ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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†壊れる世界†
日時: 2009/12/20 15:15
名前: 藍羽 (ID: Cqmw6ffg)

「僕の嫌いなモノ。」を書いてる藍羽ですー。
とてもファンタジーなお話を書くことにしました。
グロはあんまりないと思います。

では、どうぞ↓


†登場人物

■魅叉 Misya
短い黒髪をした、14歳の少女。勇者。
悪戯、馬鹿にすることが得意。

■紅音 Akane
肩につくくらいの黒髪をした、14歳の少女。
赤魔術師。子供っぽい。

■闇夜 Aya
肩より少し長い黒髪の少女。14歳。
黒魔術師。本が大好き。一番しっかり者。

■雪 Snow
長い黒髪をした少女。14歳。
白魔術師。一番おっとりしている。


†お客さま
黒咲様。

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Re: †壊れる世界† ( No.1 )
日時: 2009/12/17 19:10
名前: 藍羽 (ID: vzjvor/5)

†プロローグ

楽しかった、あの日の記憶。
La memoria di quel giorno di divertimento.

それが嘘みたいに、崩れていく。
Crolla incredibilmente.

涙と血と、憎悪にまみれた私たち。
Noi chi furono coperti con ferite lacere e sangue ed odio.

今からでも遅くない?
Non è in ritardo ora?

祈るから、願うからさ。
Perché io prego, io prego.

あの日に戻れますように、って。
Essere capace ritornare in quel giorno;...

Re: †壊れる世界† ( No.2 )
日時: 2009/12/20 15:13
名前: 藍羽 (ID: Cqmw6ffg)

†第一話 がらくたの世界

『勇者』
主に、剣を使う者のことを言う。
一番人口を占めているのは、勇者である。

『黒魔術師・黒魔導師』
主に、攻撃系の魔術を使う者のことを言う。
黒系の服を身にまとう。

『白魔術師・白魔導師』
主に、治癒などの魔術を使う者のことを言う。
白系の服を身にまとう。

『赤魔術師・赤魔導師』
低レベルの黒、白魔術と剣を使う者のことを言う。
赤系の服を身にまとう。


この世界の人間は、この四つに分けられる。
先ほども言ったとおり、一番人口が多いのは勇者。
その次に、白、黒、赤。
この世界に、ただの人間なんて存在しない。

外には、王の軍隊が歩いている。
いつ戦争をするか分からない、この世界。
残酷で、悲しい国。

Re: †壊れる世界† ( No.3 )
日時: 2009/12/17 19:57
名前: 黒咲 ◆PZGoP0V9Oo (ID: 34QCmT3k)

頑張ってください ノ

共に戦う者として

Re: †壊れる世界† ( No.5 )
日時: 2009/12/17 20:02
名前: 藍羽 (ID: vzjvor/5)

黒咲様。

コメントありがとうございます。
頑張ります!

Re: †壊れる世界† ( No.6 )
日時: 2009/12/20 15:28
名前: 藍羽 (ID: Cqmw6ffg)

†第二話 本屋で出会う。

「あれ、おっかしいなー?ここに置いたはずなのに」

魅叉(ミシャ)はキョロキョロと、まわりを見渡した。
さっきここに置いた本が、なくなっていたのだ。
本屋で本がなくなるって・・・。紛れたのかな?
そうだとしたら、困る。非常に困るのだ。
あーぁ、店の人に変な目で見られてるよ。恥ずかしい。

「ま、何とかなるよね」

諦めがはやい魅叉は、本探しを諦めた。もういいよね。
また明日探しに行けばいいだろう。ははははは。
勇者である魅叉は、いつも持ち歩く蒼い剣を担ぐ。
んじゃ、また明日、と。

「もしかして、これ勇者さんの本だったのかな?」

突然、声をかけられて驚いた。
後ろを振り向くと、黒系の服を身にまとう少女がいた。
右手には魔術師である杖、左手には本。
あ、それ。

「それそれ!ありがとう、黒魔術師さん」

「いえいえ。ごめんなさいね、勝手に取っちゃって」

どうやらこの黒魔術師さん、本好きなのかも。
だって、後ろに十冊以上、本積んであるし・・・。

「えーと、勇者の魅叉です」

「あたしは黒魔術師の、闇夜(アヤ)」

軽く、魅叉と闇夜は握手をした。
肩より少し長い、闇夜の黒髪がなびいた。


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