コメディ・ライト小説(新)

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ショタくんの反撃!!
日時: 2020/05/14 23:53
名前: 立花 ◆FaxflHSkao (ID: rtUefBQN)

 


 2018年の夏ごろから冬にかけて「藍色の宝石」というシリダクの短編集で執筆していました「ショタくんの反撃!」というハイテンションラブコメをリメイクしようと思ってこちらに移動してまいりました。
 普段シリアスなドロドロした恋愛ものばっかり書いている私ですが、この作品に限っては、脳みそ溶けてるんじゃねえかレベルの楽しい作品を目指しております。少しでも笑っていただけますように。



   ◆◇◆


 登場人物

三浦みうら純菜じゅんな
 ショタ好きのOL、25歳。ただただ煩い。
潮見しおみ
 純菜の同僚で趣味の合う良き理解者。下の名前はまだない。
嵯峨さが翔太しょうた
 純菜に好意を寄せる通称ショタくん。モデルをやっている。20歳。




 ≪ きろく ≫

 □ スレ立て日 2018,1/20
 □ ショタくんの反撃! 書き始め 2018,8/16
 □ ショタくんの反撃! 完結 2019,1/5
 □ ショタくんの反撃!! 書き始め 2020,5/15

Re: ショタくんの反撃!! ( No.6 )
日時: 2020/05/28 17:28
名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: /FmWkVBR)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

 こんにちは^^ 朱雀です。

 タイトルに惹かれてきました……
 月並みな表現しかできないのですが、めちゃくちゃ面白いです!! テイストががらりと変わって、「すごい、コメディだ……!」と感動しながら(?)読んでました笑 大人になったショタくん、反則です。そして同僚と推しを語りあえる純菜ちゃんが羨ましい笑
 続き楽しみにしてます^^

 それと余談ですが、先日私の小説にきてたスパム広告の削除依頼をしてくださって本当にありがとうございました><

Re: ショタくんの反撃!! ( No.7 )
日時: 2020/05/29 19:49
名前: 立花 ◆FaxflHSkao (ID: rtUefBQN)




 >>005

 あれ、ごめんなさい消えてる?
 お返事が遅くなってしまって申し訳ないです。続きも読んでくださってありがとうございます。
 ショタ可愛いですよね。私もお仕事で小さな子と接することがありますが、気まぐれなショタたちに振り回されながらも可愛いな、といつも癒されてます。
 コメントありがとうございました。お返事が遅くなってしまって申し訳ないです(; ・`д・´)

 >>006 (朱雀*@).゜.様

 お、お久しぶりでございます。こちらにもコメントありがとうございます。
 普段はシリアスめなお話ばっかり書いているので、息抜きにちょっと違うテイストのお話を書いてみました。
 可愛いと思ってた弟みたいな存在の子がカッコよくなって告白してきてくれるという少女漫画展開を、ショタじゃなきゃ無理、というパワーワードで断るといったラブコメになりました。趣味の合う同僚っていいですよね。潮見は個人的にお気に入りキャラクターなんですが、その割には下の名前を決めていなかったりします。
 ああああ、ありがとうございます。また気が向いた時に読んでいただけると嬉しいです。
 
 ひえええ恐縮です。勝手にしてしまって良かったのかな、と不安だったのでそう言っていただけて良かったです。私も朱雀さんの作品の更新を楽しみにさせていただいております。これからも頑張ってください(*'ω'*)

3 ( No.8 )
日時: 2020/05/31 00:46
名前: 立花 ◆FaxflHSkao (ID: rtUefBQN)

「あ、そういえばショタくんってモデルさんだったんだね。今日さあ会社の同僚に教えてもらって」

 ショタくんが当たり前のように私の家に帰ってくるようになって、洗濯物をたたみながらショタくんとこんな話をするようになった現状に何の違和感も抱かなくなった。慣れって怖い。

「え、待って。お姉ちゃん知らなかったの」
「ああ、結構人気なんだよって今日教えてもらった。私リアル関係にはちょっと疎くて」
「お姉ちゃんってあれだよね、なんていうか、オタクっていうか」
「あ、馬鹿にした!!!??? 私はショタが好きな普通のオフィスレディですぅ!」

 それを普通とは言わないよ、とショタくんから的確なツッコミを受け、私ははあとため息をつく。
 可愛いものが好きだ。尊くなるような、しんどくなるような、心を抉るほどの沼に落ちたジャンルが「ショタ」である。初めてショタくんに会ったとき、彼はまだ小学生で、いっつも私と一緒に学校に行くってランドセル背負ってパタパタと可愛い音を立てて駆けてくる。あの可愛さを、私は恋のようなものと錯覚してしまった。手に入れられない可愛いものを愛したくなった。私のショタ好きのきっかけはショタくんであり、ショタであったショタくんをいくら愛せても、大人になった彼を愛す自信は私には……。

「ねえ、私のことが好きって、ほんと?」
「ああ、ってかそれ何回言ったらわかってくれるの? 俺の気持ちは嘘偽りないよ」
「でもさ、私とショタくん何歳離れてるか知ってる?」
「歳の差とか今更関係ないじゃん。俺らもう大人だろ。なあ、いい加減俺のこと「男」としてみてよ」

 私の前髪をかきあげて、ゆっくりとショタくんが顔を近づける。まるでチューする距離まで顔が近づいて私は怖くなって目をつぶった。五秒経っても何も起こらなくて、私がゆっくり目を開けると、ショタくんは私の前にちょこんと座って悲しそうな顔をしていた。

「俺のこと、好きじゃない?」

 まるで子犬みたいな、あの幼き頃のショタくんを思い出させるようなその瞳に私の心臓はバクバクと脈打つ。

「す、好きじゃないことは、ない、けど」
「じゃあ、チューくらいさせてよ」

 むっと口をとがらせるショタくんは、二十歳の大人の男とか自分で言ってたくせにほんと子供みたいだ。ショタくんの大きな右手の手のひらが私の髪に優しく触れる。

「好きなんだよ、お姉ちゃん」

 どきどきする。こんなカッコいいショタくんに口説かれたら普通の女の子なら即落ちで、喜んで付き合ったりするんだろう。だけど、私はそうはなれない。私は推しの夢女子にはなれないから。

「ご、ごめんね。ショタくん」

 簡単に恋に落ちることができたら、きっと私もこんな罪悪感を抱かなくて済むのに。ショタくんの真剣な表情から目を逸らしたくて、私は部屋を出た。あの頃の可愛いショタくんなら、きっとひたすらに可愛いって愛せたのに。私は臆病者だ。恋愛ができない、弱虫だ。ショタくんの気持ちに応えることができないのに、きっとショタくんが別の誰かを好きになったら悲しくなるんだろう。ほんと、嫌な奴だ。

Re: ショタくんの反撃!! ( No.9 )
日時: 2020/06/01 18:32
名前: 柑橘檸檬 (ID: 58y6MThT)

いつも面白いです!私はショタくんに「好き」なんて言われたら即惚れちゃうかも...(笑)
コメント消してしまってすみません。誤字ってるところを直そうとしたら
削除を押してしまいました...馬鹿だなぁ自分。本当にごめんなさい。
続き楽しみにしてます!

Re: ショタくんの反撃!! ( No.10 )
日時: 2020/06/14 23:52
名前: 立花 ◆FaxflHSkao (ID: rtUefBQN)




 >>009 柑橘檸檬様


 いつもありがとうございます!!!!!!めちゃくちゃ励みになってます!!!!
 正直こんなに作品気に入ってもらえるの久しぶりで、ずっと仕事でバタバタしてたんですけどすごく元気出ました。
 私もたまに間違ってやっちゃうときあります。良かった、感想いただいてるやった!と思ったら消えちゃってたので何かあったのかなと思いまして。ショタ可愛いですよね、私も小さな子供に接客する機会がありますが、いろんなタイプの子がいてみてるだけで凄く癒されます(*'ω'*)
 いえいえ、謝らないでください。こちらこそ変に追及してしまって申し訳ないです。前回のコメントも喜んでたっていうことだけお伝えさせていただきますね。
 ちょっと時間が空きましたが、しばらくはもう少し定期的な更新ができそうなのでまた読んでいただけると嬉しいです。


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