ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 包帯戦争。(グロあり)
- 日時: 2009/11/08 10:17
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
消えた…。消えました…。検索しても出てこないので、途中から書きます。
■登場人物■
祝詞
事件の被害者で、ひねくれ者。ヒナトから「少年」と呼ばれている。
ヒナト
ゴスロリと金属バッドを愛用する、人体改造が趣味で、自傷行為や動物を解体している。
小春
祝詞の保護者で駄菓子屋のお兄さん。元ヤンで喧嘩っぱやい。根は優しい。
木庭里輪廻
祝詞の同級生で一人称が「俺」の大阪人。ナゴミという姉がいる。
- Re: 包帯戦争。(グロあり) ( No.4 )
- 日時: 2009/11/09 16:33
- 名前: ころころあんどーなつ ◆dnA2GktiTU (ID: UJz.WaXL)
久しぶりに来ましたー
消えたのかwwまじかwww
まあ、がんばーw
てかやはりグロいっすねーw
- Re: 包帯戦争。(グロあり) ( No.5 )
- 日時: 2009/11/09 16:37
- 名前: シア ◆oQwO6pOV0U (ID: QdojQKdf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11762
目はあと一つだぜ、ベイビー!
・・・吹いたww
本当に吹いたwww
消えたんですか、どんまいです(泣)
シアも消えた事ありますし。最新がんばってくださいなのです。
- Re: 包帯戦争。(グロあり) ( No.6 )
- 日時: 2009/11/09 16:38
- 名前: リクヤ (ID: atqPP3si)
こういうの好きですw
ガンバって下さい!!
- Re: 包帯戦争。(グロあり) ( No.7 )
- 日時: 2009/11/09 17:06
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
消えましたよ。
やっぱグロイからかな…。
>ころころあんどーなつs
更新頑張りますぜベイビー!
>シアs
頑張ります。
>リクヤs
- Re: 包帯戦争。(グロあり) ( No.8 )
- 日時: 2009/11/09 18:27
- 名前: 朝崎疾風 (ID: VZEtILIi)
ヒナトに拉致・連行されて、田んぼ道に出た。
そろそろ放してよ〜腕がもげる〜。
あ、放してくれた。テレパシー?以心伝心?
「少年」
ヒナトが振り向く。
どうやら、以心伝心ではないみたいだ。
「どうしたの?」
「あたしは、今ちゃんと生きているか?」
いきなりシリアスな事をいう子だなぁ。
生きてなきゃ、僕はどうなるんだよ。二人仲良くあの世にバージンレッツラゴーか?
「生きてるよ」
「……………時々、自分がまるで死んだように思う時がある」
だって、一回死んだじゃないか。心が。
「そんな時、痛みはあたしを生きてると実感させてくれる。痛みは、心地いい」
ああ、自傷行為ね。
「でも、最近。その痛みが感じられない」
そりゃアレだよ。痛みに慣れすぎて、ヒナトの感覚が麻痺しているんだよ。
そう説明しても、ヒナトは絶対に納得しない。というか信じない。
「怖い。ホントに生きているのか、怖い」
痛みを感じられない事が怖い。
ヒナトは震えていた。
もう身体的にも心情的にも痛みは感じない。決して。
抉られるように、昔心は削り取られたから。
「だから、少年。あたしは、ああいう奴らが一番嫌いだ」
ギャルさんの事か?だよねー。
「トモダチが死んだくらいで、あんな風にあたしは泣かないし、怒らない。どーでもいいから。今、少年が目の前で抹殺されても、首がもげても、あたしは絶叫もしなければ涙も流さない」
当たり前だよ。
目の前で昔、両親のミートソースを見たじゃないか。
「憎らしい。普通の人間が、人間が憎らしい」
ネジが、外れる音がした。
「憎らしいッッッ!!!」
ヒナトがそう叫び、髪の毛をかきむしる。
ダンダンッと地団駄を踏み、歯軋りをする。
そして、
「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ」
絶叫した。
崩れた人形のように、体を震わせ、吐く。吐く。
ポケットからナイフを取り出すのが見え、僕は急いでその手を握った。
「ヒナトっ」
「憎らしいっ!憎らしいっ!キライキライキライキライキライキライキライぃぃぃいいいぃぃっっ!!」
ナイフを持っている手をバタつかせる。
聞き分けの無い子だな。
田舎だから、人がいない。だから声がよく響く。
ナイフの刃が見えた。
勢いよく、ヒナトの左腕を遠慮も容赦もなくぶった切る。
「みんな死んじゃえっ!消えろっ!」
「ひな…っ」
飛び散る血に額を染め、右手でナイフを掴むと激痛が走った。
刃が柔らかな肉に食い込み、骨まで達する。
ヒナトと僕の血が混ざり合いながら地面に落ちるまで約1秒。
やがて、落ち着いたのか動きを止めて、ゆっくりと呟いた。
「のりと……」
僕の名前を。
初めて呼んだ。
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