コメディ・ライト小説(新)

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喧騒と静寂の唄
日時: 2021/10/03 12:46
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12899

喧騒けんそう静寂せいじゃくうた

こんにちは、坂蜻蛉です。
開いて頂きありがとうございます。
ここでは短編小説などを書いていこうと思います。

・これがデビュー作です!( ̄▽ ̄)
・感想言ってもらえたら凄く嬉しいです!
・たまにシリアスな場面も…
・キャラ画URL >>58

宇宙宛ての茶封筒 >>5-22
萌芽と共に薫風は、 >>30-66
言の葉フロンティア >>68

2021年1月14日閲覧1000回突破!
ありがとうございます。

来て下さった皆様、読んで下さった皆様に心より感謝致します。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.46 )
日時: 2020/12/26 09:01
名前: 厘音 (ID: hxRY1n6u)

おはようございます。
こんな朝っぱらからすいません。
やれる時間が...はい許してくださいお願いします。(うわー「。」多っ)
1日遅れていますが、メリークリスマス🎁小さい頃は私もサンタさん信じてましたけど、友達がですね「サンタクロースなんていないんだよ‼︎」って言ってましたねぇあと、そのあとほかの子が「子供の夢を壊すな‼︎」って言ってました。
はい!ではまたお話ししましょう(このままだと文が長くなるだけですから)(●´ω`●)

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.47 )
日時: 2021/04/01 07:38
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

クリスマスははかなかった…(・ω・´)<サンタハ居ルゾ!


あっという間に数日経って、三月になった。
段々暖かくなってきている。
「からす天狗」を検索していると、ある記事が目に留まる。
―――鴉天狗は天狗のモチーフとも言える、団扇を持っていて、それで飛ぶ事も出来ます。
団扇うちわ?そんな物滉芽持ってたっけ?

ふわっと風を感じて後ろを見ると、滉芽が居た。
「薫、鴉天狗のからすはこう書くんだ」
私のスマホを取って文字を入力していく。
でも何で慣れてんの…
『鴉天狗』
「牙に鳥だ」
満足そうに笑う滉芽の顔は太陽の光で照らされている。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.48 )
日時: 2021/04/15 07:36
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

「ねぇ滉芽。滉芽って団扇、持ってんの?」
数秒の静寂。この間におよその想定は出来た。
「俺は…」

ちゃんと話せるように、と連れて来られた樹の枝に座ると滉芽は喋り始めた。
「少し前からになるけれども…俺は鴉天狗になってからあまり経っていない。そして、なってすぐの頃に当てもなく歩いていると、この近くにある寺に辿り着いた。垣根の端から覗いて見ると住職の人が掃除をしていたんだ。」
徐々に滉芽の表情は曇っていく。
「そのまま戻ろうと思ったら見付けられた。お前は何だ、妖怪かと言われたからな、鴉天狗と答えたら捕まえられて…団扇を燃やされた。その後あの神社で神の使いとして暮らし始めたんだ。」

私はショックの余り黙り込んでしまった。
妖怪だからってそんな事しなくてもいいのに、と独り言を言う滉芽。
「でも飛ぶには羽の方が便利だし命を奪われなかっただけ良かったからな。そして人の時の記憶が無いのと、前にうろうろしてたのは一緒だ。奇跡だな、俺と薫は!」
オレンジ色になってきた日光が見える。
晴れていると清々しい、と改めて思う。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.49 )
日時: 2021/01/01 16:11
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

遅くなってしまいましたが、皆さんHappy new year!
只今絶賛ぐーたら中で御座います。
一昨日から縄跳びを始めましたが…ご想像にお任せしますw
面白い小説が書けるよう精進して参りますので、今年も宜しくお願いします。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.50 )
日時: 2021/03/06 22:27
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

あの日からよく滉芽に連れて来て貰う大木の枝。
そこから望む、並んだ桜の樹。
三月の初めの今はつぼみが大きくなる季節だ。
少し離れたここでもピンク色に染まってきているのが分かる。
世の中が新しい時代に向けて慌ただしく動いていても、変わる事無く生きている。
だから永い間植物は愛されて来たのだろう。

私と滉芽は妖怪。
陰陽師…の様な人に倒されない限り不死身の存在だ。
桜、植物を始めとした生物の儚さは無いが、それでも永久の命で生きていく。


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