ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜
- 日時: 2009/12/10 23:07
- 名前: 幸隆 (ID: pYUVIoar)
はじめまして
幸隆と申します
どうぞよろしくお願いします^^
サスペンスを書いてみたかったので挑戦します!!
どっちかというと推理系なのでグロはあんまりないです
まあ、すげー駄作ではあるのですが・・・
登場人物紹介>>2
第一部 鎮魂歌〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜
あらすじ(一応…)>>1
登場人物紹介(第一部のみのもの)>>3
序章〜晴レナイ空〜>>4
第一章〜始マリノ夜〜>>5
第二章〜滅ビノ村へ〜
1、「悪夢」>>6
2、「訪問者」>>9
3、「依頼」>>12
4、「滅びの村の伝説」>>13
5、「黒い森」>>14
第三章〜運命ノ再会〜
1、「野望」>>16
更新が遅くなる可能性がとても高いです(苦笑)
【お客様】知赴様
- Re: 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜 ( No.7 )
- 日時: 2009/11/25 13:15
- 名前: 知赴 (ID: 52eLuxWV)
すげぃ〜〜(*_*;
こんな感じで書けるなんてすごいです
幸隆さんを尊敬尊敬($・・)/~~~
- Re: 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜 ( No.8 )
- 日時: 2009/11/25 22:53
- 名前: 幸隆 (ID: nkm2s9o8)
ありがとうございます^^
頑張って更新しますのでこれからもよろしくお願いしますね
知赴さんも頑張ってください
楽しみにしてます^^
- Re: 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/10 22:32
- 名前: 幸隆 (ID: pYUVIoar)
2、「訪問者」
「うわああああああああああああああ!!」
明日葉は勢い良く起き上がった
(・・・・またあの夢か・・・)
最近、同じ夢をよく見るようになった
それは十年前、明日葉の目の前で起こった出来事そのものだった
今となっては何もかもが元通りだ
ただ一つ変わったのは両親があの日を境に姿を消したことだ
父はあの事件の数日前失踪した
父は優秀な刑事でいくつもの難事件に携わっていた
部下からも慕われる温厚な人物で、明日葉や兄の聖矢も尊敬する人物だった
しかし、ある日仕事に行ったきり忽然と姿を消してしまいそれ以来まったく行方が分からない
明日葉達は不安で仕方がなかった
そんな明日葉たちに追い討ちをかけるように起こったのが“あの事件”だった
学校から帰ってくると鍵が開いていた
母は仕事なので鍵は自分が持っている
鍵が開いているはずがないのだ
その瞬間冷たいものがふっと背筋に走った
不安で堪らなくなった明日葉は家の中に走った
「来ちゃだめ!!」
恐怖が入り混じったような、それは母の声だった
明日葉はその声を無視して夢中で声のする方へ向かった
そして二階の寝室で縛られたアザだらけの母の姿をついに見つけた
明日葉は母に駆け寄ろうとした
「母さん!!」
その瞬間母の顔は凍りついた
「だめえええええええええ!!」
ゴッ・・・
頭に激痛が走り母の姿はだんだんぼやけて漆黒に呑まれていった
その後のことは何故かあまり覚えていない
はっきり覚えているのは母が殺されたこと
犯人は逃走して指名手配中だということ
そして黒崎という探偵が明日葉をかばって助けてくれたことだけだった
あの日から世界が変わった
誰かと一緒にいても暗い気持ちは晴れなかった
今自分がここまで普通に戻れたのは黒崎が身寄りのない明日葉たち兄弟を引き取って励まし続けてくれたおかげだ
兄は黒崎の影響で探偵の仕事を手伝うようになった
今は兄が独立して兄弟二人で暮らしているため黒崎とはほとんど交流がなくなっている
明日葉は寝巻きを着替えてリビングのある一階へと向かう
リビングに入るとテレビがついている
新聞が読みかけのまま放置されているところを見ると兄は近所のコンビニにでも行ったのだろう
台所のほうを見ると珍しく兄が朝食を作ってくれたらしくラップがかかった皿が置いてある
(どういう風の吹き回しなんだろう・・・)
良く見ると皿の上にはメモが置かれている
「親愛なる明日葉へ」
・・・・怪しい
この時点で怪しすぎる
他人への態度は確かにすばらしく非の打ち所がない
だが、弟の明日葉から言わせれば猫を何十枚被っているのかと言いたくなる位相手によって態度が変わるのだ
いつも召使のようにこき使ってくるあの兄が弟相手に・・・親愛なる・・・・と付けるだろうか
明日葉はメモを読み進めることにする
「おそよう、明日葉
朝食を作ってやったから有難く食べるがいい
なんと、玉子焼きだ!!」
明日葉は皿に目を移す
玉子焼きとはこの墨の塊のことだろうか
絶対食べないと何かされるに違いないので勇気を振り絞って食べてみる
「・・・・・・げふっ」
・・・・10分後
なんと恐ろしい墨の・・・いや、玉子焼きだったのだろう
食べた瞬間に腹を下してしまった
とりあえず気持ち悪いのは治らないがメモの続きを読んでみる
「・・・というわけで、今日は残りの家事は全部お前がやること」
(・・・・)
いつも押し付けられている気がするのは気のせいだと自分に言い聞かせさらに読み進める
「今日は昔の友達から依頼があったからそのうちここに来ると思う そのときはリビングに通しておいてくれ 間に合わないとは思わないが頼んだぞ」
明日葉は昨日、兄・聖矢が依頼があったと言っていたのを思い出した
どうやらリビングの机に放置してある手紙がその依頼らしい
兄の友人とはどんな人物なのだろう
そんなことを考えつつ明日葉はしぶしぶ家事をはじめた
「ふう・・・・」
明日葉は家事を終えソファに倒れこんだ
(・・・・まだ帰ってこないのかな・・・)
ピンポーン
誰か来たようだ
明日葉は玄関に向かう
兄の依頼人だろうか
玄関のドアを開けると長身の細身の男が立っていた
「・・・こんにちは」
明日葉は男の中に妖しい何かを感じた
- Re: 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/01 20:37
- 名前: 知赴 (ID: qKDnYww0)
おもしれ===
- Re: 真実ノ詩〜死神ハ夜闇ニ笑ウ〜 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/05 14:10
- 名前: 幸隆 (ID: wUEUf8c.)
ありがとうございます
試験中なので更新はできませんがどうぞよろしくお願いします
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