ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 今宵 憎悪の闇月
- 日時: 2009/12/16 23:35
- 名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)
ちっす 秋蓮です 特にコメントは無いけど 小説の1,2とこれは 全部関係がある(つながっている?)物語です
- Re: 今宵 憎悪の闇月 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/26 00:37
- 名前: 秋蓮 (ID: 7CyvmYBv)
続き 「ったく・・・大丈夫か? 顔 真っ青だぞ」 「・・・だい じょうぶ・・・じゃ・・・ないよ・・・」 怖い 怖くて怖くてたまらない 「・・・レイ・・・身体 震えてるぞ ・・・レイ?」 ジェノは オレの身体を包むように抱いた 感じたくない 温もりが 伝わってきて 怖くて 目を閉じた 「・・・怖いよ・・・怖いんだ オレは・・・・・・オレ は・・・」 「・・・泣いて いるのか?」 涙が止まらない 安心できるけど 怖くてたまらない温もりなんて 要らない 欲しくない 「レイ・・・どうしたんだ?ほんとに・・・何か 怖いのか?」 「・・・うん」 正直に言ってしまえば 多分 楽になる だから さっきオレが見た夢のことを全て話した ジェノはいつも ちゃんと聞いてくれるから嬉しい 「・・・コドク 孤独 ねぇ・・・俺は大して気にしてないからなぁ 今一分からないな」 「分からなくても いいよ 何かというと 分からないでほしいけどね」 ジェノが孤独になったら オレはどうするだろう そのときには もうオレという存在が消えてしまっているかもしれない
- Re: 今宵 憎悪の闇月 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/26 22:40
- 名前: 秋蓮 (ID: 7CyvmYBv)
続き オレは俯き 顔を合わさないようにした 「どうした? 辛いのか? ・・・返事 してくれよ」 「・・・・・・」 今は何も答えたくなかった そっとしておいてほしかった 「・・・レイ・・・」 ジェノは オレの髪を撫でた 大きな手は優しく 頬に触れた その手は温かくて 柔らかいけど 逞しくて 気を落ち着かせてくれた 「・・・ははっ 可愛いな お前」 「・・・可愛くなんかない オレは・・・可愛くなんかないよ・・・むしろ醜いさ」 ジェノはむっとして ため息を着いた 「あのなぁ・・・そんなネガティブな事言っても 何の意味もないぞ? もっと明るくいけっての」 「・・・別に 暗くたっていいよ」 「おいおいおい」 顔を上げてないから分からないけど 彼は多分 苦笑いしていただろう ・・・この世界に 綺麗な人なんていない 絶対とは言わないけど そして 神にも誓わないけど オレはそう思ってるよ
- Re: 今宵 憎悪の闇月 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/28 00:31
- 名前: 秋蓮 (ID: 7CyvmYBv)
5, 闇と光の狭間に 立つ 「・・・よしっ」 フードで顔を隠し 暗がりでは目立つ自分を全て隠した 「・・・ジェノ 何してるの?」 「ん〜? お前を襲おうとしている そんだけ」 にへ といやらしい笑みを浮かべている 昨晩 ジェノは酒を飲み過ぎて まだ今現在も酔っぱらっている 「レイ〜〜キスしていいか〜?」 「近寄んな 酔っぱらい」 そう言っている最中 ジェノはオレの首を甘噛みした ・・・殴りたい 「やらけぇ お前の肌」 やけに色っぽい顔で近づく 「・・・かわえぇ」 「!!!!」 口を近づけてきた 「・・・この 変態がぁっっ!!!」 ばきっ 勢いよく殴り飛ばした ジェノはそのまま倒れ 気を失ってしまった 「・・・あ」 まずい どうしよう 後でジェノに怒られる そう考えたとき 「・・・レイ?」 窓の外から 声が聞こえた 聞きたいけど 一番聞きたくない声が 聞こえた 「・・・あんた また来たの?」 「だめ・・・だったか?」 「・・・だめじゃ ないけど・・・・・・嫌なんだよ!!」 眼を合わせられない あの人ーーー兄さんと・・・
- Re: 今宵 憎悪の闇月 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/28 00:57
- 名前: 秋蓮 (ID: 7CyvmYBv)
続き 「レイ 実はお前に渡したいものがあるんだ」 「渡したい もの?」 「・・・これだ」 渡されたもの それは小さな袋で 中に何かが入っているようだった 「・・・何 これ」 オレは兄さんを睨みつけた 「花の種だ お前に合う花だと思うよ それ すっごい綺麗なんだってさ」 ドクン と鼓動が跳ねた 「綺麗・・・? そんな花にオレが似てるって言うの? バッカじゃないの!?」 「どうして? 綺麗だろ お前」 「綺麗なんかじゃない!! 汚れて 醜くて・・・あんたが 羨ましいくらいだ・・・」 兄さんは大きくため息を着いた 「てめぇ 本気でそう思ってんのか?」 突然 彼の口調が変わった 怒ってる でも オレは頷いた でも その刹那 「・・・がっ!!」 兄さんは オレを殴り飛ばした そして 鬼のような顔で 「・・・バカが そんなこと言ってると誰も近づかなくなるぞ」 怒りと同時に 悲しみの心が オレを包んだ
- Re: 今宵 憎悪の闇月 ( No.14 )
- 日時: 2009/12/28 23:02
- 名前: 聖架 (ID: G2ENsTvw)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.php?mode=view&no=11644
ちゃーっす^^
聖架だZE☆
おほぅ!?
ちょ…ライ!!
レイ君殴り飛ばしちゃったよ…。。。
秋蓮のスケブの中では、ほとんど仲いいのにね〜
グロいのもあったけどww
小説、やっぱ才能あるわ、秋蓮は!!
本出してしまえ〜!!
これからも更新がんばれ☆
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