ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 僕とキミの包帯戦争。
- 日時: 2009/10/26 18:10
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
重たい&シリアスです。どうか、見届けてください。
■登場人物■
イザム
23歳。雑貨屋の店主。大人になりたくなかった大人。愛猫のシャーネット・シュレディンガーと暮らしている。物語の語り手。
リク
推定16歳。性別は多分女(声で判断)。美人で、腕に包帯が巻かれている。家族構成は不明。
シャーネット・シュディンガー
2歳。イザムが飼っている黒猫。メス。名付け親はイザムの大切な人らしい。
主題歌
エンディング http://www.youtube.com/watch?v=1SAEbeaSNeU
- Re: 僕とキミの包帯戦争。 ( No.3 )
- 日時: 2009/10/24 16:58
- 名前: 黒兎&白兎 (ID: g4i.qhAt)
黒「訪問に来ました」
白「僕もです」
黒「小説頑張って下さい」
白「僕達も頑張ります」
by黒兎&白兎
- Re: 僕とキミの包帯戦争。 ( No.4 )
- 日時: 2009/10/24 17:10
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
フリースクールの一階にある食堂で、白いエプロンと三角布巾という格好で、僕が野菜を準備をする。
てか、和食でも洋食でもなく中華っすか!!
うぬ……なかなか読めない食堂の連鎖っ。
「イザム、似合ってるじゃん」
うげっ!
思わずそう叫んでフライパンを落としそうになった。
恐る恐る振り返ると、いた。
“包帯女”が!!
「……さっさと部屋に戻んなさい」
「ねえ、イザムの家寄っていい?」
「こら。無視ですか」
その子は、とても奇妙だった。
顔は美人で、まあ気は強いし男勝りっぽい。
でも、腕にぐるぐるに巻かれた包帯がやっぱりどうしても気になる。
左腕の、肘から手の平にかけて、白い包帯が埋め尽くしている。
そこだけ何だか歪で、他の連中とは少し違う感じがする。
「今日は何しに来たんですか」
「何って。お腹すいたから先に食べようって思って。でもまだ作ってないんだ」
「はい。……早く部屋戻りなさい」
「やーだ」
「大人をからかわないでください」
「大人、だったんだね」
こいつは本当にもうっ!
フライパンをコンロにかけ、油をひく。
それを楽しそうに見ているそいつが、急に何を言い出すのかと思ったら、
「猫、元気?」
「元気ですよ。毎日かつおぶし食べさせてますから」
「そう。よかったね」
「はい」
まったく。何か調子が狂う。
どーしていっつもいっつも僕に付きまとってくるのだろう。
切った野菜をフライパンで炒めようとすると、
「あーーーーーーーっ!!」
「っ、何ですか!」
「春菊、入れないで!ボクキラいだからっ」
「わがまま言わないで下さい」
「こんの、猫コンッッ!!」
んの野郎〜〜〜〜っ!!
「猫コンとか言わないでください!結構気にしてるんですからッ!」
「だあって、ホントに猫コンじゃん」
女じゃなかったら殴ってた。本当に。
でも、こいつ本当に女なんだろうか。
多分、女だ。美人だし。うん。
「春菊入れたら、猫コンだっていう事をばらしてやるからなっ!」
「何計画立ててるんですカッッ!!」
「ボクは用意周到なの〜!見習え、このカス!」
「か、か、カスぅ!?僕のどこがカスじゃと言うんだッ!この暴力野郎!」
ハッとして辺りを見回すと、厨房のおばさんたちのキッツーイ視線が僕とそいつに注がれていた。
「と、とにかく!大人しく待っていてくださいっ」
「今日も面白いね。イザム」
こ、こ、こいつ……っ!!!
- Re: 僕とキミの包帯戦争。 ( No.5 )
- 日時: 2009/10/24 17:11
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
ありがとうございます^^
皆さんも小説頑張ってください。
>黒兎&白兎s
- Re: 僕とキミの包帯戦争。 ( No.6 )
- 日時: 2009/10/24 18:02
- 名前: 朱蜜 ◆I0wh6UNvl6 (ID: fxK7Oycv)
あ、朝崎疾風さんの新しい小説発見!!
おもしろいですね。
それに、どこかシリアスで・・・続きが気になります。
がんばってください!!
- Re: 僕とキミの包帯戦争。 ( No.7 )
- 日時: 2009/10/25 09:17
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
コメありがとです。
今わギャグのようですが、これから
重たくなりますので。