ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Who is she? 完結!
- 日時: 2009/11/07 17:54
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: WVvT30No)
初めまして!こんにちわ!紅葉です。クレハ、と読みます!
この物語は仮想19世紀末のヨーロッパを舞台にした物語です。
読んでくれると嬉しいです。コメントは超嬉しいです!!
『作者・紅葉(クレハ)』 『性別・女』 『学年・中2』
お客さま♪
えり様 燐様 苓様 RADELLE03 様
- Re: Who is she? ( No.1 )
- 日時: 2009/08/30 16:19
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: 4CQlOYn7)
第0話 ハジマリ
どうして?何故?嘘でしょう?
平衡感覚がなくなった気がした。立ってられない。
「彼女」は私の全てを見抜いていたのだ。
「彼女」はニヤリ、と不気味に笑った。
そして氷のような冷たい声で私への罰を言い放つ。
それはまるで、悪魔のような、残酷な罰。
「人間って愚かよねぇ?ね、貴方。ちょっと・・・」
それから「彼女」はどうしただろう?
そこで意識が途切れてしまったから分からない。
いや、意識が途切れたんじゃない。
私は永遠の眠りについてしまったのだ。
- Re: Who is she? ( No.2 )
- 日時: 2009/08/30 16:40
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: 4CQlOYn7)
第1話 真っ白な事件
「これで何人目かな?最近この事件多いよね〜」
新聞を読みながら、オレンジジュースを飲む。
今日の新聞には大きな文字でこう書いてある・・・
『謎の死!これで12人目?!』
最近、この事件が有名である。謎が多い、ということで。
「ちょっと、シルヴァ?新聞読んでないで!もう!」
シルヴァ、と呼ばれた少女は顔を上げた。
肩にかかるくらいの金髪に薄い青色の瞳をしている。
シルヴァ・ウォーカー、が彼女の名前。
「あはは。だってさ、気にならない?ロッティは?」
「その事件のこと?まぁ・・・少しは気になるわ」
シルヴァはニコ、と笑った。
ロッティと呼ばれた少女は嫌な予感がした。
シャロン・アリアロスが彼女の名前。ロッティはあだ名である。
「ロッティも気になるんでしょ?この事件の真実が!」
「・・・まぁ、ね」
「じゃあ!私が解明してやるから!!」
それが、悲劇の始まりでした。
- Re: Who is she? ( No.3 )
- 日時: 2009/08/30 16:46
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: 4CQlOYn7)
【登場人物】
□シルヴァ・ウォーカー 15歳
この物語の主人公。肩にかかるくらいの金髪に薄い青色の瞳。
幼馴染のロッティとは2人暮らしをしている。
好奇心旺盛。まるで子供のような性格。
□シャロン・アリアロス 15歳
ふんわりした長い茶髪に、緑の瞳。ロッティはあだ名。
幼馴染のシルヴァとは2人暮らしをしている。
しっかり者。シルヴァのお母さん的存在。
- Re: Who is she? ( No.4 )
- 日時: 2009/08/31 21:00
- 名前: 紅葉 ◆YZgpCc4n/Q (ID: a32fGRWE)
第2話 噂の事件
さて。シルヴァが興味を持った「事件」とは、どんな事件だと思いますか?
その事件は「真っ白な事件」と名づけられています。
「真っ白な事件」
道の真ん中で、人が倒れている。その人は死んでいる。
しかし。その死因が分からないのだ!
目だった外傷はナシ。血も流れてない。無傷。
そして、その死体の近くには・・・真っ赤な薔薇が置いてあるのだ。
まるで、その薔薇が血を吸ったかのように・・・
「真っ白な事件」の死者は12名。
え?どうして「真っ白な事件」っていうか?
それはね・・・犯人の手がかりがないからよ。
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