ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 嘆きの空 〜紅い瞳〜
- 日時: 2009/12/01 00:05
- 名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)
ちっす 秋蓮です はい 第2作目 といっても1作目はまだ終わってないけど とりあえずテンション低めでいきます 想像の世界での戦争のお話です そういうのが苦手な人はやめといたほうがいいと思いますんで はい よろしくおねがいします
- Re: 嘆きの空 〜紅い瞳〜 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/13 09:00
- 名前: 悠 (ID: Yc865qQL)
お母さんするどい。
さすがお母さん
- Re: 嘆きの空 〜紅い ( No.15 )
- 日時: 2009/12/13 23:13
- 名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)
うん 鋭いね
- Re: 嘆きの空 〜紅い ( No.16 )
- 日時: 2009/12/13 23:33
- 名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)
続き 「・・・いいえ 違います」 母は 悲しそうな顔をした 「母親が 息子のことを 分からないとでも?」 ーーー母 さんーーー 「本当のことを言っておくれ ラスナ」 今にも泣き出しそうな顔をした もう 嘘はつけないだろう 「・・・・・・ごめん なさい 母さん」 母の手をとる 「・・・僕は ラスナです でも もうラスナでもなく・・・人でもない」 ラクフィリカはーーーラスナはすべてを悟った 自分が白鳥を助けたこと 戦争に行き 死ぬところまで 戦ったこと そして 母の為に 白鳥と融合したことを 「・・・そうかい でも おまえは私の息子だよ」 懐かしい 母のにおいに 涙しそうになる 「・・・母さん 僕のこと 思い続けてください 僕も 母さんのことを思い続けますから」 柔らかな笑みを浮かべながら 頷いた そして 彼は 空を仰ぎ 自分の仕事をしていた ヴォソールへ向かったーーー
- Re: 嘆きの空 〜紅い ( No.17 )
- 日時: 2009/12/15 22:46
- 名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)
5, ラクフィリカはヴォソールに着き 唖然とした 「・・・これは・・・何故?!」 両軍 彼以外の兵士が死んだという 大きな戦争だったというのに 町の者達は 賑やかでいる ーーー王は何をしているーーー!? 走り出した 城に着くが 予想通り 止められた 「何者だ」 「ラクフィリカと言います ここにいた騎士 ラスナからの伝言を 王に伝えるために来ました」 「ラスナ殿から・・・!? す 少し待っていろ」 案外 すぐ戻ってきた 「王が 連れてこいと仰った だからついてこい」 ーーー久しぶり だなーーー そう思っていたら いつの間にか玉座の間に着いていた 「・・・ラスナからの 伝言というのは?」 「・・・ラスナからの伝言ーーーいえ 私からの 伝言です」 周りにいた者達が どよめいた 「どういう意味だ」 「・・・単刀直入に言うと ラスナは 私です」 「ラスナは前の戦争で 死んだはずだが?」 「死んではいません 私はラスナです ちゃんと ここに生きています」 そう言い放ったとたん 怒鳴り声が響いた
- Re: 嘆きの空 〜紅い ( No.18 )
- 日時: 2009/12/28 11:46
- 名前: 秋蓮 (ID: 7CyvmYBv)
続き 「戯れ言を・・・! 誰かこやつを外へ放り出せ!!」 「待ってください!! 私は王に話が・・・」 言っても無駄だった 王も もう ラクフィリカの存在を無視していた 「王よ! あなたは何故 町の人々に戦争で家族或いは友が死んでしまったことを仰らないのですか!? これでは人々が永遠にその人を待ち続けることになるでしょう!?」 誰も 誰も聞きはしない ただラクフィリカを外へ追い出そうとするだけだった 「・・・っ! 放せぇっ!!」 追い出そうとする者たちを思い切り引き離した そして 王に向かって走り出した だが パァン! 銃声が 響いた 「・・・かっ・・・!」 ラクフィリカの肩に 弾が当たった よろけながら 走り続け 王の前に立った 「・・・あなたは 人々に知らせない方が 悲しまないと思うのですか?」 「・・・いつかは 忘れる その者たちのことを」 「・・・分かりました 私はーーー僕は あなたに失望しました あなたは民のことを全く考えていない 愚か者だということが分かりました」 王は 体を震わせ 「こやつを殺せ!!!」 大声で叫んだ
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