ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

「超能力者」—僕の力— 第6話UP
日時: 2009/09/20 08:40
名前: *銀* (ID: ia9Umcvq)

えー、なんか、ノリで作っちゃった!!(笑)

アハハ☆

ま、こんな俺だけどヨロシクねェ!(作者は女です)

「紅屋」—クレナイヤ—

   ↑も更新してますのでヨロシク^^

—☆登場人物☆—

主人公 鈴本 粉雪 suzumoto koyuki 16歳

     火気夜 翔 kakiya syou  16歳

 まだまだ増える!・・・・と思う



—◇お客様◇—

◇ソラ様◇ ◇空雲 海様◇ ◇冬宮準様◇

◇チェリー様◇ ◇百世様◇


—♯目次♯—

>>1 プロローグ

>>2 第1話「出会い」

>>7 第2話「仲良くする」

>>8 第3話「親友」

>>16 第4話「意外な事」

>>20 第5話「運命が変わった日」

>>27 第6話「槌田の話」

Page:1 2 3 4 5 6



Re: 「超能力者」—僕の力— 第3話UP ( No.16 )
日時: 2009/08/29 18:58
名前: *銀* (ID: ia9Umcvq)

第4話「意外な事」

「え、え、え〜!?」

僕は意外な事実にあたふたとした。

僕以外にも、超能力者がいるのは知ってたけど、まさ

か翔。!?

「そんなに驚く事かぁ?」

「あ、当たり前だろ!超能力者なんてそうそういるわ

けないだろ?」

翔はふ〜ん、という顔をすると、また弁当を食べだし

た。

「おい・・・・」

僕はため息をつくと、翔と同じように弁当を食べよう

とした。すると、一つの疑問がうかんだ。

「あのさ、翔はどういう能力なんだ?」

「俺?俺は、”闇”だよ」

からあげを一口で食べながら言った。

「こんな感じ。・・・・・闇よ、万物を破壊せよ」

翔の右手から小さな黒い、ピストルのような弾がいく

つも現れると、さっき倒れた机に向かって弾き飛ん

だ。

「おお・・・・」

僕は感心すると机に近づいた。見事に蜂の巣のような

穴が開いている。

「すごいな」

翔のほうを向くと言った。しかし、なぜか悲しげな顔

をしていた。

「翔・・・?」

「あ、なんでもねぇよ!悪いな」

翔は無理やり笑うと弁当をたいらげた。僕は翔のさっ

きの表情が気になった。

なんであんな顔を・・・。?

しかし、その考えを打ち消すと僕も弁当をたいらげ

た。そして、また翔と笑いあった。









この時、この僕の不安は近いうちに当たるとも知らず

に—————。

Re: 「超能力者」—僕の力— 第3話UP ( No.17 )
日時: 2009/08/29 19:42
名前: チェリー (ID: YsvlUcO/)

・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・翔め・・

Re: 「超能力者」—僕の力— 第3話UP ( No.18 )
日時: 2009/08/29 20:14
名前: 百世 ◆YZgpCc4n/Q (ID: E0cJIekf)

初めまして。百世です。

ぅわー!!!
めちゃくちゃ、おもしろいですね!!
続きが気になりますーッ!!
頑張ってください!

Re: 「超能力者」—僕の力— 第3話UP ( No.19 )
日時: 2009/08/30 19:18
名前: *銀* (ID: 1HizU38M)

>>17 え、なに?なんなの?


>>18 コメありがとうございます^^

   はい、頑張ります!

Re: 「超能力者」—僕の力— 第4話UP ( No.20 )
日時: 2009/09/01 19:34
名前: *銀* (ID: 1HizU38M)

第5話「運命が変わった日」

次の日。今は朝のHRの最中。僕はいつものように窓

の外を眺めていた。

担任の槌田が今日の予定、学習について話している。

その言葉も耳に入らず、ボーっとしていると、こんな

言葉が聞こえた。

「えー、最後になりますが今日の放課後、火気夜翔君

と、鈴本粉雪さんは残ってください」

「は?」

僕は思わず声を出した。しかし、この声は僕一人だけ

ではなく、翔もだった。

「じゃ、以上です!」

槌田は天使の微笑みをした。教室中に黄色い声が上が

る。

・・・アホか。

そう思う僕を除いて。翔がクルリとこっちを向いた。

「俺ら、なんかした?」

ほとんどめんどくさそうな声だ。その気持ちはよく

分かったが。

「さあな・・・」

僕は上の空で返事を返した。










放課後になった。もう外は夕焼けに包まれている。

校庭では野球部の掛け声や、サッカー部のホイッスル

の音が響いていた。

「遅れてごめんねー」

ガラリという音と供に、教室に入ってくると槌田は微

笑みながら謝った。

「で、なんすか?」

翔はあくび混じりに言った。槌田は言った。

「君達、超能力者だろ?」

ガタンッ。!座っていた椅子に翔は滑り落ちた。空気

が一瞬にしてほのぼのとしたものから、緊迫したもの

になった。

「なにを言ってるんですか、先生」

僕は焦りを隠しながら言った。

「そ、そうっすよ!」

翔も追い討ちをかける。

「ん〜、ちょっとここはうるさいね」

槌田は二人の言葉を無視すると言った。そして手を前

に出した。

「無音ノ世界【サイレンス・ワールド】」

そう言った瞬間、さっきまで聞こえてきた音が全て聞

こえなくなった。まるで鼓膜がおかしくなったようだ

った。

「えっ!?」

「どっ、どういう事だよ?」

僕と翔はそれぞれの驚きの声を上げた。

「これが、僕の力ですよ。あなた方が”光”、”闇”

というように、僕は”音”が能力なんですよ」

槌田はニコニコしながら言った。口が開けっ放しの

僕達になにも言わず。

「なんで、僕達の能力を知ってるんだ・・・?」

僕は不思議に思い、聞いた。

「僕の話を聞いていませんでしたか?僕は”音”を操

るんですよ。あなた方の話なんて聞こえていますよ」

槌田はフッと笑みをこぼした。どこか、馬鹿にしてい

るように聞こえる。

「では、本題に入りますか!」

槌田は真面目な顔をした。






なんで、この時、僕は放課後このクラスに残ってしま

ったのだろう。これから、辛く、たくさんの涙を流す

ことになるのも知らずに。この時から、僕の運命は、

変わり始めてしまったんだ———————。


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。