ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

†壊れる世界†
日時: 2009/12/20 15:15
名前: 藍羽 (ID: Cqmw6ffg)

「僕の嫌いなモノ。」を書いてる藍羽ですー。
とてもファンタジーなお話を書くことにしました。
グロはあんまりないと思います。

では、どうぞ↓


†登場人物

■魅叉 Misya
短い黒髪をした、14歳の少女。勇者。
悪戯、馬鹿にすることが得意。

■紅音 Akane
肩につくくらいの黒髪をした、14歳の少女。
赤魔術師。子供っぽい。

■闇夜 Aya
肩より少し長い黒髪の少女。14歳。
黒魔術師。本が大好き。一番しっかり者。

■雪 Snow
長い黒髪をした少女。14歳。
白魔術師。一番おっとりしている。


†お客さま
黒咲様。

Page:1 2 3



Re: †壊れる世界† ( No.12 )
日時: 2009/12/28 17:42
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

†第八話 召喚

深紅の巨大な狼が、獣を蹴散らしていく。
すげー強いー。
魅叉はぼけー、としてそれを見ていた。
それを見て闇夜はまた呆れる。

暗闇の奥から、一人の少女が出てきた。
紅い服を身にまとう・・・。

「赤魔術師?!」

闇夜は叫んだ。

Re: †壊れる世界† ( No.13 )
日時: 2009/12/28 19:18
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

†第九話 深紅

赤魔術師が召喚した狼が蹴散らすが、数は減らない。
魅叉も気づき、再び剣を振り回す。
闇夜も焼いたり、凍らしたりする。
怪我をするけど、雪が治してくれるから大丈夫!

「悪魔の血と天の羽よ!召喚したまえ!
    ───召喚獣、ディオル、ミルガン!」

強そうな召喚獣が姿を現す。
でも獣たちの姿は増えるばかりで───。

「おらああッ!」

魅叉の声。

「炎の神!」

闇夜の声。

「体力回復!」

雪の声。

あぁ、と闇夜は思う。
死ぬかもしれないと。

Re: †壊れる世界† ( No.14 )
日時: 2009/12/29 19:45
名前: 藍羽 (ID: 73BX/oE4)

†第十話 神の光

ツー・・・と額から血が出た。
右腕からも出血多量。
何だかフラフラしてきた・・・・・・。

「雪!しっかりして!」

遠くで闇夜が叫んでた。
闇夜も、魅叉も、赤魔術師さんも・・・・・・
血まみれじゃない。
ここで獣に喰われて死んじゃうのかな・・・。
嫌だなあ・・・・・・。

「氷の竜、水の・・・・・・ッ」

闇夜が唱えているのが見える。

いくら反撃しても増えるばかり。

本当に、死ぬかも。

そう思い、雪は目を瞑る。
その瞬間だった。

「「あーっはっはっはっはっは!!!」」

突然、笑い声が聞こえてきた。

Re: †壊れる世界† ( No.15 )
日時: 2010/01/01 17:22
名前: 藍羽 (ID: V9.d7PSD)

†第十一話 おかしいよ。

誰が笑ってるのよ。
闇夜はその声が聞こえる方を見た。
そして、大きなため息。

魅叉と赤魔術師だったから。

二人とも剣を持ち、笑いながら獣をきる。
狂ったか。
壊れたか。
・・・のどっちかだろう。

Re: †壊れる世界† ( No.16 )
日時: 2010/01/06 21:16
名前: 藍羽 (ID: tes3uZgg)

†第十二話 すごいこと。

「・・・あれは、何者でしょうね」

「見るには、勇者と黒魔術師、白魔術師、赤魔術師だと・・・」

長い金髪、水色と白のドレス、白銀のティアラ、
蒼い瞳をした少女、ジャンヌ・グーラ。
この国の次期女王様である。

隣には執事であり、護衛をする男、レン。

「あの者たちを、招きなさい。感謝と任務を伝えよ」

「はい、ジャンヌ様」

「───やっぱ、やめた。私が行くわ」

「それは危険です、ジャンヌ様」

「私は次期女王、ジャンヌ・グーラ!最高白魔術師でありますよ?!」

そう、ジャンヌはこの国で最高の白魔術師。
レンは困った顔をすると、

「では、僕も行きますよ」


           *

突然、闇夜が戦うのをやめた。
自分たちのまわりに、強力な盾をつくり、跪く。

「なッ?!闇夜、何やってんの!」

「ジャンヌ次期女王様の登場ですよ、魅叉、雪、赤魔術師さん」

闇夜が皆に叫び、跪け、と目で伝える。

魅叉、雪、赤魔術師も跪く。

「・・・もういいわ、そこの4人、城まで来なさい」


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。