ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 逆転デキマスカ?
- 日時: 2009/12/16 20:10
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
- Re: 逆転デキマスカ? ( No.11 )
- 日時: 2009/12/17 19:28
- 名前: Care Bears (ID: EbRIJM5s)
★鑑定結果★
短所
『—』と『ー』を使い分けてください!!『!』が半角
になったり全角になっています!!登場人物が」わかりません!!
長所
3点リーダーを2つセットで使っているところ!!題名にもひかれます★
- Re: 逆転デキマスカ? ( No.12 )
- 日時: 2009/12/17 20:30
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
どうも、ありがとうございました〜
- Re: 逆転デキマスカ? ( No.13 )
- 日時: 2009/12/19 19:34
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
10
な、なな、何? コレ?
唐沢耀也(からさわようや)は動揺しながらも目の前の光景に楽しみを感じていた。
よくわからないが、どうやら永水という生徒が担任の教師を蹴り飛ばしていた。
なにやら面白そうに微笑んでいる。いつものクスクスとした感じの笑いではなく無邪気な子供のような顔で。
「さて——今日は皆さん——いや、残念なてめぇらにハッピーなニュースがあります! ……十七、十六、十五、十四、十三…………」
そして、大胆不敵な発言とともに教室の時計を見ながらカウントダウン(?)を呟く。
「六、五、四、三、ニ、一…………!!」
刹那、教室内に放送が響いた。
『ええと、教師方の皆さん、テレビの十一番をつけてください——』
その声は、音は、雑音は騒音は——あるいは福音が、柊ニの笑みをさらに引き立てた——
- Re: 逆転デキマスカ? ( No.14 )
- 日時: 2009/12/21 22:33
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
12
柊ニ(とうじ)のクラスでは担任が倒れているので、状況が飲み込めずにいる他の生徒達の代わりに彼がテレビをつけることになった。
「(二度目だけど)いっつぁしょ〜たいむ!」
そして、そのテレビに映った光景は異様なまでに生々しかった。
テレビ画面に映るのは——前髪の長い少年と背の高いタコみたいな顔をした人物だった。前髪が長い方は柊ニとして、もう一人の方は——
「「身浦!?」」
「「なんで!?」」
「え゛!? マジなんでッ!?」
最後のセリフは柊ニのものだった。どうやら本人も驚いている様子。
一方、テレビ越しに、身浦と呼ばれたタコ顔は口を大きく開けたまま固まっている。
次の瞬間、テレビの中の柊ニは急に笑い出した。それを合図かのようにタコ顔——身浦が柊ニを蹴り始める。
そこで、ビデオテープを巻き戻すような歪みが生じ、違う場面に切り替わった——
- Re: 逆転デキマスカ? ( No.15 )
- 日時: 2009/12/26 22:31
- 名前: 朝喜 ◆rgd0U75T1. (ID: cRxReSbI)
13
その画面に映ったのは十秒にも満たぬ悲劇だった。
大人が、少女を、刺した。——ナイフで。
その大人が目の前にいることに気づき、生徒たちの心はある種の恐怖に染まった。
そして気づく。
目の前の教師が血塗れなのは——彼本人の血ではなく、その少女の返り血だということに。
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