コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 華龍学園のgdgdな日常
- 日時: 2016/08/02 21:31
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
どうぶつの森の方から来させていただきました(=゜ω゜)ノ
知ってる人はこんにちわ、知らない人は初めまして、しおりんこと花子です(`_´)ゞ
オリキャラ募集してます……が、もしかしたら酷い扱いになるかもです。まぁ作品読めばわかります。
オリキャラ作る場合はツッコミかボケか書いてくれると助かります(ー ー;)
前にもなんか書いてました〜考えるの面倒になってやめたけ((ry
そんなこんなでよろしくですますd(^_^o)
あ、題名変えました(⌒-⌒; )
登場人物、主人公は学園なので章ごとに変わります(紛らわしい)
第1章「ナノの青春」
>>1-4
第2章「吾輩は猫である」
>>12-18
第3章「瀧川 夢路の悩み」
>>24-31(まだ途中)
幕間
>>5
所々に友達との会話が混じっています( ^ω^ )
いつも見てくれる彼女(彼)達に感謝m(_ _)m
- Re: 菜野さんがログインしました【オリキャラ募集】 ( No.1 )
- 日時: 2016/08/01 19:27
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
私、「菜野花 美希」は「私立華龍学園」に通う高校2年生、人よりちょっと身長が低いだけの極普通のJKだ。
背が低いのはちょっとしたコンプレックスだけど、そのせいで街に出たら人から二度見されるけど高1だ。青春真っ只中なのだ。
私の青春は朝ーーではなく夜、寮の二段ベットの下の段(私のベット)の上で始まる。
- Re: 菜野さんがログインしました【オリキャラ募集】 ( No.2 )
- 日時: 2016/07/28 11:10
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
気持ち悪いほどに口をだらしなく開けてダラーンとベットの上で寝返りを打つ。手にはゲーム機、カセットは「攻略!ときめき王子様!」と書かれたパッケージを見れば分かる通り、「乙女ゲー」と言われるジャンルだ。
時刻は午前2時、もうこの姿勢で5時間は経過している。やはりにへーっとだらしなく口を広げながら画面の王子様を見る。
あ、ヨダレ……もうどうでもいいや。
『君だけが頼りなんだ………僕に……僕の側にいてよぉ!』
「オケオケオッケーだよぉ。もぅ私がいないとダメなんだからぁ」
「ナノ!うるさい!寝させて!?」
同居人……、というか同級生のベット上段の「咲原 花音」がこちらを覗きながらに怒鳴った。
「いやらぁ」
内心うるさいと思いながらやる気のない返事を出す。もう3時間前ぐらいからこのやりとりだ。
「もう!あんた半分は寝てるんじゃないの!?」
「はぁ……まなと君かわいいよぉ」
「ナノ………あたしの話聞く気ないよね?……」
『菜野花さん?………僕の側にいてくれるの?ありがとう!』
「まなと君のためなら地獄の果てまでついてくよぉ」
「………ナノ?」
画面の向こうの王子様、「まなと君」
ショタショタショタみたいな見た目だけど仲良くなると起こるイベントでかれこれ3回dead endになった。……意外に攻略が難しいキャラだ。
くそぅ、と思いつつゲームしてたらいつの間にか好きになってたタイプだ。あざとい、あざとすぎてかわいいよぉまなと君……!
「……学園のプリンセスがこんな人だって知ったら世の中の男性は悲鳴をあげそうね」
「2次元が振り向いてくれるなら私はどうだっていいのっ!」
私の学年のプリンセスという称号はまた後に伝えるね!って誰に話してんだろ?
- Re: 菜野さんがログインしました【オリキャラ募集】 ( No.3 )
- 日時: 2016/07/28 11:15
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
咲ちゃんが呆れ交じりにため息をついた。
「……そう。もうあたし寝るわ。サウンドオフにするかイヤホンしてよ」
「あぃ」
「聞いてんの?」
「あぃ」
『本当?本当ニ僕ノ側ニイテクレルノ?本当ニ?本当ニ?本当ニ?本当ニ?』
っ!これはっ!
「ヤ・ン・デ・レ・きたぁぁああ!」
「うるさぁあい!!あたしの話きていた!?」
「聞いてなかった!!」
『ねぇ、僕ノ話キイテヨ』
「聞くよぉ!」
「………もうダメだこの子」
同居人は呆れて寝たけどキタコレヤベェ!ヤンデレきましたこれぇぇええ!ここで縄を持ち出してくるから余裕顏で受け流して縛られないようにしないとっ!
そして笑顔で微笑むんだ、「大丈夫、まなと君の側に私はずっといるの。だからまなと君も私を守ってね(ドヤァ)」って!!(妄想)
『僕ノ物ニナッテクレル?ネェ、ネェ菜野花サン!?』
[A:もっちろん]
[B:いいえ]
[C:それよりあっちで遊ばない?]
最後の選択、ここでの選択が主人公の生死を分ける。確かCはさっき死亡した。ここは慎重に死亡しそうなAを……!
『……!!本当に?あ、ぼ、僕なんて恥ずかしいことして何だろう!?わぁあ〜わ、忘れて!……?でも菜野花さんは僕の物になったの?』
- Re: 菜野さんがログインしました【オリキャラ募集】 ( No.4 )
- 日時: 2016/07/28 11:18
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
………?……わぁぁああ!dead end回避成功しましだぁぁあ!まなと君元に戻ったよぉぉおおお!うぉぉおお!
「うるさぁあい!ナノ!?」
「やっと、やっと、やっとなんだよぉ!咲ちゃん私やったよぉ〜!!」
「は?あ、う、うん……もういい」
咲ちゃんはしばらく不思議そうな顔をして、それから呆れたように息を吐いた。
「?」
「それより画面見てみなよ」
「?」
「ナノ………画面見ろって」
言われるがままにゲーム画面を覗いてみると……?
「うわぁああぁぁあぁ!??!死んだぁぁあ!」
私のゲーム機に表紙さられている「game over」の文字。
「あんた、あの後『ボクノモノ……ドウシヨウガボクノジユウサ……キミハイッショウ僕の物』って言ってチマミドロになったわ」
「なぁあんでぇえ!!よしっもう一度!」
「……もう寝なさいよね」
咲ちゃんの言葉はまるで無意味で、私は結局その晩ずっとゲームをしていた。翌朝、目覚めると(多分5時ぐらいに寝た)まなとくんをクリアしていた。
私は感極まりすぎて盛大に鼻から赤い液体を出してしまった………。
- Re: 菜野さんがログインしました【オリキャラ募集】 ( No.5 )
- 日時: 2016/07/28 11:25
- 名前: 花子 ◆jNtKvKMX4g (ID: XL6hbgia)
第1章「菜野の青春」終わり
これより幕間、そのあと第2章。
幕間
__________
咲ちゃんがおさえめなどいう言葉を知らないかのようにズバッと言ってしまう。
「んで、死んだの?」
ちょっとトゲのある言い方にムッとしたものの、これが彼女流の挨拶にもはやなりつつあるのは私のせいなので何とも言えない。
「ヤンデレ君はクリアしたけど今度は俺様が難しくて……」
朝の7時過ぎ、目にクマを浮かべた私、「菜野花 美希」は制服に着替えている途中だった。
私の同居人、というか同じ寮暮らしの「咲原 花音」ちゃんは先に着替えて私のことを待ってくれている。
「咲ちゃん……私のことはいいから先に行っといて………ここは私が食い止めるっ!!」
「いや死亡フラグ立てんなし。異界の扉でも開かない限りダーメーデース。さっさと着替えて。ナノ、あんた置いてったらご飯食べないでしょ」
正論を言われギクリとなる。と、同時にお腹の音がグゥ〜と鳴った。私のお腹は正直だ。うんうん。
「気持ち悪い笑顔浮かべてないで行くよ」
「……咲ちゃん言い方きついっす」
「あんたのせいでしょ」
「うぅっ!!」
またしても正論、返す言葉もない。
「咲ちゃん待ってよ〜」
他愛もない会話をしながら私たちは食堂へ向かった。
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