コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- やばすぎ!学園生活☆
- 日時: 2016/04/06 00:23
- 名前: 貧困☆どみの (ID: 99568qQj)
こんにちは!
この小説は、hinn・こん・どみのの3人による合作です。
ぼっちの僕と予言者と弁護士のてっさんが取り巻くスリルな学園物語です。
だいぶ崩壊しています。
生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
荒らしと成りすましはお引き取り下さい。
コメント、メッチャお待ちしてます(^^)
- Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.15 )
- 日時: 2016/05/11 16:02
- 名前: こん (ID: q6B8cvef)
中学生とは思えない、割にちゃんとしたラジオだった。
てっさんは、
「うーん、プロフェットかあ。英語で預言者、だよな。第2の預言者か?」
と訳のわからないことをブツブツ呟いていた。
花蓮ちゃんは、
「うふふ。謎は深まるば、か、り。」
となんだか嬉しそうであった。
ちなみに僕は、
「ば◯す、ば◯す…。へへへ。」
きっと気持ち悪かった。
次の日、僕と花蓮ちゃんは四元を探すことにした。
- Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.16 )
- 日時: 2016/05/18 01:02
- 名前: hinn (ID: IpxDtp3C)
さて、次の日の放課後。
僕と花蓮ちゃんと四元は一つの机を取り囲み雑談に耽っていた。
話題は昨日のラジオの話で持ちきりだ。
僕はラジオで流していたあの曲について四元にきいてみることにした。
「四元、昨日のラジオでさ、曲流してたよね?あのCDどこに売ってた?」
実は昨日弁護士事務所からの帰り道にCDショップに寄ってみたのだが目当てのCDが見つからなかったのだ。マイナーなCDなのかもしれない、と古いレンタル店にも寄ってみたがやはり見つからなかった。
四元は、あぁ、と言ってにこやかに笑うと机に頬杖をかいた。
「あれ実はさ、リクエストした『ぷろふぇっと』さんが送ってきたものなんだよね」
「え、そうなの?四元が持参したものじゃないのか…」
「CDレンタル店になんかあるはずがない。だってあれは『ぷろふぇっと』さんが自作した曲だから、ね」
「ええええ!!?」
僕と花蓮ちゃんは同時に声をあげた。
あの曲が自作?というか、自作したものをリクエスト?というより……
「なんで自作した曲だってことを四元が知ってるんだ……?」
恐る恐る問いかければ四元は不敵な笑みを浮かべた。
「我のラジオに毎回必ずリクエストを送ってくる常連がいるんだが、そいつのリクエスト曲をネットで検索してみるとあるブログが出てくる。そのブログは自作した曲を載せているブログなんだ。これがどういうことか分かるかい?
……あいつは我のラジオを利用して宣伝しているのさ。そうだな、ステマ、と言えば分かるかな?」
「ステマ……だって…?そんなの許せない!!」
声を張り上げて立ち上がる。花蓮ちゃんもコクンと頷くとゆっくり立ち上がり僕の手を包んだ。
「なっ…えっ…!」
「あの曲は確かに素晴らしいと思った。でも、こんなやり方は良くないよね。一緒に『ぷろふぇっと』の野望を打ち砕こう!」
その言葉に四元も立ち上がる。
相変わらず不敵な笑みは残したままだ。
「実はもう目星はついているんだ。そろそろ、来る頃じゃないかな?」
四元の言葉で、僕と花蓮ちゃんは教室のドアを見つめた。もうほとんど生徒は残ってないはずなのにドアの外に人影がうつる。
「ほうら、来た」
ガラリとドアが開かれ、よく見知った顔の人物が教室へと入ってきた。
- Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.17 )
- 日時: 2016/10/25 11:39
- 名前: どみの (ID: Oof0JpPa)
「てっ、てっさん!」
少々てかった髪の毛と、メガネ、そうそれはてっさんの他ならなかった。
「四元とてっさんって知り合いだったのか?」
「あぁ。彼が司法試験に心折れそうになっていた時に、我のラジオに相談のメールを送ったことがきっかけで知り合った」
「ちょっ、四元止めてくれよ。僕のイメージが崩れるじゃないか」
「てっさん。大丈夫よ。私達そんなに気にしないから」
「でも、てっさんって司法試験をトップ合格したんじゃなかったっけ?」
「僕だって心折れそうになることだってあるよ。いいか、お前ら心が折れそうになったときにどう立て直すかが大事なのであって…」
(うわっ…てっさんってスイッチ入ると面倒くさい人かも…話長くなりそうだな…)
「それより、ここにてっさんを読んだ理由はただ1つ!」
四元が、てっさんが無駄に熱っぽく話をしているのを静止した。
(ナイス、四元!)
「ぷろふぇっとを裁判所に訴えようと思うんだ。我も、奴がステマをしてることが許せなくてな。それで、てっさんに我の弁護人を頼もうと思うんだ。」
「お安いご用です!四元さんは僕の命の恩人ですから」
「ちょ、それは言いすぎじゃないか…」
そう言いつつ、四元は満更でもない顔をしていた。
「よーし。みんなで協力してぷろふぇっとの野望を打ち砕こう!」
「おー!」
- Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.18 )
- 日時: 2016/10/25 11:41
- 名前: こん (ID: Oof0JpPa)
ふふふふふ。
ワシの曲が流れているぞ。
なんと気持ちの良いことか。
…そろそろ、島林尚則が動き出す頃か。
あの四元のやつの肩を持っているようだが、愚か者め。
あんなニセモノにつくなどとは。
真の預言者はこの私なのだ。
この際、ハッキリさせてやろうではないか。
…とりあえず、1も早くに近づかなくては。
やつの能力を開花させ、ワシの真の野望をかなえなくては。
……。
まさか。
あの四元のやつも、島林の能力を狙っているのではないだろうか。
許せぬ。
許せぬ。
まあ、良い。
最後に笑うのはこの私なのだから。
まさか同じ校舎の中でプロフェットがこんなことを思っているとは、僕らには全く想像がつかなかった。
…いや、預言者である四元は気付いていたのだろうか。
- Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.19 )
- 日時: 2016/10/25 12:05
- 名前: こん (ID: Oof0JpPa)
「……はっ!!」
チュンチュンチュンチュンーー。
朝だ。
気持ちが良いタイプの朝だ。
僕は世界一の幸せ者なのかもしれない。
「はおはお〜☆」
ふいに、四元が歯磨きをしながら、布団の中で目を覚ました僕の顔をのぞきこんできた。
「……え?」
注意。
ここは僕の家の、弟の部屋である。
「なんでお前がここにいるんだよ!?」
「いや、お兄ちゃんもなんでいるんだよ」
僕が身を起こすと、弟が天井近くにぶら下げたハンモックから文句を言った。
「2人とも出てって」
弟の部屋を追い出され、渋々僕らは僕の部屋へ行った。
「おい、どーゆうことなんだよ」
たしか昨日は学校で色々話した後解散して、家に帰って、弟が夜遊びしている間に弟の部屋のベッドを陣取って寝たはず。
四元とは夕方にわかれてから、特にこれといった思ひ出はない。
「ああ、忍び込んだのだ」
さらりと四元は不法侵入を認めた。
この掲示板は過去ログ化されています。