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残りわずかの命を、君へ。
日時: 2008/09/15 15:23
名前: はぴゅー (ID: bTQW6E54)
参照: http://にゃおーん☆

私の命は、あとちょっとしかありません。
だから、この残りの命を君に
君だけに———…



    ささげます。





   3月24日 寒那



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始めまして〜(^−^)
はぴゅーです。
コメディ・ライト小説からお引越し〜してきました。
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Re: 残りわずかの命を、君へ。 ( No.1 )
日時: 2008/09/15 15:25
名前: はぴゅー (ID: bTQW6E54)
参照: http://にゃおーん☆

—小学生の時—

母も
父も
嫌いだった。
でも その時
寒那が「手」を
差し伸べてくれた。

————————————————————————

母は毎晩毎晩、男と遊んで朝帰り。
父はヤクザみたいに怖い人。

1年生になった時、友達なんていなかった。

参観日にも来てくれない両親。
不思議に思ったクラスのボスは、
ボクの家までついてきて、両親を見た。
ボクの両親を知られてしまった。

次の日、クラス中で評判になった。

何が、って?

ボクの両親のことを知ったボスたちは、
ボクの事を徹底的にこらしめた。

<参観日にも来てくれないなんて、
 かわいそうだなあ、お前>

<家だってぼろぼろだしなっ>

毎日毎日、傷だらけであざだらけで帰ってきたのに
両親は無関心だった。

Re: 残りわずかの命を、君へ。 ( No.2 )
日時: 2008/09/15 15:26
名前: はぴゅー (ID: bTQW6E54)
参照: http://にゃおーん☆

—小学生の時— 

教室のドアを開けるといろいろ飛んでくる。
ふでばことかランドセルとか。
ひどい時にはゴミ箱とか。

もう数え切れないくらいイヤガラセをされた。
パニックを起こしそうにもなった。
春が過ぎ、夏も終わり、赤い葉っぱも落ちた。
みんなマフラーとかジャンパーとか着込んでいた。
ボクだけが薄着だった。

<え〜! お前ジャンパー着てないのか!?>

<マフラーもしてないんだ? かしてやろうかぁ>

男子も女子も関係なくボクをいじめた。

そしてまた、桜が咲いた。
可愛らしい1年生が入学し、
6年生は中学へと旅立った。

そしてボクは2年生になり…


———運命のクラス分けの時になった。


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