ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 肝試し —あなたは出られない—
- 日時: 2009/09/23 14:06
- 名前: アリス (ID: zYknR.nB)
初のシリアス・ダークなのでおかしくなりまくります!!
*注意点*
1 恐らく日本語おかしい!!
2 荒らしは止めようね(ウザ
3 タメOK!!
4 友達募集!!(訳分からん
5 更新遅くて良いですかーーーー!!!!
6 文才ありません!!!!!
理解してくれる人のみ下へ!!
- Re: 肝試し —あなたは出られない— ( No.2 )
- 日時: 2009/09/23 14:36
- 名前: アリス (ID: YD.TDOUy)
知っていますか?
普段通っている通学路。
いつも行っている学校。
家の帰りにある、山。
そんな何気ない普段歩む道程には、実は恐怖が潜んでいるのです。
目を閉じて耳を澄ませれば。
彼等の声が聞こえて来るはずです。
ほら、聞こえるでしょう——・・・?
- Re: 肝試し —あなたは出られない— ( No.3 )
- 日時: 2009/09/23 14:58
- 名前: アリス (ID: YD.TDOUy)
第一夜「好奇心と期待」
私達はいつも通り、学校に向かっていた。
怖い話が大好きな私は須磨と悪ノリして翔太を苛めていた。
そんな私達を見つめて微笑む良介と恋歌。
——そんな日常が続くと思っていたのに・・・。
「なぁ、良介!!学校まで走って行こうぜ!!」
「俺かよ?」
ガックリとうなだれる良介。
私と須磨と恋歌は笑う。
「そう言えばさぁ、瑠璃知ってる?魔の学校の話・・・」
須磨が雰囲気を変えて話し出す。
今思えば誰から聞いたのか問い質すべきだったんだ。
「まの学校?変な名前だね〜」
「魔の学校だよ、魔の学校!!そこで肝試しした人は生きて帰って来られないんだって!!」
今まで幾度となく、私達は心霊スポットに行って来た。
全てがガセネタ。
だから今回もガセネタだろう。
「どうせ嘘でしょ〜?前と一緒だし・・・」
「本当らしいよ?今度行ってみる?」
「良いよ、もー。だっていつもガセネタだし・・・」
さすがにつまらなくなっていた私達は怖い話に飽き初めていた。
勿論、最近は怖い話もしていなかった。
「行ってみる価値はあるんじゃない?」
口を開いたのは恋歌だった。
別にガセネタだけど、行ってみる。
そんな好奇心と期待が、私達を破滅へと導いたんだ・・・。
- Re: 肝試し —あなたは出られない— ( No.4 )
- 日時: 2009/09/23 15:12
- 名前: アリス (ID: zYknR.nB)
第二夜「」
行くことになったのは、今度の日曜日。
ちなみに今日は水曜日だ。
ガセネタだと分かってはいるけど、逸る心を押さえられない。
一応念の為に清めの塩。
そしてこの間お寺のお坊さんに貰ったお札。
万が一幽霊が出たらビックリだもんね。
一応カメラも持参。
「あーっ!!何か楽しみだなぁっ!!」
私は家でそう叫び、荷物のリュックを閉じた。
そう言えば、迷子になっちゃ困るしお菓子大量に買っておこう。
***
楽しみにしている日は意外に早く来るもので。
あっと言う間に日曜日。
翔太は楽しみじゃないだろうけどね。
「ヤバッ!!待ち合わせ時間に遅れる!!」
私はダッシュで道を駆けて行く。
途中、須磨を見付けた。
足取りは重く、遅い。
「やっほ、須磨!!どうしたの?」
「・・・何だか、分かんないけど変な気分なんだ・・・」
「大丈夫?無理しないでね?」
「うん・・・。大丈夫、なんだけど・・・」
この時。
須磨の体調を気遣って早く帰っていれば良かったんだ。
何で須磨の様子がおかしいことに気付けなかったんだろう。
須磨の勘は気付いてたんだ。
今回だけはヤバいって。
「みんな多分もう待ってるし、行こっ!!」
「う、うん・・・」
私は重い足取りの須磨を連れ、待ち合わせ場所に向かった。
- Re: 肝試し —あなたは出られない— ( No.5 )
- 日時: 2009/09/23 15:18
- 名前: アリス (ID: zYknR.nB)
すいません・・・第二夜の題名忘れました;
題名は「来たる当日」です;
文才無いですよね・・・。
- Re: 肝試し —あなたは出られない— ( No.6 )
- 日時: 2009/09/23 15:34
- 名前: アリス (ID: zYknR.nB)
第三夜「ようこそ」
やっぱりみんな既に集まっていた。
恋歌はヤケに荷物が多い。
良介は少ないけど、翔太は多い。
何なのこのデコボコ双子。
「遅れてゴメン!!」
「遅いぞっ」
「まぁ、どうせ遅れると思っていたけどね」
そう言うのは、恋歌と良介。
翔太は怖過ぎて声も出さない。
怖がり過ぎなんだよね・・・。
「あれ?須磨今日は体調悪いのか?」
「ち、違うんだけど・・・」
「さっきからだよね、大丈夫なの?須磨」
私と良介は声を掛ける。
いつもみたいな明るさが、ない。
どうしたんだろう・・・?
翔太はいつもあれだけど・・・。
須磨がこんなって珍しい。
「しっ、心配しないでっ!!すぐ治る!!」
「それなら良いんだけど・・・無理だったら言ってね?」
須磨はコクリと頷く。
学校の場所は前に須磨から聞いた。
だから私だって知ってる。
私はみんなを誘導して、学校へと連れて行った。
***
学校は山奥にあって、人目に付かないらしい。
前に私達で山に秘密基地を建てたけど、その近くなんだって。
前行った時はなかったはずだけどなぁ・・・?
「此所・・・だよね?」
着いた先は古ぼけた学校。
前に使われていたとも思えない風貌。
木造建築の為どれだけ長い間ほったらかしにされたままだったかよく分かる。
確か今は昼なはずなのに、暗い雰囲気。
此所なら、幽霊もいるかも知れない!!
期待は、膨らむばかり——・・・。
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