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やばすぎ!学園生活☆
日時: 2016/04/06 00:23
名前: 貧困☆どみの (ID: 99568qQj)

こんにちは!

この小説は、hinn・こん・どみのの3人による合作です。

ぼっちの僕と予言者と弁護士のてっさんが取り巻くスリルな学園物語です。
だいぶ崩壊しています。
生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

荒らしと成りすましはお引き取り下さい。

コメント、メッチャお待ちしてます(^^)

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Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.10 )
日時: 2016/04/08 17:13
名前: こん (ID: q6B8cvef)

「ほら、挨拶したまえ。」

ゴリラに促されて、フワフワカールの女の子は口を開いた。

「白井花蓮です。」

え、うわ、声ちょーかわいい。
顔も、すごく整ってるってわけじゃないけど、愛くるしくてかわいい。

「ぼ…僕は島林尚則。」

うわずってしまって、いつもよりも聞き取りにくくなってしまった。
さいてーだ。

「まあ、後は若い2人に任せるとしよう!はっはっはっ。授業には遅れるなよ。」

そう言ってゴリラは歩いて行った。
途中でうちの担任と委員長に「あの髪型ダメですよね?校則違反ですよね?」と言われていたが、「私が認めたからいいんだ。昔はよく私もああいう髪型しててね。若いっていいな!」と返していた。

ゴリラがいなくなって、僕は恥ずかしくてうつむいていた。
すると。

「あ、あの…なんて呼べばいい?」

花蓮ちゃんが話しかけてきた。

「え…あ、なんでもいいよ。」

顔を上げる。

「じゃあ、なおちゃんって呼んでいい?」
「な、なおちゃん?」

顔が赤くなるのを感じた。

「だ、だめ…かな?」

ちょっと上目遣いで聞いてくる。

「いや、いいよ。」

そう答えるのが精一杯だった。
鼻血出そう。

「じゃ、なおちゃんで!」

花蓮ちゃんがそう言ったとき、チャイムが鳴り始めた。
花蓮ちゃんとバイバイし、僕は薔薇色気分で教室に入った。
友達のいない僕が、かわいい女の子といい感じに…。



花蓮ちゃんと話している時、後ろで委員長がハンカチを噛んで悔しがっているとは気づかなかった。

Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.11 )
日時: 2016/04/08 17:43
名前: どみの (ID: Ft4.l7ID)

うきうきした気分で昼休みに本を読んでいると、委員長が僕に話かけてきた。

「島林君。花蓮ちゃんにあまり近づかないでもらえる。」

「えっ…どうして?」

「それは…それは…」

委員長は言葉につまってしまった。
この時、僕は察した。委員長が花蓮ちゃんに片想いしているということを。

「でも、花蓮ちゃんが誰と仲良くしようと、本人の自由だと思うんだけど。」

「とにかく、見てて物凄く不愉快なので、仲良くしないでください。もう、僕委員会あるので行くますから」

そう言い残して、委員長は教室を出ていった。

花蓮ちゃんは個性的な人が好きなので、個性の「こ」の字もない委員長に勝ち目がないのは、明らかである。

でも、委員長にあれこれ口出しされては気が滅入ってしまう。

委員長を黙らせる方法は何かないのだろうか。
こういう時に預言者が来てくれたらいいのに…そう思って預言者からもらった手紙を手に取ると、二枚目があったことに気がついた。中を見てみると…

「僕の預言を貰いたい時は、ラジオ番組[四元心也の四次元ポケット☆]にメールを送ってね☆アドレスは…」

驚きである。
なんとあの預言者もといい四元心也は自身のラジオ番組を持っていたのである。

Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.12 )
日時: 2016/04/12 15:24
名前: こん (ID: q6B8cvef)

「あなたは、その男が確かに同じ制服を着ているのをみたのですね?」
「…は、はい。」
「では、その男はうちの学校の生徒で間違いないのですね?」
「え…いや、あ、まあ…たぶん。」

さっきの昼休み、四元心也がなにものなのか考えていた時に花蓮ちゃんが僕のところにやってきたので、僕は少しだけ預言者について話した。
初めての登校日に会ったことや、次の日にジュースを飲むように言われて飲んだら色々あっててっさんに出会ったことを言うと、花蓮ちゃんは目を輝かせていた。
(髪の毛をレインボーに、のところは花蓮ちゃんに関係するので言わなかった。)
そして、なんだかよくわからないが、てっさんの事務所に花蓮ちゃんと押しかけ、四元心也について考える会が始まった。

「では、四元心也はそこの学生ということで固めましょう。」
「そうですね。その線でいきましょう。」
…。
てか、なんなんだろう。
この流れ。
2人のことをぼんやり見ていると、時計が16時48分を示した。
その途端先ほどからかけていたラジオから、聞いたことのある声が響いてきた。
『どうも、こんにちは。“四元心也の四次元ポケット☆”のお時間です。われ、四元心也よりお送りいたします。』

Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.13 )
日時: 2016/04/12 15:50
名前: hinn (ID: Ij88/0W6)


(ほ、ほんとにやってたんだ……)

驚きよりも呆れが生じた僕とは打って変わって、二人はラジオにかじりつき真剣な表情で預言者の言葉に耳を傾けた。てっさんにいたってはペンと手帳を握りしめている。四元の明るい声が部屋を賑わした。


『今日も皆のお悩みにどんどん答えていっちゃうよ!さて、その前に今日最初の一曲は東京都にお住まいのペンネーム"ぷろふぇっと"さんからのリクエストで"君の未来予報士"です、どうぞ!』

四元の挨拶が終わって清々しい曲調の歌が流れ始めた。初めて聴いたが、歌詞と曲の相性とセンスがバツグンな良曲だった。後でCDショップ覗いてみようかな…

曲が終わると再び四元の声が戻ってきた。良い曲だのなんだのと絶賛している。その点に関しては僕も同意見だった。真剣な表情だった二人も少しだけ顔を緩ませた。

さて、それもそこそこに終わると「では、皆様お待ちかねのお悩み解決タ〜イム!」という言葉とともに、送られてきたハガキやメールの質問、悩みに対して四元がアドバイスをするというコーナーが始まった。

Re: やばすぎ!学園生活☆ ( No.14 )
日時: 2016/04/12 17:21
名前: どみの (ID: Uj9lR0Ik)

……
続きまして、ラジオネーム、アイランド☆フォレストさん!
「僕には今気になる人がいるのですが、クラスメートが同じ人を好きみたいです。そのクラスメートは明らかにその子のタイプではないのですが、目障りなのでどうにかしたいです。アドバイスお願いします。」

(あっこれ、僕がさっき送ったメールだ!
ってかこれ、花蓮ちゃんにも聞かれてんじゃん…このメール僕が送ったこと黙っておこう)

そのクラスメートに会ったときに、「バ〇ス」と心の中で唱えると自然と彼女がクラスメートから離れていくよ!

「バ〇スか。巷では滅びの呪文として有名なあれか」
てっさんはそういって、誰も要求していないのに、バ〇スによる被害をまとめた新聞記事を見せてくれた。
それによると、ある人がバ〇スと唱えたことにより、金のシャチホコが壊れた、パソコンのサーバに繋がらなくなった、試合で勝てなくなったなど多方面で被害が出たらしい。

よし!僕も次委員長に会ったら唱えてみよう。
心の中でそう誓ったのであった。


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