コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 青春の過ごし方【第1部】
- 日時: 2016/11/04 22:36
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
諸事情により、書き換えです。
前とストーリー、登場人物はほぼ同じです。
文才がないなど分かりきったことですが、悪コメはご遠慮ください。
心が広ーい方は読んでみてください。
>>1キャラ紹介
>>2プロローグ
【第1部】
「異常なほどに」>>3-4
「できた友達」>>5-6
「中間テスト」
- Re: 普通の青春なんて過ごせない【コメント募集中】 ( No.2 )
- 日時: 2016/10/30 20:34
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
-プロローグ-
「・・・緊張するなあ」
見慣れないブレザーの制服。そのことに少し変な気持ちを抱きながらぼそりと呟く。
今日からこの条ヶ丘中学校__条中に転入してきた。
春の暖かい風が吹く。
その風に緊張が和らいでくる。
「体育館・・・ここか」
私はその体育館に足を踏み入れる。
何か新鮮な感じがして、違和感・・・。
緊急朝会。全校生徒が喋りながら座っている。
何だかやっぱり・・・緊張するなあ・・・。
【それでは、静かにしてください】
と、マイク放送が入る。
【転校生を紹介します】
その放送が入ると、私は舞台に向かって歩いた。
全校生徒の生徒の注目が私に向く。
- Re: 普通の青春なんて過ごせない【コメント募集中】 ( No.3 )
- 日時: 2016/10/30 21:23
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
第1話「異常なほどに」
マイクを顔によせ、声を出す。
「ワタシノ・・・っ?」
・・・なんか、声が小さい。
マイクを叩き、もう一度声を出す。
「私は、柊聖香といいます」
周りからざわ・・・ざわと、声が。
『転校生?』とか、『聞いてないよ』とかとか。
「中学2年、C組に転入させていただきます、皆さんよろしくお願いします」
早口になったけど、何とか言えた。
礼をした後、周りを見てみる。
男子も、女子も・・・?騒いでいた。顔を真っ赤に染めて・・・??
んん?んんんん??
その後、すぐに朝会は終わり、教室に入る。
そして改めて紹介が・・・。
また言わないといけないの・・・?面倒だなぁ・・・。
「えっと・・・柊聖香と言います」
黒板に名前を書く。あんまり上手く書けなかったけど・・・。
「それではー、柊さんに何か質問ありますか?」
先生がよく通る声で言う。クラスの半分くらいの人が手を挙げた。
「誕生日は何月何日ですか?」
「2月13日です」
バレンタインの前日。その日の・・・確か朝8時ちょうどに生まれたって言ってたかな・・・。
- Re: 青春の過ごし方【第1部】 ( No.4 )
- 日時: 2016/10/30 21:42
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
質問が終わる。
「それじゃあ・・・そうね、席は幸岩君の隣が空いてるからそこで」
「幸・・・ああ、あそこですか」
すると2人の女子が動く。
「私机持ってきます!」
「あ、椅子持ってきます!」
てきぱきと動く2人の姿。思わず笑みがこぼれる。
「ありがとう・・・ございます」
2人の女子が机と椅子を持ってきてくれた。
軽く礼をしてからそこに座る。
「では休み時間ですかね・・・学級長!」
「あ、起立!礼・・・」
ありがとうございました、と言うと、横の席の子が声をかけてきた。
「ねえ、聖香ちゃんって言ったっけ?」
「あ、はい・・・」
よく見ればこの子、さっき椅子持ってきてくれた人・・・かな?
「あ、あの・・・椅子ありがとう・・・ございました」
「いえいえ!あぁ、私の名前小鳥遊雲雀って言うんだ〜」
「・・・小鳥遊さん・・・よろしくお願いします・・・」
こういうのは慣れないな。
敬語になってしまう。というか敬語でないと駄目な感じがする・・・怖い。
そのうち何か・・・すごい数の人__いや、10人程度の女子が集まってくる。
その子たちと会話を少しだけ・・・交わしながら、楽しい休み時間を過ごした。
チャイムが鳴り響く。
- Re: 青春の過ごし方【第1部】 ( No.5 )
- 日時: 2016/10/30 23:29
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
第2話「できた友達」
「女子多い・・・」
今日は自己紹介のやり合いでほぼ持って行かれた。
それにしても多かったな・・・。
でも覚えた!!大体覚えられた・・・。
小鳥遊さん・・・綾野世さん・・・八武坂さん・・・宮地さん・・・桐生さん・・・南波さん・・・立花さん・・・鼓さん・・・日野さん・・・瀬和さん・・・常盤さん。私含めて12人か・・・。前の学校は女子だいぶ少なかったから何か新鮮で良いかも。
この下校道を通るのも初めて。
桜が咲いている・・・都会なのに綺麗___
「見てこ・・・」
「桜通」と書かれた看板がある。その先には無数の桜があった。
入学した小学生、中学生を歓迎するような綺麗な景色。
決めた、ここ通って帰ろう・・・。
「綺麗・・・」
すると私は気付く。
クラスメイトの__小鳥遊さんが居ることに。
なんて声をかければいいのか迷ったけど・・・普通に。普通に!!
「た、小鳥遊さん!」
「・・・ん?あ、聖香ちゃんんん!?」
そんなに私に桜のイメージがなかったの?、と聞きたくなるくらい予想外の表情と大声。てか小鳥遊さんって結構小さいことで驚く体質だったり・・・?すごくそんな感じがする・・・失礼だけれども。
- Re: 青春の過ごし方【第1部】 ( No.6 )
- 日時: 2016/11/02 18:18
- 名前: 心里 ◆AG5AfKu9Dk (ID: QYM4d7FG)
「聖香ちゃん・・・は家こっちなの?」
「ん・・・まあもう少し遠いですけど」
へえ、と軽く小鳥遊さんが相づちを打つ。
「でも転校生って慣れないなぁ・・・小学校の時だって転校生なんか来たことなかったからさ」
「そうなんですか・・・」
私も転校生という立場には慣れない。
でも今こうして・・・友達?として喋っていられることは、
__幸せだと・・・思う・・・。
「あ、れ?聖香ちゃんはこの道右に曲がるの?」
「は、はい・・・」
「そっか、私は左に曲がってもう少しのところにあるから・・・じゃあね」
「はい・・・」
軽くお辞儀をして見送る。
小鳥遊さんは真面目そうで、おとなしくて、でもどこか抜けているような。
比較的社交性が高そうだった。
皆こうだったらいいんだけど___
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