ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

光求戦争火
日時: 2009/10/09 09:57
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

「光」を求めて————。

◆ご挨拶
リクの方でSHAKUSHA様にネタ提供をしてもらい、小説を作ることになりました。羽夜です。
私は、SHAKUSHA様より遥かに下です。文才なんて無いに等しいですよ? それを踏まえてお読み下さい。
◇Rule
・荒らし・クレーム・パクリその他もろもろ禁止。
・あまりにも酷く雑談化した場合ロックします。
・アドバイスはいつでもこーい←
・感想欲しいです!下手でも上手でも何でもカモン!
◆目次
序章◆>>1
登場人物■ミアンとその仲間達>>2 神族と魔族>>3
解説用語■神・魔族・人間>>5 魔法>>6
戦争開始編■>>20

Page:1 2 3 4



Re: 光求戦争火 ( No.6 )
日時: 2009/09/22 16:14
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

解説用語■魔法

三種族が体術と並ぶほどによく使うもの。ここでは“ブック”と呼ばれる、特殊なインクで魔方陣を描いた紙を使って発動する。ちなみに、地面に魔方陣を書いてそれに力を与えても一応の所は発動する。
この際、魔法を展開する(紡ぐとも言う)ためには「展開」、発動する為には「発動」と声に出さなければならない。
ちなみに、展開した時のことを「発動待機状態」といい、ブックに書かれた魔方陣が特定の色を発する。
魔法の種類(「」は発動待機状態にあるときの光の色)
火炎(炎に関する事物を起こす 「赤」)
水(水に関する事物を起こす 「水青」)
風(風に関する事物を起こす 「青」)
地(地に関する事物を起こす 「茶」)
雷撃(雷を呼び出したり、電磁波で重力場を呼び起こしたりする 「緑」)
光(光を呼び出す 「白」)
闇(闇を呼び出す 「黒」)
練成(物の状態変化や物質の抽出を起こす 「銀」)
爆裂(ものを爆裂させたり、爆風をおこしたりする「黄」)
召喚(特殊な世界に封じられている、特殊なイキモノを呼び出す 「銀灰」)
防御(自分の身を守る 「橙」)
飛翔(空を飛ぶ 「青」)
治癒(対象の怪我や病の回復力を高める 「青緑」)
鎮静(苦痛に感じることを鎮めさせる 「浅葱」)
変身(対象の体を全く別のものに変異させる 「灰」)
数法(物の起こる確率を操作し、得意現象を引き起こす 「白青」)
転送(対象を別の場所に移動させる 「白」)
呪毒(毒をつくりだし、対象を攻撃する 「青紫」)
解毒(毒や薬の威力を弱める 「紫」)
開錠(封じられた鍵を開ける 「赤紫」)
封錠(開けられた鍵を閉じる 「赤」)

以上。
それぞれ「高位」「中位」「低位」というレベルがあり、力の強いものほど高位の魔法を使えるようになる。
高位の魔法は大量の力を必要とする代わりに凄まじい威力がある。
中位は程ほどの力と威力。
低位は片手間に発動できるものの、ただ照らすだけだったり威力が低かったり。


SHAKUSHA様、ありがとうございました。

Re: 光求戦争火 ( No.7 )
日時: 2009/09/22 16:16
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

たきばね様>
ああ、お客様いらっしゃってましたか^^
うーん、そう読むと思いますよ←
題名をくださったのもSHAKUSHA様ですし・・・・・・序章はやりましたよ?

内容が気になる・・・ですか。ありがとうございます^^

Re: 光求戦争火 ( No.8 )
日時: 2009/09/22 16:26
名前: SHAKUSYA ◆4u6r4NXrpE (ID: jYd9GNP4)
参照: 光求戦争火 →「こうきゅうせんそうか」と読みます。

ひょー、とうとうきましたか。
ちょっと、これは楽しみですね^^
頑張ってください。

Re: 光求戦争火 ( No.9 )
日時: 2009/09/22 16:30
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

SHAKUSHA様>
とうとう来ちゃいましたよ;
はい、期待を裏切ると思いますけど頑張ります←

Re: 光求戦争火 ( No.10 )
日時: 2009/09/22 17:23
名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)

戦争開始編■Part1

この世界には、神族、魔族、それから人間が居た。神が全てを統合し、魔が全てを破壊し、人はそれの均衡を保つ役目を定められていた。
そんな平和な世界が狂ったのは、ミアン・フェルル・クレイアリと言う少女が生まれた時からなのかもしれない。何故ならミアンは、神族、魔族、人間全ての血を持っているからだ。その強大な力を求め、世界の全ては対立する。そこで、戦争は起きた——。


「うわああああっ!! イタッ・・・・・・」

今転んで声を出した人物は、ミアン・フェルル・クレイアリだ。今は7歳と言う年齢でとても幼い。本当に、強大な力があるのかを疑ってしまう。転んだのが痛かったのか、ミアンは少し涙ぐむ。だが、ミアンは、

「泣かない・・・・・・!!」

と我慢して言う。戦争が始まったあの日、絶対に泣かないと決めたからだろう。「逃げて、逃げて、逃げ切って。それで、何を見ても泣かないで」ミアンの母にそう言われて決心した。絶対に泣かない、と。すると、12歳か13歳位で、茶髪の碧眼の男性がミアンに声を掛けてきた。

「ん? お前・・・・・・」
「誰? あなた」
「おれか? おれは、アレイ・クラ・レオゴル。アレイとでも呼んでくれ。12歳だ。お前は?」
「わたしは、ミアン。ミアン・フェルル・クレイアリ。7歳」

と、2人はお互いに自己紹介をし、暫く座って話し合っていた。
アレイの服装は、黒のTシャツに、焦げ茶のジャケットを羽織り、Gパンを履いている。Gパンには、ベルトで棒を止めている。焦げ茶のジャケットは、買ったばかりの様で、まだまだ新しい。これがどんどん汚れていくのは、わたしの所為なんだ。と思うミアンは暫く黙ってしまった。

「お前の所為じゃない。お前の強大な力を求めて世界が狂っただけだ」

と、アレイが慰める様に言った。ミアンはその言葉に反応して、泣いてる顔を上げた。

「・・・・・・本当?」
「なっ、泣かないでくれ! 俺が困るだろ!?」
「うわあああああん!!」
「ああああーッ・・・・・・!」

と言いながらも、アレイはミアンの頭をクシャクシャと撫でる。暫くこうしてると、大泣きしていたミアンは、泣き止んできた。すると、ミアンが、

「その棒・・・・・・何かするの?」
「ん、嗚呼。棒術を習っててな。お前、やるか?」
「う、うん!! やる!」

と、ミアンは緊張しながらも大きな声で言った。すると、アレイが棒をミアンの前に置いた。

「え・・・・・・?」
「え・・・・・・ってお前、棒術習うんだろ? さっさとやるぞ」
「う、うん。分かった」

とミアンは戸惑いながらも、自分の前に置かれた棒を取る。

「さ、やるか!」

アレイは気合を入れてそう言った。教える気満々で。

Fin


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。