ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- black pokar -闇のトランプ-
- 日時: 2009/11/10 20:46
- 名前: 黄乃 ◆0Ku9b/S5Cs (ID: Qf.vQnPb)
- 参照: 呪 わ れ た サ ー カ ス へ よ う こ そ
はじめまして w
黄乃といいます ^^
※注意
*初心者なので、下手です ;
*殺人の話なのでちょっとグロいかもです
*荒らしは回れ右で退場を願います ^p^
以上です。
注意を了承の上で、いいよ、
とゆう心優しい方は
どうぞ読んでいってくださいませ ★
black pokar start...
>>001 prologue
>>008 member
>>009 -01 it`s like a comedy -喜劇の再演-
>>015 -02 misanthropy -誰を信じればいい?-
>>020 -03 killer game -狂った人々-
>>021 -04 disappear -消失-
>>022 -05 marionette -操り人形-
>>023 -06 death -被害者-
>>027 -07 guilt -罪悪感-
>>028 -08 close -秘密-
>>031 -09 conclave -懐疑-
>>032 -10 past -過去-
- Re: black pokar -闇のトランプ- ( No.28 )
- 日時: 2009/11/02 21:13
- 名前: 黄乃 (ID: Qf.vQnPb)
- 参照: 呪 い の サ ー カ ス へ よ う こ そ
-08 close -秘密-
“秘密を知ったら死ぬ”
って話よくあるだろ?
ほら、小説とかドラマでさ。
本当にあるわけないって思ってたのに…
死んだ。
*
朱龍は犯人に殺された。
…俺と蝶姫が話していたことを聞いてしまったせい?
亥竜は蝶姫に殺された。
…虎雀が秘密をおしえたせい?
蝶姫は犯人に操られてそのあと罪悪感から自殺。
…俺が秘密をばらしたせい?
朱龍が死んだのも、
蝶姫が自殺したのだって俺のせいだろ?
亥竜が蝶姫に殺されたのだって
俺が蝶姫に秘密をばらしたからだろ?
…全部俺が悪いのに。
悪いのは俺なんだろ!?
だったら俺を殺せよ。
誰だよ犯人!
関係ないやつ巻き込みやがって…っ!
何 で 俺 、 生 き て ん の ?
「黄音…あんまり自分を責めないで?」
虎雀は優しい言葉をかけてくれるけど、
それは全部嘘なんじゃないのか?
みんな本当は俺が悪いと思ってるんじゃないのか?
怖い。
俺は孤独だ。
…ああ、どうしよう。
誰を信じればいい?
もう誰も信用できない。
- Re: black pokar -闇のトランプ- ( No.29 )
- 日時: 2009/11/03 13:01
- 名前: NOAH ◆p5CHNX570g (ID: RGCZI60V)
おぉぉ!やっと更新しましたか!
こっちのはまだまだかかりそうです……。
ふへぇ〜〜………。
- Re: black pokar -闇のトランプ- ( No.30 )
- 日時: 2009/11/04 19:53
- 名前: 黄乃 (ID: Qf.vQnPb)
- 参照: 呪 い の サ ー カ ス へ よ う こ そ
〒 NOAH
やっと更新できましたよ ^^
でもうつのたいへんなのでしばらく放置します←嘘です、すいません
- Re: black pokar -闇のトランプ- ( No.31 )
- 日時: 2009/11/10 20:43
- 名前: 黄乃 (ID: Qf.vQnPb)
- 参照: 呪 い の サ ー カ ス へ よ う こ そ
-09 conclave -懐疑-
今このサーカスのことを
一番理解しているのは黄音だろう。
みんなを集めて会議を開こう。
秘密会議だ。
*
「みんなを集めたのはほかでもない、あの3人についてだ」
俺はサーカス団員全員を集めて
黄音から話を聞くことにした。
「一番この殺人について理解できているのは黄音だ。
黄音、全部話してくれないか?」
黄音は俯いたまま何も言わない。
「黄音…話してくれないと犯人をつかまえられない」
「死んじゃうんですよ?秘密を知ったら死ぬんだ」
やっと口を開いた黄音はよくわからないことをいった。
「みんな死にたくないだろ?だから話すことなんでできない」
死ぬのは俺たちだけで十分だ、と付け加えて
黄音はまた俯いた。
「俺たち…?まだ他にもいるのか?」
「僕です、座長」
そう言ったのは虎雀だった。
「僕が黄音に話したんです。きっと僕が悪いんです」
虎雀もそう言って俯いた。
「お前たちだけが死のリスクを背負っているなんで辛い…
頼む、話してくれ」
俺はそう言ったが2人は何も言わなかった。
「死んでも俺を恨みませんか…?」
しばらくして黄音がそう言って俺を見つめた。
「もちろんだ」
黄音は息を吐き出して話し出した。
「殺人鬼がサーカスの中にいる。それを知ったら死ぬ。
それだけです」
みんながざわついた。
“殺人鬼”と言う言葉におびえたのか。
「あーあ。俺たち全員殺人鬼に殺されちゃうよ」
黄音の目は冷め切っていて
“誰も信じるな”
と言っているようだった。
- Re: black pokar -闇のトランプ- ( No.32 )
- 日時: 2009/11/10 20:44
- 名前: 黄乃 (ID: Qf.vQnPb)
- 参照: 呪 い の サ ー カ ス へ よ う こ そ
-10 past -過去-
あの時の悲劇をもう二度と
繰り返してはならないのです。
私は食い止めてみせる。
*
今から10年前の話だ。
とあるサーカス団の中の団員が
次々と殺されていった。
そのサーカス団の名は…
“Lie a Laugh circus”
今、連続殺人事件が起こっている
サーカス団とまったく同じ名前。
私たちがいるサーカス団は昔も存在した。
そして同じ事件が起こっていた。
10年前の犯人、殺人鬼はそのときの座長だった。
忘れようとしていたせいなのか、
名前はおろか、顔も思い出せない。
私はその時の戦いで左目を斬られたのだ。
「×××(殺人鬼の名前だ)!
なぜこんなことをそたのですか!?」
「黙れアシェル!お前に言っても何にもならん!」
「あなたを慕っていた団員を殺して…どうしてですか!」
「黙れと言っている!お前も殺されるのだから
知っても意味などない!」
…刺し違えてでもコイツを殺さないと
世界が大変なことになる。
私はそう思った。
やつの剣は私の左目を斬った。
私の剣はやつの心臓を貫いた。
「×××(殺人鬼の名前だ)…
あなたを殺したくなかった…」
私が早く気づいていれば
他のみんなは殺されずにすんだのに。
「後悔だらけですよ…」
この悲劇がまた起ころうとしている。
もう3人も犠牲になった。
…10年前とまったく同じ方法で、だ。
犯人の目星はつけてある。
早急にあいつを…
「虎雀をつかまえないといけません…」
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