ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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悪魔の転校生@自死or友死?@
日時: 2009/11/15 17:44
名前: 瑠希 (ID: kSzpUasK)

*はじめに*

こんちゃ!るきっていいますm(__)m
お忙しい中、こんなスレに来ていただきありがとうございます∩^ω^∩

読みにくいとは思いますが、初めてのシリアス・ダーク!!

ぜひぜひ感想頂けると嬉しいです∩^ω^∩

必ず返しに回ります★!!

+。⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y

(^ω^)来てくださった素敵なお方(^ω^)

*)夢香さま
*)ななさま
*)シアさま
*)あおいさま
*)くまごろうさま

゜.+。⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y

*プロローグ*


—転校生を紹介します

 
こんな時期におかしい、なんて誰も思わなかった
彼女の放つ空気に圧倒されていたか、

 彼女に操られていたか 

—みんな、仲良くするようにな

あの子はにんまり笑っている
なんで、

なんで、

なんで、

僕を見てるんだ・・・
あたしを見てるの・・


彼女はなにかがおかしい気がする—

そのとき感じたんだ

僕は、
あたしは、


なにかの幕があけたんだと—

****************

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Re: — 理想のクラス — ( No.25 )
日時: 2009/11/11 18:46
名前: 瑠希 (ID: ont4q9aA)

@光輝side@

 僕は、準備室に呼び出された。

そして、学級委員をやるように言われた。

あの人は、いつにもまして、気持ち悪い笑をしていた。


—とりあえず従わないと・・



僕たちは消えてしまう—


***

1時間目は学活だった。

来週の文化祭の出し物について決めるのだ。

学級委員が仕切らないといけない。


「何か出したい出し物ありますか?」

すると—

あの人が出を上げている。


「あ・・どうぞ・・」


「喫茶店したいです」


あの人はそういうと座った。

「他に意見はないですか?」


「はい」


手を上げたのは、山村紅葉という女子だ。


「あたし、お化け屋敷したい」


するとあの人は、紅葉をにらんだ。


—なんだ・・?


フッ・・



時間が止まったかのように、みんな動かなくなった。



「光輝と奈津美—」


あの人がこっちを見ている。


「山村紅葉をヤレ」



「え・・・」



「なんで・・」



「理想のクラスは—


         意見がそろうものでしょう」




「そんなっ・・」



「ヤレ」




「ヤラナイト、キエルノヨ」



手が震えるのが分かる。


僕か前田が・・つまり・・



山村を殺さなくてはならない。



「時間をとめてるの。今のうちにヤレ」



「・・・あたし・・あたしがやる」


前田が涙目で言った。

—そんな・・


「次は、高橋やってよね・・」


そういうと、前田は、



—ッ—
















血が吹き出ている。



鮮明に、




覚えてる—




血血血血—






涙が出てきた。



あの人は笑い、
前田は泣き喚き、

山村紅葉は、




死んでいった—

Re: — 理想のクラス — ( No.26 )
日時: 2009/11/11 19:12
名前: *:+.аоi.+:* ◆I4R7vnLM4w (ID: jYd9GNP4)

来たよぉww
面白いよッッッ!!w

奈津美ちゃんは何で殺したのかな??
ナ・・・ ナイフ??

また返信してねッッ
また来るよぉぉw

Re: — 理想のクラス — ( No.27 )
日時: 2009/11/11 20:44
名前: 瑠希 (ID: ont4q9aA)

あおい(∀)ノ♡

さんきゅ∩^ω^∩
めっさうれしいwww

奈津美さんは、自分が消える事より、
紅葉さんを殺す事を選んだようですね∩^ω^∩


あおいのとこにもいっちゃうからあ★

Re: — 理想のクラス — ( No.28 )
日時: 2009/11/11 20:54
名前: *:+.аоi.+:* ◆I4R7vnLM4w (ID: jYd9GNP4)

そうやなぁ・・・
その選択大変だよね;

うんッ!!
来てねw

Re: — 理想のクラス — ( No.29 )
日時: 2009/11/11 21:10
名前: 瑠希 (ID: ont4q9aA)

@奈津美side@


 どうしたらいいのかわからない。

あたしは殺してしまったんだ。


—山村紅葉を—


あたしは、消えるなんて嫌だ。
あたしは、消えるなんて嫌だ。
あたしは、消えるなんて嫌だ。
あたしは、消えるなんて嫌だ。

殺さないと、消えてしまうんだ—



あの人は、理想のクラスにするために

逆らったものをあたしたちに殺させようとしているの?



そんなの・・



絶えれない—


「理想のクラスレベルが上がったわ。さあ、時間をもどすわよ」


—ふざけないで


友達が死んだのに


もう・・


戻ってしまうの?



みると、紅葉の死体は跡形もなく消えていた。


***

「学活の続きをして。学級委員」

あの人は微笑んでいる。

みんな、普通だ。

—どうして

      どうして

           どうして—


山村紅葉がいないことに気づかないの・・・

「紅葉・・紅葉がいないんだよ・・」

あたしは叫んだ。


—『はあ?紅葉?誰?』


クラス中が騒ぎ出した。


—フッ—


時間が止まった。


「山村紅葉がいた記憶は消されている。
前田奈津美。お前は理想のクラス化をとめるつもりか」


あの人があたしをにらんだ。


「・・すいません・・」


涙が出てきた。


「じゃあ、早くススメロ」


あたし達はどうしてこんなことになってしまったのだろう。




今はもう、考える事などできない。


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