ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 狂った小鳥
- 日時： 2009/10/28 19:03
- 名前： みゆ （ID: 9kyB.qC3）
はじめまして。
こちらでは初めて書かせて頂きます。
この小説は北出菜奈さんの「月華-tsukihana-」
という曲を元に考えたものです。
大半がオリジナルなので曲のイメージを壊して
いまうと思いますが・・・。
不快に思われた方がいれば消去させていただきます。
まだまだですがよろしくお願いします。
- Re: 狂った小鳥 ( No.14 )
- 日時： 2009/10/31 22:40
- 名前： みゆ （ID: SI24yRUY）
カニマロさん
ありがとうございます！
カニマロさんの小説も見させていただきますね^^
- Re: 狂った小鳥 ( No.15 )
- 日時： 2009/10/31 23:37
- 名前： みゆ （ID: SI24yRUY）
第４話 「彼」
・・・これは夢？
一面の花畑の中に少女とおじさんが立っている
『お嬢さん、何をしてるの？』
『あのね、あたしね、独りぼっちなの』
『お母さんは？』
『毎日知らないお兄ちゃんといるの』
『そうかい、…じゅあこれをあげよう』
『ありがとうおじさん！』
夢の中の少女は"それ"を受け取ると無邪に笑った。
それは本当に何も知らない真っ白で純粋な笑顔…。
「・・・んはぁ〜。」
一つ伸びをして眠たい目をあけると見たことのない天井。
あぁ…、あの日あの男に会って・・・、
・・・ん？どうしたんだっけ？
寝ぼけていた頭が一気に冴えた。
服もあの日着ていたものではない。
荷物さえも見つからないのだ・・・。
「おはよう小鳥ちゃん」
あの日と同じ声、あいつだ。
「あなたは誰ですか？ここは？私の服は？荷物は？」
「まぁ焦らないで」
そいつはあの日と変わらずニコニコしている。
・・・気持ちが悪い。
「僕の名前は…、そうだな（ご主人様）とでも呼んで貰おうか。」
「・・・はぁ？」
「ふふふ、だって君は僕の小鳥ちゃん何だもの。」
「意味が分かりません。」
「ふふふ、嘘だよ。君の好きなように呼んだらいい。」
この人は（ふふふ）と笑うのが癖なんだろうか。
とても不愉快です・・・。
それに好きなようにって・・・。
まぁ真っ黒だからクロちゃんとでも呼ぼう。
「クロちゃんって呼びます。」
「ふふふ、かわいい名前だ。小鳥ちゃん」
「小鳥って何ですか？私の名前は・・・」
「その名前は捨てなさい。変わりに僕が名前をつけてあげるよ。」
「・・・はぁ。」
「そうだな、飛鳥なんてどうだい？」
飛鳥・・・、いつも使っている美紀よりかはいいか。
でも何で鳥にこだわる？
ますます分からない・・・この男。
「ふふふ、楽しくなりそうだ。」
そう男、いやクロちゃんは囁いた──。
- Re: 狂った小鳥 ( No.16 )
- 日時： 2009/11/01 14:23
- 名前： みゆ （ID: rdOgUgjF）
第５話 「洋館」
私は今この洋館の中を歩いている。
外見に比べて中は予想以上に綺麗だ。
玄関には赤の絨毯、大きなシャンデリア。
廊下はとても長く、いろんな方向にあるからすぐに
道を間違えてしまいそうだ。
そして２階、階段をあがると１階と同じような景色。
赤い絨毯に長い廊下…。
そしていくつもの同じ扉がある。
そして一つの茶色い扉の前に立つと
「ここが君の部屋だよ。」
と彼は私に微笑みかけた。
中に入るとこれまた広い。
だが、その部屋にはベットしかなく殺風景だ…。
「今日はいきなりで疲れただろう。ゆっくりお休み」
「…ねぇ。あなたは何者？」
「君が"クロちゃん"という名をくれたじゃないか。」
いや、そう意味ではないんだが・・・。
まぁこんなやつに何を言っても無駄か。
一つため息をついて部屋に入った。
「夕食の時間になったら呼びにくるからね。」
そう親のような言葉を残して彼は扉をしめた。
本当にベットしかない部屋・・・。
そういやここまで一つも窓を見ていない。
玄関の鍵はしまってたし・・・。
そんなことを考えながらベットにダイブ。
お母さんはどうしてるだろう…。
いつも夜は男といて帰らない日が多いから心配は
していないんだろうな…。
私も家にはたまにしか帰らないど。
考えても何もない。
少しだけ眠ろう・・・。
- Re: 狂った小鳥 ( No.17 )
- 日時： 2009/11/01 17:27
- 名前： ＧＰＳ （ID: HnQQx7lG）
これからなにがあるのでしょうか
ドキドキしてきました！
更新がんばってください！
- Re: 狂った小鳥 ( No.18 )
- 日時： 2009/11/15 12:03
- 名前： はる ◆EJ0MB3jlw2 （ID: U2fmuc/y）
どきどき・・・がんばでかいてください！
小説オモロー！！
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