ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Black light and white light
日時: 2009/11/18 19:10
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

クリック ミ★(*^▽゜)v Thanks!!★彡
凛と申します
小説掛け持ちですが頑張ります

*;;;;;;;;;;;;;;;;;;注意;;;;;;;;;;;;;;;;;;*
1、荒らし&チェンメ&中傷は帰ってください
2、有り得ない事がバンバン出てきます
3、何かに似てたら本当にすみません
4、超駄文です。展開も急です

1は必ず守ってください

+。・*prologue*・。+

——黒は白を嫌い


白は黒とは交ざらない


だけど一番交じりやすい色


正反対の光達は


やがて同じ方向へ向かってゆく……

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Re: Black light and white light ( No.24 )
日時: 2009/11/21 20:40
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
参照: http://www.excite.co.jp/world/english/

第6話:長き旅路

「アリシア、標的〈ターゲット〉は何処に居る?」

街の端を歩きながら、ルナはアリシアに聞いた

標的〈ターゲット〉は勿論暗殺の相手

「えーっと……」

直ぐにアリシアは腰に着けたウエストポーチに手を突っ込み、紙を出した

「標的の家は……レンディの街の端の屋敷よ」

「レンディ……」

ルナは眉間に皺を寄せ、不機嫌に街の名を呟いた


「……だから、私達に仕事を押し付けたのか」


帰ったらジャックに1蹴りお見舞いしてやろうか

此処、エーデルの街からレンディの街は凄く遠い

丸3日は行くのにかかるだろう

全く面倒な話だ

「はぁ〜折角の休みが〜」

隣でアリシアも嘆いている

「まぁ……帰ったらじっくり苦しめてやればいい」

アリシアはこう思った

ルナ……意外と腹黒い

Re: Black light and white light ( No.25 )
日時: 2009/11/22 17:07
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
参照: http://www.excite.co.jp/world/english/

第7話:哀しき過去

日が暮れるのはこんなに早かったのだろうか

気付けばもう、日は落ちてきていた

丁度私達が森に入ったところ

「このまま進む」

素っ気無く放った私の言葉を、アリシアはバカッと怒鳴ってきた

「ルナ! 夜に森を進むのは危険だって! しかも、此処はキャベルの森だし……」

キャベルの森

それはレンディと幾つかの村を結ぶ大きな森

かなり危険

「……仕方ないな、休もう」

「やったぁ! 疲れてたんだ〜」

やった!と喜ぶアリシア

彼女がそうやって喜んだりするところを見て、度々思う事がある

何故、自分にはああ出来ないのだろうか、と……

ルナは、他人からよく言われるが、基本無表情だ

感情も、何も無いように見える

目付きも鋭いため、前に子供を泣かせた事もあった

「もールナったら。ほら! 笑顔笑顔!」

よくアリシアに言われた

気付けばアリシアはもう、テントを張って寝ていた

ルナは近くの岩の上に上ると、さっきの事を思っていた

決して自分は感情が全く無いわけではない

仲間が優しくしてくれれば嬉しいと思う

だが、出来ないのだ。感情を出す事が

自分がこうなったのは何時からだろう

ルナは考える

……ああ、あの時からだ

幼き日に起こった哀しき出来事が感情を出させなくしてしまった

そこまで考えてルナはハッと我にかえる

……何を考えているんだろう

バカバカしいと思い、ルナは眠りについた





……癒えぬ深い傷を隠して

Re: Black light and white light ( No.26 )
日時: 2009/11/22 20:29
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
参照: http://www.excite.co.jp/world/english/

第8話:瞳

「おはよ、ルナ」

目を覚ますとアリシアの顔が見えた

どうやら寝過ぎたようだ

「すまない、遅くなって」

申し訳なさそうにルナが謝る

「いいのよ、気にしないで」

「ごめん」と言わずに「すまない」と言ってしまうのはルナの癖

ルナの口調は何処か男っぽい

ま、ルナが「だわ」とか「かしら」とか言ってんの想像したら……

ちょっと気持ち悪いかも

アリシアはふとそう思った


「朝ご飯代わりにオレンジでも食べる? 街で昨日買ったやつ」

顔を洗い終わったルナにアリシアが差し出す

「ありがとう」

ルナはオレンジを受け取ると、食べ始めた

食べ終わると、ルナはキッと前を見据えた

「行こう、レンディへ」

ルナの瞳は、紅く見えた

Re: Black light and white light ( No.27 )
日時: 2009/11/22 22:14
名前: nanasi (ID: e.d4MXfK)

ばかばかしく無い。

大切な自分のことなんだから。

ルナへ伝えといてください。

あと、ルナがかしら、だわ、はやっぱ大笑いですね。

以上。

Re: Black light and white light ( No.28 )
日時: 2009/11/23 09:45
名前: 黒翼 ◆ERZNJWqIeE (ID: 82QqnAtN)
参照: http://all-star5-knksk.cocolog-nifty.com/blog/

おはようございます。
こんにちは。
こんばん(蹴

黒翼です。
やっぱり凛さんの文章は素晴らしいです。
キャラクターの心理描写がとても見やすく、感情移入しやすいです。
だから、凛さんの小説に見入ってしまうんですよね。
比べて私ときたら……うぅ……。
と、ちょい脱線しましたが、楽しみにしています!
頑張って更新してください!


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