ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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光求戦争火
日時: 2009/10/09 09:57
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

「光」を求めて————。

◆ご挨拶
リクの方でSHAKUSHA様にネタ提供をしてもらい、小説を作ることになりました。羽夜です。
私は、SHAKUSHA様より遥かに下です。文才なんて無いに等しいですよ? それを踏まえてお読み下さい。
◇Rule
・荒らし・クレーム・パクリその他もろもろ禁止。
・あまりにも酷く雑談化した場合ロックします。
・アドバイスはいつでもこーい←
・感想欲しいです!下手でも上手でも何でもカモン!
◆目次
序章◆>>1
登場人物■ミアンとその仲間達>>2 神族と魔族>>3
解説用語■神・魔族・人間>>5 魔法>>6
戦争開始編■>>20

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Re: 光求戦争火 ( No.1 )
日時: 2009/09/22 16:02
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

◆序章

「泣かない。絶対泣かない」

目元は泣いた後の様に腫れているが、そう決心した一人の少女が居た。
少女は、6か7歳くらいの背丈で、丸っこい顔立ちに、ふわふわとした金色の長髪に、目は海の様な澄んだ青色。服はクリーム色で、少しブカブカのセーターと膝下5センチ程の紅色のスカート。セーターも、スカートも、汚れている。靴は使い古した茶色のブーツ。
戦争が起きなければ、まだまだ綺麗なセーターとスカートだったのに。ブーツもまだまだ使えた筈。

だけど、そんな事は思うだけ無駄なのだ。少女を取り合う戦争は少女が捕まるまで続くのだから。だから、少女は逃げないといけないのだ。わたしが、神族でもあり、魔族でもあり、人間でもあるから、この戦争は終わらない。そう思った少女は、また涙ぐんだが、何とかして我慢した。

戦争と逃げ、世界の光を知りたい、少女のお話——。

Re: 光求戦争火 ( No.2 )
日時: 2009/09/22 16:04
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

登場人物■ミアンとその仲間達

ミアン・フェルル・クレイアリ
一人称「わたし」
二人称「きみ、あなた」
三人称「あの人、この人」
百四十二センチ、体重二十三キロ。

神と魔族と人間の混血少女。七歳。
おっとりとした性格で、とても優しい。だが泣き虫で、虫一匹見ただけでも若干涙ぐんでしまう。しかし、旅立ちの時に「この世の果てを見てもなかない」と涙ながらに決心した。
非常に強い魔力(本気出せば神様より強い?)を持っているが、制御は未熟。暴発が多く、あまり頼りにならない。今の武器は専ら木の棒か鉄の棒。
丸っこい顔立ち。ふわふわした金色の長髪と、海のように澄んだ垂れ目な青色の瞳を持つ。服はちょっとサイズが大きなクリーム色のセーター(一応、季節は冬と言うことで)と、膝下五センチほどの紅色のスカート。脚は茶色のブーツを履いている。武器の棒はスカートのベルトにはさんで常備。

アレイ・クラ・レオゴル
一人称「おれ」二人称「おまえ、あんた」三人称「あいつ、こいつ」
身長 百五十 体重 四十二
まずミアンの仲間になる人物。男で十二歳。
口は若干粗雑だが、根はまっすぐで熱血漢。仲間のピンチには真っ先に駆けつけ、持ち前の力で乗り切る。
魔法は中位まで発動可能。体術はいざとなればそこらへんのチンピラより強い。棒術を学んでおり、魔法を暴発させるミアンに護身用として棒術を教えた。
茶髪碧眼。黒のシャツに焦げ茶のジャケットを羽織り、Gパンをはいている。棒は背中にベルトで止めており、戦いの時になるとベルトを外して持ち出す。

リーゼ・ミオラス
一人称「あたし」二人称「貴方」三人称「あの人、この人」
身長 百四十九 体重 秘密
ミアンの近所に住み、二番目に仲間になった人物。女で十一歳。
お転婆で元気一杯。アレイを振り回し、尻に敷いてしまうほど元気。何を見てもプラス思考。
魔法は中位の上くらいまで発動可能。体術は得意でないものの、動体視力は物凄く、飛んでいるハエを棒で叩き落せる。
黒のウェーブした長髪に橙眼。黒いワンピースの上に白のニットボレロを着ており、脚には黒のブーツ。

クラベラ・ジェーダ・オルドスト
イアラミ・ジェーダ・オルドスト
一人称「僕」二人称「君」三人称「あの人、この人」
身長 百五十三 体重 四十五
死にかけていたところを助けられ、三番目にミアンの仲間となった人物。男で十五歳。連結双生児なため、クラベラは右腕が、イアラミは左腕がない(くっついている)。足はきちんとある。
二人共物静かで無口。頭はいいのだが、口に出す事はあまり無い。だが、ミアンには笑顔で話す。
昔は酷いいじめを受けており、その傷跡は今でも全身に走っている。その話をすると怒る。
魔法は高位まで発動可能。二人で別々の系統の魔法を同時に発動できるのが強み。ただし、やはりと言うべきか体術は苦手。一応出来るものの、大量の魔法などをかわしきることは出来ない。
黒髪緑眼。今時は若干古い黒の貫頭衣に茶のズボンと靴。隠す為に茶のマントを羽織っている。

イザヤ・ロイ・ヴィルヅ
一人称「私」二人称「貴方、君」三人称「あの人、この人」
身長 百五十七 体重 秘密
“イザヤ総合診療所”の所長であり、四番目にミアンの仲間となった人物。女で二十二歳。
極いたって普通の女性。喜怒哀楽がハッキリしており、ポジティブ思考にもネガティブ思考にもなる。追記するとしたらケチ。買い物のときは必ず値段交渉で値段を引き下げるとか。
二十二歳ながら腕利きの医者。クラベラとイアラミの怪我を治し、復活させた。
魔法は攻撃魔法が中位まで、治癒魔法系が高位まで発動可能。薙刀の使い手で、ミアンに教えようとしたが、薙刀が持てずに頓挫した。
茶のストレートな長髪に藍眼。診療所にいると気は白衣を着ているが、外に出る時は薄いピンク色のワンピースに白のジャケット、白のブーツを履いている。

Re: 光求戦争火 ( No.3 )
日時: 2009/09/22 16:08
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

登場人物■神族と魔族

ミーシャ・ゼラフィム・ズィ・ローメイアン
一人称「私」二人称「貴方」三人称「あの人、この人」
身長 百六十二センチ 体重 三十二キロ
神様サイドでの主人公っぽい神。女性。年齢は不明。取りあえず、現時点では神様の中で最も強い。
何でもかんでもその場任せ、能天気な自由人。しかし、戦いの時になると途端に豹変し、凄まじい殺人マシーンと化す。ある意味二重人格者。
魔法は当然ながら高位まで発動可能。ただし、極端に体術が苦手で、大量に槍を降らせる魔法などを発動させることが出来ればまず避けることができない。
海老茶色のパーマが掛かった長髪に緋色の瞳、白の丈が長いワンピースに茶のジャケット。茶のブーツ。いつも短い槍のようなものを携帯している。顔立ち的にはほんわかした優しげな人。

プロジェーラ・ネレイ・ゾロ・ファルファス
一人称「わたし」二人称「あんた」三人称「あいつ、こいつ」
身長 百七十 体重 秘密
ミーシャの友人。女性。年齢不明。
男勝りで大雑把、あまり後先を考えないサバサバしたドライな性格。戦いのときでもさばーっとしており、あまり戦っているふうには見えない。種族の生死に関しては何故か妙に疎く、死に対しての感情をあまり持たない。
魔法は高位まで発動可能。体術は若干微妙だが、前方から向かってくるものなら少しは避けることが出来る。
さらさらの短い金髪に若干吊りあがった碧眼。茶のセーターに黒のローライズな七部丈ジーンズ、黒のブーツ。いつも若干装飾の施された木の棒を持っている。顔立ちはハッキリしており、いつでも元気そう。

イヴァ・ニヴルス・ラシ・オイドロ
一人称「僕」二人称「君」三人称「あの人、この人」
身長 百四十五 体重 三十二
ミーシャの友人その二。男。年齢不明。
いつも不安げでオドオドしている。何かしら不安なことがあるといつも杞憂し、何だか苦労が耐えない。いつでも若干顔色が悪く、心配されている。しかし、ミーシャ曰く「顔色がよかったら逆に異常を疑う」との事。
左目が潰れており、一応義眼は入っているものの視力は全くない。
魔法は高位まで発動可能。主に毒物や衝撃波と言った後衛向きの技を使う。体術は苦手で、棒術で対峙した素人のミアンに負けた。(元々から体術の得意な人間と対峙した事もあるが)
黒いストレートな短髪に銀眼。いつも若干青褪めた顔。白いシャツにジーンズ生地のジャケットを着ており、茶の長ズボンに茶の靴。いつもブック以外に古い本を持ち歩いている。顔自体は美形だが、いつも不安げ。


イエヴァン・ラディジェス
一人称「オレ」二人称「アンタ、貴様」三人称「アイツ、コイツ」
身長 百七十五 体重 六十二
魔族の中での主人公っぽい人物。男。年齢不詳。
口が粗雑で乱暴、好戦的と言う魔族の典型的な性格。ただし計画性はあまりなく、案外その場任せな行動が多い。故に、魔族の中では「弾丸」と呼ばれ何かの突貫役を押し付けられることが多い。
幼い頃に右手を木の枝に引っ掛け、千切ってなくしている。そのため、右手は義手。
魔法は攻撃魔法が高位、防御・治癒・その他特殊魔法が中位まで発動可能。相手の魔法を封じ込める「技封じ」と言う特殊能力を持っている。ただし、技封じは一回につき一種類のみ。体術はイザヤの薙刀と同格。
若干青みがかった黒髪に緋眼。灰色のシャツに丈が長く黒いジャケットを引っ掛け、右手にだけ手袋をしている。黒のダメージ加工がしてあるジーンズに黒の靴。顔立ちは美形。

エレミエ・リゴレイネス
一人称「私」二人称「お前、貴様」三人称「あいつ、こいつ」
身長 百八十九 体重 六十八
イエヴァンのストッパー役を任されている苦労屋。男。年齢不詳。
魔族にしては極めて常識を持った魔族。口は少し粗雑だが、イエヴァンと比べれば大分ソフト。ただし、何故か魔族にしては計画性がなく、イエヴァンほどではないが行き当たりバッタリの行動が多い。
苦労のし過ぎで顔色が悪く、いつでもふらふらしている。月に何回かは倒れて寝込んでいるらしいとか。
魔法は攻撃魔法が高位、防御魔法が中位、治癒魔法系が低位、特殊魔法系が高位まで発動可能。一人の対象の一手先を読むことが出来る「読戦」と言う特殊能力を扱える。体術はアレイの棒術を少し上回る程度。
後ろで束ねた少し長い赤毛に茶の瞳。茶色のセーターの上からポケットの多い黒いジーンズ生地のジャケットを引っ掛け、コーデュロイの黒い長ズボンと黒の靴。顔立ち自体は穏やかだが、いつでも気分が悪そう。

ララディ・レンドイド
一人称「アタシ」二人称「アンタ」三人称「アイツ、コイツ」
身長 百六十二 体重 三十五
イエヴァンのストッパー役兼エレミエ振り回し役。女。年齢不詳。
乱暴、お転婆、好戦的、だが計画性はみっちりとしているという、典型的魔族。女だが男勝りで粗雑な口調。行き当たりバッタリな二人の行動に若干の呆れを覚えつつ、計画に基づいて二人を引っ張りまわしている。
魔法は攻撃魔法と防御魔法が高位、治癒魔法系が中位、特殊魔法系が低位まで発動可能。対象の魔法の威力を下げる「威下」と言う特殊能力を使える。ただし、一回につき一人一種類まで。体術は上の二人より上。
大胆にウェーブした栗色の短髪に翠眼。オレンジ色のシャツの上から白のニットジャケットを羽織、デニムの半ズボンに茶色のブーツ。耳に十字架のピアスをしている。

ペズル・フラスグ
一人称「僕」二人称「君」三人称「あの人、この人」
身長 百四十一 体重 二十九
魔族の中で最年少であり、ララディの引止め役。男。年齢は不詳だが、イエヴァンたちより幼いのは確か。
魔族の中では珍しい、おっとりとしていて穏やか、尚且つ戦嫌いな性格。口調もソフトで大分仄々。計画性はある。イエヴァンやエレミエの行き当たりバッタリ行動とララディの五月蝿さに困り果てながらも行動中。
苦労ばかりしているせいでいつも顔が真っ青。心配はされるが、イエヴァンは「コレが正常」と言っている。
魔法は攻撃魔法と治癒魔法、鎮静魔法が高位、防御魔法が中位、特殊魔法が低位まで発動可能。自らの身体能力を飛躍的に上げる「強化飛翔」と言う特殊能力を扱える。体術は棒術の腕の上がったミアンと同程度。
赤みの強い茶髪に銀の瞳。黒のセーターの上から茶の長いダッフルコートを羽織、黒いズボンと靴。茶色のキャスケットのような帽子を被っている。
のち、ぺズルはミアンと意気投合して友達になる。

Re: 光求戦争火 ( No.4 )
日時: 2009/09/22 16:12
名前: たきばね ◆rvP2OfR3pc (ID: AzSkpKat)

こうきゅうせんそうびって読むんすか?

序章を読んで内容が気になりました!!!

Re: 光求戦争火 ( No.5 )
日時: 2009/09/22 16:13
名前: 羽夜 ◆nMd1z9k37E (ID: xYJBB/ey)

用語解説■神・魔族・人間


ミアンの居る世界の頂点に君臨する存在。この世の全てを創造し、統合する役目をさだめられている。
神の大部分は意外にも軽くひょうきんもので、その場任せで行動していることが多い。少数は厳しい人たち。実を言うと女性が多い。
姿は普通の人間とそんなに変わらない。変わっているといえば、何かしら武器っぽいものをいつも携帯していることくらい。
この世の三種族の中でもっとも強い力を持つ。

魔族
神の次に君臨する存在。この世の全てを破壊し、溢れすぎた存在を消す役目をさだめられている。
魔族の大部分は口が乱暴で好戦的。実は計画性があり、全ての行動が綿密な計画によって定められている。今回の戦争さえもが、魔族の計画に基づくものらしい。男が魔族人口の大半を占めている。
人間と変わらない姿を持つ。八百屋の兄ちゃんが魔族、と言う事もあるとか。
神の次に強い力を持つ。そして、読心や肉体強化など、妙な特殊能力を持つ者が多い。

人間
三種族の中で土台の位置に君臨(?)する存在。魔族と神、二種族の関係の均衡が乱れたときや、世界の均衡が崩れたとき、その均衡を元に戻す役をさだめられている。
性格は十人十色、人によって全く違う。だが、しいて言うとのんびり屋で事なかれ主義が多い。男と女の割合はほぼ半分。どちらかと言うと女が多い。
人間だけあって服装なども様々だが、あからさまな武器を持っている者が多い。
三種族の中ではあまり魔力を持たない。しかし、体術にかけては三種族の中でもずば抜けており、身体能力の高い者が多い。

以上が三種族の大まかな説明です。


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