )
- 日時: 2016/03/26 13:57
- 名前: Misa (ID: /b8.z0qR)
るるさん!!コメントありがとうございます!!
私も歌手に憧れてるんですよ!!
(まぁ意気地なしなんで無理だと分かってるんですけどね)
だからせめて小説の中だけでも楽しめたらと思っています!!
ぜひぜひこれからもお付き合いください!!
- Re: 近いけど、遠い。 ( No.13 )
- 日時: 2016/03/27 17:08
- 名前: Misa (ID: DTQ3vDnC)
顔合わせが終わって、帰宅するために駅に向かって歩いていた。
「まさか私以外全員男子だとは思わなかったな…。」
「俺もまさか女の子が一人入って来るとは思わなかったよ」
そう声をかけて来たのは
「えっと…。確か…新村君…?ですよね?」
「もう憶えてくれたんだ!!て言うか方向一緒なんだね。」
「そうだね。」
「あっ。電車来たよ。」
電車に乗り込むと新村君は勝手にペラペラと喋り始めた。
「あー!!実はねー!!笑美ちゃんを最終的に選んだのは俺たちなんだよねー!!なんか?あのチャラオヤジがさ、選べないから君たちで選んでーって言われて何人か候補持ってきてさ、そんなかから俺たちで笑美ちゃんを選んだんだー!!」
「だからみんな笑美ちゃんの事知ってたって訳だよ。これで少しは謎が解けたかな?」
「あっ、後同い年なんだしさー敬語じゃなくてOKだよ!!これからはメンバー同士なんだし!!」
「俺ばっかり話してたねーごめんねー。」
「大丈夫です!!じゃなくて…大丈夫だよ。」
「あっ、俺ここで降りるからー。また明日ね!!」
「うん!!…えっ?明日ねって…?明日もあるんですか!?」
「もちろん!!あれ?玖村さん言ってなかったっけ?あー。まぁ今日いろいろ言われてたから、全部聞けるわけないか…じゃ、バイバイ!!」
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