コメディ・ライト小説(新)

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転生令嬢は平穏に過ごしたい
日時: 2021/12/20 00:50
名前: 鹿蜜柑 (ID: rI.z0PpX)

高校卒業後すぐに交通事故に遭った少女。
そんな彼女の人生はあまり恵まれたものではなかった。
家と学校で孤立し上手く行くことはなく
誰一人として彼女の心の内を知る者はいなかった
そんな彼女はどういう訳か転生した。
誰からの愛を感じる事なく、また新たに生を受けた彼女は
果たして愛され、又愛す事は出来るのか。

これは、ただ平穏に(ぐうたらして)生きたいと願い、
(周りも巻き込んで)波瀾な人生を送った女の話である。

※基本コメディです。恋愛はだいぶ後かと...

目次
プロローグ
1話>>01 2話>>02

第一章 【新たな世界で踏み出す一歩】
3話>>03 4話>>04 5話>>05
6話>>06 7話>>07 8話>>08
9話>>11

Re: 転生令嬢は平穏に過ごしたい ( No.9 )
日時: 2021/07/19 10:39
名前: りゅ (ID: B7nGYbP1)

とても素敵な文章ですね^^

また読み返したくなります。

小説の方頑張ってください!

Re: 転生令嬢は平穏に過ごしたい ( No.10 )
日時: 2021/07/19 19:09
名前: 鹿蜜柑 (ID: OVfZIdxh)

りゅ様
初めてコメントをいただけて、思わず二度見してしまいました。
とても嬉しくて胸をバクバクとさせながら返信を書いています。
更新頻度をあげて頑張って良い話を沢山書けたらなと思っています。
コメント本当にありがとうございました。

Re: 転生令嬢は平穏に過ごしたい ( No.11 )
日時: 2021/12/19 02:00
名前: 鹿蜜柑 (ID: rI.z0PpX)

私が1番気になっていた魔石について教えてくれるらしい。

「お嬢様が気になっていた魔石なんですが、これまたややこしいくてですね。
お嬢様よりも年齢が上でも難しい説明になると思うんですけど、
分からない事があったらベル先生に質問してくださいね?」
「うん。ありがとう。」

ちょっとベルがウキウキしている。
いや、ベルはいつもこんな感じなのだが。
あと、さらっと自分のことを先生と呼んでいる。

「えーと、魔石は魔素、あ、ごめんなさい。やっぱり魔素から説明しますね。」
「うん。」

魔素というものから説明した方が良いらしい。
私が何も知らないから一から説明するベルは大変なのだ。

「魔素は空気に含まれていて、場所により濃度が濃かったり薄かったりする様ですが、世界中の魔素の総量はいつも一定になっていると仮定されています。
どこから発生するかは分かっていませんが、森の奥深い場所は
濃度が濃いと言われていますよ。
魔素の説明はこんな所ですかね。こんな説明で大丈夫ですか?」
「うん。大丈夫だよ。ありがとう。」

私の想像としては地球に無かった元素的なものと思っている。
まあ、何となく理解出来ていれば大丈夫だろう。

「それで、今度こそ魔石の説明にしますね。
魔石は魔素の濃度が高い鉱山から採れます。
でも、中々魔石が採れる鉱山って無いんですよねー。
だから、平民の平均月収くらいのお値段がしちゃいます。」

平民の平均月収がいか程なのか知らないが、
それでも中々の値段がする事が分かる。

「結構高いんだね」
「そうなんですよ。しかも家庭用の魔石は2年もったら良い方で使えなくなるので
とてもコスパが悪いんですよ。
でも、あった方が格段に便利なので裕福な家庭には大体あります。」

高い上にすぐ使い物にならなくなるって...
だから裕福な家庭でしか使わないんだな。
納得だ。いちいち買ってられない。

「魔石ってどんな事が出来るの?」
「それは魔石の種類にもよりますね」
「へぇ、魔石にも色々種類があるんだ。」
「はい。大きく分けて魔石の種類は四つです。
火、水、風、土。この組分けは魔石以外にも使われます。
これを四大要素と呼びます。」

話を聞けば聞くほどファンタジーだ。
中々面白い。

「お嬢様が驚いていた氷ですが、あれは水の要素から変化した
氷の魔石を使って作りました。
あと、王宮では、蝋燭ではなく火の要素が変化した光の魔石で
部屋を明るくしています。」

四大要素から変化して色んな魔石があるというわけか。

「魔石の使い方ですが、専用の針みたいなもので傷をつけたら使えます。
最悪傷をつければ使えますね。すぐ故障しますけど。
こんなもんですかね、魔石の説明は。」
「ありがとう。だけど途中私3歳児だって事忘れてなかった?」
「ま、お嬢様は特別ですからねー
私だってもうちょっと簡単に説明出来なくも無いと...まぁ、思いませんねっ!」

清々しい笑顔ではっきりとベルは言った。
まあ、ベルらしいといえばベルらしい。

「それはそうと他には何をお聞きになりたいですか?」
「うーん、魔法ってある?」

こんなファンタジーの世界だ。
使えるんじゃ無いかな?と思う。

「ま、魔法ですか...。えーと、えーと、ですね...」

ベルは目がキョロキョロとして挙動不審になった。

「あ、魔法って無いんだね。」
「あぁ、お嬢様...私が不甲斐ないばかりに3歳にして
この世の現実を知ってしまうとは...」

ベルがシクシクとまるで演劇の女優かのように嘘泣きしている。
しかし、こんなファンタジーの世界だけど魔法は使えないのか...
ちょっと残念だなあ。

「あー、悲しーな。ベル、何か魔石みたいに面白い話ないの?」

棒読みでベルに少しわがままを言うような声で
話を振られたら少し困る話題を出した。

「えー、そうですね、あんまり面白いかは分からないですけど
魔獣とかは魔素や魔石と同じような話ですね。
聞きます?」
「え、聞きたい。」
「じゃあ、今度は魔獣のお話をしましょう。
ちゃんとベル先生の話を聞いて下さいね。」

ふふんと、鼻を鳴らしやはりベルはウキウキと
話し始めた。

Re: 転生令嬢は平穏に過ごしたい ( No.12 )
日時: 2021/12/19 10:57
名前: りゅ (ID: B7nGYbP1)

閲覧300突破!!おめでとうございます!
執筆頑張って下さい!( *´艸`)

Re: 転生令嬢は平穏に過ごしたい ( No.13 )
日時: 2021/12/19 12:10
名前: 鹿蜜柑 (ID: rI.z0PpX)

りゅ様
コメントありがとうございます。
更新がとても遅いのですが、
見てくださっている方が居ると、とても励みになります。
執筆頑張ります!!


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