ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意)
日時: 2009/10/30 15:17
名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)

えー、以前書いていた「包帯戦争」がこちらの都合で書けなくなり、ボツになりました。
今回も重く、今まで以上にグロいです。それだけよろしく。

■登場人物■

ゆーくん
この物語の語り手。自称「人殺し」。過去にあった事件でトラウマが多い。「なんて」「とか思ったりして」が口癖。

ヒナト
苗字は岸田。ゆーくんに忠実でそれ以外の人間(特に女子や大人)を嫌う。過去にあった事件でトラウマがある。ゴスロリを愛用している。


画像>>6

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Re: ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意) ( No.27 )
日時: 2009/10/31 11:09
名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)

病室の戸を開けると、ヒナトが無表情で横を向いていた。声をかけようとして、止めた。
誰かをにらみつけているような目つきだったから。
誰だ?誰かいるわけ?
扉からそっと顔を覗かせると、五十鈴がいた。
そんで、そちらもまるで獲物を見つけた獣のようにヒナトを睨んでいる。
んー…………。どーしよっか。
声をかけるべきか、かけざるべきか。
「早く出ろ」
迷ってると、後ろから思い切り容赦も糞もなく背中を蹴られた。
ムッチャクチャ痛い。背骨が折れた……なんて。
派手に床に転んだ僕を、ヒナトが見下ろしている。大人びた目で、「ゆーくん」と呼ばれ、少し肌がざわっとした。
「お前、何でここにいるわけ………………?」
僕ではなく、五十鈴が聞いてきた。そりゃーこっちの台詞だー。
つーか、知ってるデショ。過去の事件。
僕がどーして精神科なんているのか。
しらばっくれるな〜。

「別に。五十鈴は、何で?」
「ゆーくん」
五十鈴が何か言おうとしたのを、ヒナトが阻止した。
「コイツ、血の匂いがする」
「………………」
さすが、幼い頃に存分と臓物の匂いを嗅いだだけの事はある。それとも野生の本能的直感か?どちらにしろ、五十鈴が少しだけ青ざめた表情なのは、気になるけど。
「血ぃ?なーにを言ってるの、ヒナト」
「きやすく呼ぶな」
ぴしゃりと言われて、帝王が僕の肩を最大限の力で掴む。痛いんだけど。
「五十鈴こそ、何でいるの?」
もう一度聞いてみた。
ま、どーせ答えは
「別に」
ほら、ね。曖昧に目を逸らす五十鈴を、ヒナトがけだものを見るように睨みつけ、僕の腕を掴んで強引に立たせる。
「死んで」
ヒナトの冷たい声。五十鈴がこれ以上ないほど悔しそうに歯軋りする。
なーにが合ったのかわかんないけど、どったのキミら。せめて保護者には教えてほしーよ。
子供のしつけは、僕の責任なので。

「どーしたの、ヒナト。怒ってるの?」
病院を出て、僕はわけもわからずヒナトに引っ張られていた。服がのびるんですが……。
「ゆーくん」
「はい」
「アイツ、うるさい」
「五十鈴のこと?」
こくりとヒナトが頷く。まったく、五十鈴も変な事をしてくれる。
なーにがあったのかね、お兄さんに話してみなさい。
「なんかね」
うん。
「アイツ、いきなりヒナトの所に来てね」
うんうん。
「お前も俺とおんなじか?って」
うん?
どーゆー意味だ。
「五十鈴が言ってきたの?」
「そ。それで、ヒナト、そいつは危険って判断した。だから、睨んだ」
…………そういう事、か。何となくわかってきた。

そろそろ、最後にしようか。
お遊びも。
これ以上、殺人犯を野放しにしていると、何をするかわからないから。
ヒナトが殺されかけない。

Re: ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意) ( No.28 )
日時: 2009/10/31 12:06
名前: 空雲 海 ◆EcQhESR1RM (ID: u7zbXwTu)

う〜ん・・・。
なんかすげぇーなぁー・・・。
ヒナトになにがあったのか気になるし、過去がものすっごく気になるっ!
それに、これから何をしようとしているのだ、ゆーくんは・・・。

Re: ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意) ( No.29 )
日時: 2009/10/31 14:52
名前: ああ (ID: xurEHj3I)

電撃文庫の
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
に全体的に似てる
パクりだな

Re: ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意) ( No.30 )
日時: 2009/10/31 18:29
名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)

ちょいと、失礼します。
主に>>29の人にちょっと言いたいことがあります。

まあ、そうですね。
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を読んで、案が思いついたのは確かです。
正直、重なっている部分はいくつもあります。
過去とか、先生設定、ゆーくん……。
パクリと言われても仕方ないですね。
はい、パクリです。と言っても別にいいです。
でも、少し理解していただきたいのが、まだ私が「パクリしかできない小さい人間」という事です。

でも、最初は別にすきな作者さんを手本をしても、いいのではないかと思いますね。いや、パクリOKとかいうのではなくて。
徐々にこの小説を自分のものに出来たらいいなと思います。
長文、失礼しました。

Re: ゆーくんの包帯戦争。(グロ注意) ( No.31 )
日時: 2009/10/31 18:43
名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)

あ、これ本文じゃないです(汗

よく思ったら、やっぱああsの言うとおりかなーと思い、入間sにも失礼だろーと思い、出直す事にしました。
皆さんに失礼だったなーとか考えたり。
コメしてくれた皆さん、本当にありがとうございました。

しばらく、ここには来ませんので〜。
あ、「シリアス・ダーク小説」には、です。
だから、まあアレだよ。
自分見つめなおしの旅に行って来ます。

多分、改名して現れると思います。
その時は、「パクリだー」とか思わないでください。
自分の小説を書いて、必ず来ますね。

では。しーゆーあげいん。


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