コメディ・ライト小説(新)
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- 多重の図書館 eternal story
- 日時: 2023/08/19 09:59
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
多重の図書館の改良版です。エンディングを変えています。実はこの話、永遠に終わらない……!?!?
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完結注意報発令!八月二十日完結予定!!
一話 改>>01
二話>>02
三話>>03
四話>>04
五話>>05
六話>>06
七話>>07
八話>>08
九話 改>>09
十話>>10
十一話 改>>11
十二話 改>>12
十三話 大幅改変更>>13
十四話 大幅改変更>>14
改良ストーリーには改とついています。
利石屋・カラフル屋開店!も読んでみてね。もっと面白くなるよ!sendenjanaiyo
- Re: 多重の図書館 eternal story ( No.9 )
- 日時: 2023/02/25 19:17
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
九🔷すべての終わり
「これですべてが終わる彼らの目を見てみたい。絶望を味わう君たちはどうするのだろうか。新しい風が吹いている。仲間が一人いなくなったこの時にどうするのか気になるところだな。私の子供たち」
とうとうこの日が来た。一回図書館に行く。水晶以外が集まった。
「こんな時に何でいないんだ。隕石から一番近い水腫王の家に行くぞ。死ぬかはわからない。できることはやろう。僕たちにできることは、もう少ししかないんだ」
隕石が見える。空が赤く染まっている。なのにどうしてみんながこのように平凡に暮らしているのかはわからない。もうダメだ。あと二十分もないだろう。神様の仰せのままに……
と、その時。
「ごめんごめん遅くなっちゃった。今は説明してる場合じゃないが、俺たちは神だ。ハジマリの設計図みたいなやつに書いてあった。みんな名前にかかわる神なんだ。びっくりしすぎたよ。だから僕は水晶を操れて、少し経つと水になる。それを使って削って出てきたんだ」
じゃあ私は八雲、雲ってことか。でもそれじゃ全然役に立てない。炎煉君は炎っていうことか。
「一人一人の効果が薄くてもみんなと力を合わせれば、大きなものきなる。頑張ろう」
その時私はみんなでいるっていいということを今、気が付いた気がするんだ。
私はまず天候を雷にし、隕石を壊そうとした。幸多君は……何もしていない。ボーとしている。水晶君と炎煉君は炎と水(水晶)を使って壊そうとし、清作君は上から援護や観察をしていた。結構真面目らしい。木星ちゃんはみんなの回復。烏賊葉君は……頑張っていたけれど何をしているかは私にはまだわからない。
みんなが苦戦しているところにハジマリというやらが来た。幸多君と清作君、水晶が手を止めた。
すると、
「やっと出やがった。来るのが遅いんだよ。ハジマリ、お前の幻覚だろ。全て。俺からしたらバレバレだったぜ水晶。明らかに噓っぽいんだよ。ハジマリとお前、水晶が黒幕だ」
と幸多君と清作が言う。
「正解。お見事。俺は水、八雲は天気、烏賊葉は破壊つまり簡単に言うと爆弾みたいな感じかな。で、清作は建築でいろんなものを作れる。意外と強いと思うけどな。炎煉は炎、幸多は感情など、木星は自然だ」
と水晶が言う。
なるほど。烏賊葉君は反対から読んで破壊ってことか。だけれど幻覚だから壊せなかったってことか。
「そして私ハジマリはハジマリの神です。あなたたちの親だったと思っていたのは私です。あとあの招待状も。押されたと思ったでしょう。私が無理やり押したんです。皆さん神様同士、仲良く暮すためにちょっとしたドッキリゲームをしたんです」
「「はあああ」」
皆ため息をしている。疲れたようだ。
「なんで疲れているんですか?」
ハジマリは疑問に思ったらしい。実は頭悪いんじゃね?
- Re: 多重の図書館 eternal story ( No.10 )
- 日時: 2023/02/25 19:26
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
多重の図書館第二部
十一🔷多重の家での日々
零時
日本時間でいうと正午。意外とこんな時間に事件や事故が起きやすいんだ。私たちはいつも年中無休で、二十四時間毎日寝ずに、地球を助ける神様としての役目を果たしている。零時から四時まではみんな個室にいる。なんかあればアラームで知らされるからね。
五時
リビングルームで一日の活動や、やることを確認する。って言っても、ほとんどみんな遊んでいるけれど。
八時
小、中学生が登校する時間。誘拐や通り魔事件が、最近相次いでいるので、注意深く見る。監視ルームにほとんどみんないる。私たちは大体日本しか見ていない。国一つ一つに神様がちゃんといるから。
九時
高、大学生が登校する時間。ここでも誘拐や通り魔事件が、最近相次いでいるので、注意深く見る。
十二時
本日二回目の正午。昼ご飯の時間。神様はあまり眠くなったり、お腹が空かない。だからこの時間だけ食べるのさ。
十七時
すべての神様との会議の時間。ハジマリはどこの国でもない。始まりだから。ハジマリは日本が好きらしいからよくいるらしい。事件や事故のことや、楽しいことなどたくさん話す。会議というより、なんか集まる集会みたいな。そこまでつまんなくない。
十九時
会議が終わってひと段落といったところ自由時間。
という感じで日本を救って、とにかく遊ぶみたいな感じ。勘違いしないでほしいけれど私たちは何もかもできるとは限らない。ハジマリは何でもできることはない。っていうことを忘れないでね。
- Re: 多重の図書館 eternal story ( No.11 )
- 日時: 2023/02/26 21:07
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
十一🔷全人類救出作戦
嬉しい事に新しい神様が誕生しました。木星ちゃんと清作がなったので………まあ良かったこと。まあでも意外だよね。なんでだろう。何の神様かは一年たたないと分からないらしい。まだ生まれてきて少しなのに見た目は私たちと一緒。なんか友達とか家族が増えた感じ。まあそんなんだけれど。まあ木星ちゃんと清作は見習ったわ。これで情報が一つ増えた。
子供が生まれ早一ヶ月。またまた一大事。人間が戦争というものを生み出そうとしている。やばい。人間は何をやってるんだ。ウォアー連邦とピースフィヲードという国が戦争をしている。ウォアーから核爆弾やミサイル、ロケットなどが打ち上げられ、ピースフィヲードが被害を受けている。予測ではそのまますべての国に被害が起き、幻の第三次世界大戦が起きてしまう。ハジマリは子供を作るのにすごい力を使ったみたいで、もともとこれまでの事でいろいろとやばいらしい。あの最強のハジマリより強いものが地球に生まれそれを黒く染め、赤く染める馬鹿がいるということ。私たちは止める方法を早く見つけなければならない。これからの時程は十四時から二十時まで会議室で会議ということになった。こっちの奥義のハジマリが消えた今どうするかがカギとなる。予想されている第五次世界大戦えと化していく八月一日まで決めることだ。
「みんなでこの緑の地球を救うぞ!」
- Re: 多重の図書館 eternal story ( No.12 )
- 日時: 2023/02/26 21:07
- 名前: イカした烏賊 (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
十二🔷全人類救出作戦会議~2
(これからはどの人がどのセリフを言ったかは、セリフの(名前)内に書きます。これでいいよね。えっだめ?でもやるよ。登場人物多いし。そこまで多く無くねって思った?でもやるもんね【by日影と知らん人】ここ笑う所。笑わなかったやつ校庭……がないから僕の話読んで)※ネタです
「今はあっという間に新年一月一日になりました。今のところ何も方法も分かりません。ハジマリさんはおそらく少なくとも一年はないといけないでしょう。ここからどうするか皆さん出して」
と清作。
「あの、私達神の能力を全て知っておきたいです……」
と木星ちゃん。
「じゃあこのホワイトボードに書いて。まずアジアから……」
と水晶君が進行する。
みんながどんどん書いていく。ホワイトボードは清作作の四十メートルだ。
炎煉が
「とっまあこんな感じ適当に見ていって。言ってると切りが無い」
と言う。
「これをこうしてこうすれば……」
とたくさんの作戦をみんなで考えていった。
「ということで明日七月三十一日に以上の通りにやろう。頑張ろう!」
- Re: 多重の図書館 eternal story ( No.13 )
- 日時: 2023/08/19 10:03
- 名前: 日影@hikage (ID: viErlMEE)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode
最終回 十四🔷作戦決行ー裏切り
「始めよう。人類の終わりを、そして緑の世界の始まりを」
「あるものの始まりにはなにかの終わりがついている。そして何かの終わりにはあるものの始まりがつきまとっている」
来てしまった。七月二十九日。皆は清作の作った透明な足場(700cm²くらい)に立っている。今はハジマリが進行している。……まって清作と木星ちゃん、あとあの子供がいない。でもみんな気が付いていない。なんで。
「ねえ清作君と木星ちゃんと子供がいなくない?」
と声をかける。けれどみんなが反応しない。そこでハジマリが
「作戦開始!」
と言ったらみんなが飛んで行った。神は空を飛べる。その数秒後みんなが墜落していった。制御ができないかのように。残ったのは私とハジマリ、どこにいるかわからない木星ちゃんと清作君と子供だけ。地面にみんなが突き落とされた。生きているか確認できない。自分たちの能力が発揮しない。
「みんなをどうしたらいいの。力が使えない。使えたとしても何も役に立てない」
「私も何もできない。こんなものあったけ」
そこにはお茶が置いてあった。私とハジマリは治るかもしれないと飲んだ。
「ねえなんか眠くなってきてない?」
私は
「うん」
と答える。
「よかったねえ。もう君たちは何も役に立たない人間だ。永遠の眠りの味を味わっておいで」
そして激痛と強烈な眠気が走ってきた。お茶はハジマリの仕業だった。
「痛い……眠い……何をした…の……」
「よし。うまくいっている。協力ありがとう。ハジマリ」
「陰キャごっこ疲れた~」
意識が戻って寝たふり状態なんですけれど、どういうこと、これ。とにかくやばいってことは把握。陰キャごっこって何。私達をだましてたの?私はどうしたらいいの。私は力が出ない。出ても何もできない。
「えっあれ何。こっちに飛んでくる。変な物体は」
こっちにミサイルみたいなのが飛んできている。どうしたらいいの。このままだと……
こんな時ふと、私は今記憶を思い出した。俺は私ではなく僕だ。たくさんの色があるきれいな葉っぱ。ここの魂がもう一回あの異世界に行くことになるだろう。おそらくあれは敵軍の対神用の毒ガス。…でもあれもふり。
「わかってんだよ。おいシディ。じゃなくて幸多。おまえだろ。落ちたふりなんてして」
と言った。
「何のこと。っていうか起きていたの」
木星が言った。
「そんなことしても無駄だぞ。俺がこいつらの首を絞めて殺してやってもいいんだからな」
「そんなのできるわけ…」
木星の首に手の跡ができた。
「おい何をする」
「本性明かしたら止めてやってもいいけれど。まさかこんなことをしているとはなシディ」
幸多は両手を挙げた。
「なにかはわからいがやめてくれ。すまなかった。この通りだ」
僕は言う。
「自分はシディということ以外に隠していることがあるよな。お前は幸せの神ではない。僕が幸せであってほしかった幻の神だ」
「君はすごいね。私は今やったことに後悔している。だから今ここから飛び降りるよ」
とハジマリが言った。
そんなことさせてたまるか!
自分の隣に現れたのは何でもない僕たちのような神。氷と雷の神。林 凛だった。
その後悪さをした四人の足を氷で固めそれを僕が能力で持った。
僕の能力は天気を操れるではなくものを操れるだ。
ではなぜさっき首を操れたのか。いや正しく言うと清作が作った透明な足場だ。あれを自由に手の形にした。力を入れるために氷で冷やした。あれは冷えると縮まる性質があるかと思って一か八かやってみた。可能性はあった。あれは人形で使われていた性質だったのだ。人形は着色剤を使ってできていたと思った。触った感じ同じだったからだ。
なぜ幸多がいるのか。それはあの子供。あれは人形のようなもので受け身をとるためのハジマリが作った道具。そこから自分が落ちそうな魂のない方をハジマリに取ってもらい同じように魂を移住させたから。
落ちた人たちは落ちている速度ときょりを考えて凛にいつつくのか計算してもらい、落ちかけ寸前で能力で持ち上げた。だから安全。
これにて落着、だと思っていた。走馬灯が流れるまでは。ミサイルは本物だったのだ。対能力者用の秘密兵器だったのだ。こんな所で死ぬわけにはいかない。けれどもう仕方ない。次世代のクローンに任せるか。僕の記憶はどうなっているか知らないけれど。なにせ、死んだ人は生き返らないからな。
誰が生き残っているか。それはまたいつか。わかることになるだろう。
こうして神の幕は閉じた。
けれどこれから新しい幕は誕生する。
この戦争が終わるのは何十年後なのだろうか。いや、何百年、何千年後の話になるのかもしれない。
神より強き、神が滅びるときまで。