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- 探偵事務所 時雨
- 日時: 2010/08/04 12:59
- 名前: 樹乃 ◆GniOoWrG2M (ID: 6.Riuk1k)
φ(・ω・ )クリック有難う御座いますっ
大会参加中なり。
樹乃と申すものです!
小説は素人ですが、楽しんで頂けると嬉しいです♪
※グロ・流血表現が入ります。
※荒らし・中傷目的の方は回れ右をお願いします。
探偵さんのお話なので、私の考えた事件が出ます…が。
私はド素人ですので、「は?」と思う部分が多発する可能性大です。
そーゆうの全然気にしないよ、と言う優しい方から本編をどうぞ…です。
*cast(一巻編)
藤代 晶
高校2年生で、探偵事務所の助手になる。
特に目立つ技術も無く、いたって普通の高校生。
梓沢 友梨
いつも明るく、クラスのムードメーカー的存在。
兄が行方不明になり、事務所に訪れる。
白姫
探偵。
見た目は子供だが、能力は未知数に近い。
本名不明。
*助手
藤代 晶
(*cast参照)
古都 璋
お嬢様口調だが、優しく少し臆病。
機械系を弄るのが得意。
園崎 千
ほわほわしていて、天然。
だが、拳法・柔道・空手等、格闘系は強い。
綴 歩霧
無口、素性不明。
璋の前ではよく喋る。
*お知らせ
>>1書き加え。
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- Re: 探偵事務所 時雨 ( No.18 )
- 日時: 2010/02/20 21:22
- 名前: 樹乃 ◆GniOoWrG2M (ID: 6.Riuk1k)
「ふむ。……困ったものだね」
二人が出ていったと同時に白姫が唸る。
「情報が少なすぎる?」
「まったくその通りだよ。見た目によらず、察しが良いね」
「……少し傷ついた」
軽々と酷い事を言うじゃないか。
お菓子を食いながら。
「まったく……梓沢とやらの兄はどうも妹思いらしいからね。急にいなくなる様な理由が全く見当たらない」
たしかに言われてみると、そうかもしれない。
「うん……。梓沢さんは、普段とても明るいからね。あそこまで暗いのは驚きだよ。……お兄さんが行方不明ともなれば、当たり前だけどね。他に頼りも無いんだから」
「そうなのか? おいらは、てっきりアレがいつも通りだと思っていたよ」
「いつもは友達と一緒に楽しそうに話してるよ」
「……成程。兄の行方については大して深くは無さそうだが……しばらく一人で考えさせてもらおうか? 今日は帰って良い。歩霧も戻ってきたら帰らす」
「……そう? じゃあ、今日はもう帰るよ」
僕はそう言って、白姫の部屋から出た。
梓沢さんのお兄さんが行方不明……か。
- Re: 探偵事務所 時雨 ( No.19 )
- 日時: 2010/02/21 11:42
- 名前: 瀬多 哉 ◆tdNM0cwS6s (ID: 0vH/svqy)
>>樹乃
うん、タメでいいw
んで自動的に僕もタメになる。(てめ
いや最初から僕タメだった∀キャハ←
樹乃のはすごいよー、
キャラがしっかりしてる。
梓沢さんの兄ちゃんが、どう関わっていくのか(は
楽しみにしてるよω・´)
- Re: 探偵事務所 時雨 ( No.20 )
- 日時: 2010/02/21 16:06
- 名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)
お菓子を食いながら。・・・ってポイントだね!
- Re: 探偵事務所 時雨 ( No.21 )
- 日時: 2010/02/21 20:36
- 名前: 樹乃 ◆GniOoWrG2M (ID: 6.Riuk1k)
>>19
哉
じゃ、タメで!
いやいや、キャラなんか全然w
特に白姫なんか滅茶苦茶過ぎるし。
梓沢の兄ちゃんは…うん、その期待に応えられるかは置いといて頑張るよ←
nanasi様
どうでしょうか!(ぇ
うぬぬ……(何
- Re: 探偵事務所 時雨 ( No.22 )
- 日時: 2010/02/21 20:54
- 名前: 樹乃 ◆GniOoWrG2M (ID: 6.Riuk1k)
四章
「梓沢さん」
「……えっ? ……あ、藤代君。どうかした?」
「いや……特に用は無いんだけど……。ちょっと様子が気になって、というか……」
「心配してくれてる? あはは、そんな真剣な顔しないでよー……あたしは、全然平気だからさ」
次の日、学校で梓沢さんに話し掛けてみたけれど……一方的に話を切って、梓沢さんは女の子の友達の輪に入っていってしまった。
……どうしよう。
平気、とは言ってるけれど事務所に相談しに来た時点で平気というのはキツいだろう……。
……はあ……。
※※※
「……で、君の兄はいなくなる前に何か言ってたかね?」
「……いいえ」
「ふむ。……では、君が兄の口から聞いた最後の言葉は何だ?」
「……えっと……確か、『友梨は母親似だよな』って……」
「母親似? 意味深な発言ですわね」
学校が終わってから梓沢さんと事務所に行き、今、梓沢さんは質問攻めにされている。
今日は璋と歩霧がいて、璋は白姫のベットに座りながら、ノートパソコンのキーボードを叩いている。
「母親似、というと、兄は父親似だったりはするのかね?」
「……いえ。うちの父親はあたしが生まれる前に死んでるんです……。だから、お兄ちゃんとは本当の兄妹じゃ無いんです」
「——! ……どうして、そういう事を先に言ってくれないんだ……」
「ご、ごめんなさい……あまり、関係無いと思って」
白姫の声で梓沢さんが縮こまる。
「つまり、その兄上とは血が繋がっていなくて、父上は母上の再婚相手なのですわね?」
璋は一瞬キーボードを叩く手を止め、確認するように尋ねる。
「……そういう事です……」
梓沢さんは、言い難そうに言う。
……何か問題でもあるのかな?
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