ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】
- 日時: 2009/12/20 16:43
- 名前: 黒葵 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
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「黒いね」
彼女はそう言った。
「何が・・・黒いの?」
すると彼女は静かに微笑み
その細い腕を私に巻き付け
小さな声で———————
「空が 黒いじゃない」
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黒 い 空
Brack Sky
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登場人物紹介
咲音 綾依 Sakine Ayae−主人公。
舞崎 周 Maizaki Syu−殺し屋。
遠音 亜唯子 Tone Aiko−歌姫。
神宮 アレン Kamimiya Arenn−歌う剣士。
哀川 咲 Aikawa saki−指名手配人物。
隆解 ユウ Ryukai Yuu−国王の使い。
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そして・・・・
「うふふ、あははははは!」
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第一章 狂った人形
>>3 >>7 >>8 >>11 >>12 >>13
>>19
- Re: 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/17 19:10
- 名前: 黒葵 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
やっぱりいられそうなんでUPしまふ←
夕ご飯美味しかったなー
- Re: 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】 ( No.3 )
- 日時: 2009/12/17 19:29
- 名前: 黒葵 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
その日、私は平日だというのに大学へも行かず、アパートの一室でごろごろしていた。
手には隣室のアヤメさんから借りた古文書。
古ぼけて、字さえもほぼ見えないその本を、光の差し込む明るい一室でただ眺めていた。
「これ何て書いてあるんだよ・・ったく」
もうそれもいい加減飽きてきて空を仰いだ時、彼はやって来た。
「おひさーん!綾依たん元気にしてたかーい?」
全身はスラッとして華奢。
その細いからだはオーダーメイドの黒スーツ・・・を自分でリメイクしたらしい(私にはボロ切れにしか見えないが)ものを着ている。
少し銀が混じった、細い髪に包まれたその顔は、白く、うっとりするほど綺麗だった。
女らしいわけではない。
でも、どこか惹かれるものがあった。
「舞崎さん・・・何の用で」
「だーかーら俺を名字で呼ぶなって。それよりお前に頼みがあんだ。」
そういうと彼(どうも舞崎さんと言ってしまいそうなので彼といっておこう)はスーツの内ポケットをごそごそし始めた。
ごそごそ・・しながら、だんだん私に近づいてくる。
しまった。こういうパターンで私が騙されて無理矢理事件に巻き込まれるのは、多く経験してるじゃないか。畜生、顔の良さを羨ましがってる場合じゃなかった。
「あっ・・私お母さんにネギ買ってこいって言われてるんだった!」
「待て待て。さっきお前の母さんがネギ買いに出て行ってたぞ。それよかさぁ・・・」
その顔、見る者全てを魅了する笑みを浮かべて。
私にぐっと近づき、肩に手をまわして。
「少し・・・」
私の腹部に、手に丁度収まるくらいのマシンガンを突きつけ。
「眠っててもらおうか」
爆発音。
言われるまでもなく、私は深い眠りの底へ落ちた。
- Re: 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】 ( No.4 )
- 日時: 2009/12/17 19:31
- 名前: 黒葵 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
うあいっ
- Re: 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】 ( No.5 )
- 日時: 2009/12/17 19:33
- 名前: 黒咲 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
名前かえますー
- Re: 黒 い 空 -Brack Sky- 【ちょいグロ注意!】 ( No.6 )
- 日時: 2009/12/17 19:37
- 名前: 黒咲 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)
むふふー
周さん萌えですなあ
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