コメディ・ライト小説(新)

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ソライロスコール
日時: 2023/01/18 22:55
名前: 緋彗 (ID: 5R9KQYNH)

ぼっちざろっく面白すぎだろ!!!
私もかつてはバンドを組んでました。ベースのあと、キーボードに異動しました。


投稿頻度いいの最初だけです

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Re: ソライロスコール ( No.7 )
日時: 2023/01/25 16:14
名前: 緋彗 (ID: 5R9KQYNH)

第6話「元メン」

8月に入っても茹だるような暑さは健在だった。というかむしろ暑くなってる。
そんな中、夏フェスに向けた練習はクーラーの効いた部屋で順調に進んでいた。
「サビ前のドラム、フィルインもっとやっていいよ」
「りょーかい!」
「それじゃ、そろそろ休憩にしようか」
基本的に僕が色々口を出すことが多い。
みんなに迷惑だと思われてないといいけど、みんな楽しそうだ。
「神田さん、お茶とジンジャエールどっちがいい?」
「それじゃあジンジャエールもらおうかな」
「じゃあ私コーラ」
「聖、コーラない」
「つっかえねーこのライブハウス」
えー言っちゃったよこの人。いくら幼馴染みの経営してる店だからって流石にヤバイでしょ。
そういえば今日は夏フェスに向けたライブがあるのだ。
「おーい、ちょっといいかー?」
「うぇいびっくりぃ!?」
琉歌さんがスタジオのドアを開け、高倉さんのツッコミどころ満載の驚き方を無視しながら喋る。
「今日お前らがトリだからな」
「...え?」
「お前らが最後だ」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!???」
普通に聞いてない。
いやまあ昨日琉歌さん飲みすぎてヤバかったもんな...。
「ほれプログラム」
「うわマジじゃん...」
プログラムに目を通していると、見たことのあるバンドが。
「ゆうれいさまって...」
「知ってるの?」
「まあ...前居たバンドっていうか」
「えぇ!?そうなのか!?」
驚くのも無理ない。だって言ってないから。過去に入ってたバンド名言ったって、今は関係のない話だから。
とはいえ、本番まで会わないといいけど。
「お前ら、そろそろ入れ替えだから片付けてな」
「いやーライブハウスとかさいっこうだなー!」
懐かしいような声。察しがつくまでそう時間などかからない。
「お、亜希帆!そのバンドのヘルプか?いつこっち戻ってくんだよ。急に連絡取れなくなって心配したんだぜ?」
やっぱり、知らないんだ。僕が抜け出したこと。
「あのー...神田ち...神田くんはうちのバンドの正式メンバーですが」
「え?」
「...」
「おい、冗談だよな?お前、うちのバンド辞めたのかよ...?」
空気が凍る。
もう、こんな場所に居たくなかった。だから走った。
「っ!」
「あ、待って!」
高倉さんの呼び掛けに反応せず、僕はひたすらに走った。
怖かった。あいつらになにされるか、みんなに何をするか怖かった。

「はぁ、はぁ...もう運動ダメなんだから走らせないでよ」
「...っ」
「神田ちゃん、ダメだよ急にどっか行っちゃうなんて」
高倉さんが隣に静かに座る。
「...なんで」
「ん?」
「なんで、僕ってこんな弱いんだろ」
生暖かい液体が頬を伝っていく。
泣いていることを知られたくないから、震える声と嗚咽を殺して顔をズボンにうずめた。
「...亜希帆くん、自分が弱いと思うのならそれは違う」
初めて下の名前で呼ばれて、少しだけ動揺する。
「君が来なかったら、今頃アベリアは解散してた。その危機を救ってくれたのは亜希帆くんなんだよ」
冷たくて柔らかな感触が髪の毛越しに伝わる。
「...僕は、もう一度っ...もう一度認めてもらいたかった...!」
「よく言った少年!さ、気が済むまで泣きな?傍に居るからさ」

「どうも!アベリアです!本日は、2曲やらせていただきます!それでは聴いてください、独りぼっちリバーブ」
公開はyoutubeではしていない新曲だ。だからこそ緊張する。
しかもサブボーカルに僕が抜擢されてしまったことも相まって、先ほどの涙が嘘のような感覚だ。
「ありがとうございました。続いては、夏夢ディストーションです」
4拍のカウントから、イントロのギターが鳴る。
キーボードがメロディのためか、南原さんはとても気持ち良さそうだ。
「やっぱ、夏って感じだな」
「ん?琉歌、ついに頭いった?」
「殺すぞ。神田くんの作る曲は、なんか爽やかでいて切ないなと」
「彼の作詞能力はもちろん、作曲能力まであるとなるともう最強だね」

ライブが終わり、それぞれのバンドが帰る準備をしている最中、僕らは夏フェスに向けた練習を始めた。
「亜希帆、俺らのバンドに戻ってくる気はねえか?」
「またですか。彼はもう、戻ることは___」
「頼む!お前が楽しそうなの見て、ベースも上手くて、そんな楽しさを俺らにも共有させてほしい!!」
頭を深々と下げ、頼まれる。
けれど、僕が言える答えはただひとつ。
「ごめん。僕にはアベリアがあるし、アベリアが大好きなんだ」
これだけ。ただこれだけ。


6話終了です
コメントがないです

Re: ソライロスコール ( No.8 )
日時: 2023/01/25 18:04
名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

こんにちは。
黒猫夜空です!
あの…迷惑だったら削除してよろしいです!
緋彗神様、明日から始めるカキコ番組で放送するインタビューに来ました!(といっても、ただのスレ)
質問に答えてください。
Qカキコをやってよかった、と思ったことはありますか?
Q現在書いている小説の内容を大まかに教えて下さい。
(番組で紹介させていただきます。)
ではでは。

Re: ソライロスコール ( No.9 )
日時: 2023/01/25 19:25
名前: 緋彗 (ID: 5R9KQYNH)

よかったこと
色んな人と繋がれることです

主人公である神田亜希帆は、中学の頃にバンドでベースを担当していた。
しかしある日、メンバーからの悪口を聞いてしまったため、音信不通に。
そのまま高校に進学し、何気ない日々を過ごしてきた。はずだった。
クラスメイトでクラスのマドンナ的存在の高倉薫子に助っ人をやってほしいと頼まれた。
渋々それを受け入れ、再びバンドでベースを弾く。
メンバーになってほしいと勧誘される亜希帆。

こんな感じで

Re: ソライロスコール ( No.10 )
日時: 2023/01/25 19:33
名前: 黒猫夜空 (ID: O.mDLNUw)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

こんにちは。
黒猫夜空です!
わかりました!
明日放送します。
ちなみに、このインタビューは1回のみで、1日1人しか放送されません。
1人目に緋彗神様を、私は選びました。
ぜひ番組スレの方もご覧ください。

Re: ソライロスコール ( No.11 )
日時: 2023/01/27 14:49
名前: 緋彗 (ID: mwHMOji8)

第7話「神田さん家」

夏フェスまで残り2週間となり、今日はBoxの定休日で家に一人で過ごしていた。
「あー...暑い...」
いくらクーラーが効いているとはいえ、横須賀の街は暑い。
今日の外気温は36℃、思考が淀むぐらいには暑い。
ピンポーン。
不意に鳴ったインターホンにすら、一瞬何の音か分からなかった。
「はーい...」
「よっ」
ドアを開けると、買い物袋を持った世那が立っていた。
「世那?なんで家に...」
「あとでみんなも来る」

「...」
「...」
うわー気まずー...。
あれから10分が経ち、誰も来ず、会話すらないこの状況で僕にどうしろと言うんだ!
「暑いね」
「うん」
え、終わりー?僕のトーク力皆無すぎん?
「なんかごめんね、つまらないでしょ」
「ううん、亜希帆が居るだけでいいよ」
ちょっと動揺してしまった。

「おっじゃっましまーす!!」
「聖、人ん家なんだからもっと静かに入ってよ」


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