ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 悪魔の住む森
- 日時: 2010/02/26 21:56
- 名前: 鬼跡 (ID: B9tAUYch)
はじめまして。鬼跡(きせき)と言います。
小説書くの初めてなんで、うまく書けるかわかりませんが、よろしくお願いします。
〜注意〜
1: 荒らし等は、受け付けません。
2: 返信・小説の続きは、かなり遅いです。
3: 小説が、とてつもなく下手かもしれません。
以上のことを、了解できる心の広いかたのみ
この小説を、お読み下さい。
- Re: 悪魔の住む森 ( No.15 )
- 日時: 2010/08/22 21:12
- 名前: 鬼跡 (ID: CA3ig4y.)
〜第7話〜
バキッ、ガリッ・・・。
俺の覗いた穴の下には動物の死骸が山積みになっていた。
そして、その死骸を二つの影が貪っていた。
二つの影が見えるのは俺のいる所から5メートルほど下だった。
どうやらこの穴は通気孔かなにからしい。
その時、下の方から声が聞こえてきた。どうやら、二つの影が話しているらしい。話の内容は、次のようなものだった。
「あ゛〜、毎日毎日動物の肉ばかり・・・。たまには人間も食いてぇよ。」
「そんなおまえに良い知らせがあるぜ。なんとさっき神社で子供を二人つかまえたんだ。」
「子供!しかも二人!!んじゃぁ早く食おうぜ!」
「まだだめだ。楽しみは取っておくもんだろ。それにやけに元気なのが一人いるから、疲れて弱るまで2時間くらいまとうぜ。」
「2時間も!まぁいいか。久しぶりの人間だ。」
俺はもう一度頭の中で二人の会話を繰り返した。
そして、つかまった子供二人とは憐と昇のことだと確信した。
俺は急いでさっき来た道を戻った。戻る前に一瞬だけ穴の下を覗くと、下にいた二人の顔が見えた。
それは人の顔ではなかった。
口は耳まで裂け、鋭い牙が上下四本。耳は尖がっていて、目は真っ赤に光っていた・・・。
そう、森に入る前に昇から聞いた話に出てきた《悪魔》そのものだった。
タイムリミットまで2時間・・・。
- Re: 悪魔の住む森 ( No.16 )
- 日時: 2010/08/22 21:16
- 名前: 紅桜 (ID: /BuoBgkT)
よっす!
来たぜぇ♪
久々の更新だと思ったらまたグロくなっ((殴
よくまぁこんなん書けんなぁ〜(人のこと言えない。ww
これからもがんばってくだせぇよ。
- Re: 悪魔の住む森 ( No.17 )
- 日時: 2010/12/05 01:10
- 名前: 鬼跡 (ID: lV1LhWQ7)
久々に書きます。
〜第8話〜
とりあえずさっきの神社まで戻って来たは良いが、何をどうすれば良いのか見当もつかず境内をうろついていた。
憐と昇を助けるにしろ、何処にいるのか分からなければどうしようもない。やっぱりさっきの大石の所に戻ってみようか・・・?
そんな事を考えながら歩いていると
バキッ!
「うわっ・・・いってぇ・・・。」
考え事をしながら歩いていたので足元のさっき憐が穴を開けた板に気づかず、また新たに穴を開けてしまった・・・。
立ち上がって服についた土を掃いつつ穴の中を覗いて見て、ふと思った。
「そういえば、あの壺は何処に行ったんだ?」
辺りを探して見たが、何処にも見当たらない。
あの壺には(魔封壺)と書いてある札が貼ってあった。その札に昇が触れた瞬間、壺の中から黒い霧のようなものが出てきて気を失ってしまい、気がついた時には憐と昇がいなくなっていた。
「あの壺を見つければ何か分かるかもしれない。」
そう思い、もう一度祠の前まで戻ると、いきなり強い風が吹き思わず目を閉じてしまった。
風が吹き止み目を開けると、目の前に一人の“少年”が立っていた。
歳は俺と同じぐらいだろうか、俯いていて顔がよく見えなかった。
「誰だ・・・?」
俺が聞くと、“少年”はゆっくりと顔を上げた。
その顔を見て俺は絶句した。
その“少年”の顔はとても馴染み深い人物の顔だった。しかし、その人物はあきらかにそこにいるはずのない存在だった・・・。
すると、その“少年”が口を開いた。それは俺の問いに対する答えだった・・・。
「俺ハ・・・・・・・・
・・・“オマエ自身”ダ・・・。」
目の前にいる“少年”の顔はまぎれもない・・・
‘神闇 雷’
俺自身だった・・・。
- Re: 悪魔の住む森 ( No.18 )
- 日時: 2018/03/25 15:51
- 名前: 鬼跡 (ID: t5agwx1g)
とんでもなく昔に書いたものを発掘してしまった…
読み返して恥ずかしさで爆発しそうになりましたが、未完のまま放置ってのもちょっともやもやするので気が向いたときにでも続き書こうかと思います。
とりあえず主人公の名前もう少し何とかならなかったのか……
- Re: 悪魔の住む森 ( No.19 )
- 日時: 2018/03/25 16:23
- 名前: 鬼跡 (ID: t5agwx1g)
〜第9話〜
「俺ハ……オマエ自身ダ…」
世界には自分と似た顔の人が3人はいるというが、その少年はあまりにも似すぎていた。
少し癖のある黒髪に生気の感じられない目、淡々と話すその口調までもが自身と酷似しており鏡でも見ているのではないかという気分になる。
一つ違うところを上げるとすれば、靴を履いていないということだろうか。
混乱のあまり裸足で森の中を歩き回るなんて怪我をしそうだなどと考え始めた俺に、少年は再び話しかけてきた。
「俺ハ戻レナカッタ…。デモ、オマエハ…マダ間ニ合ウ。」
そういうと再び強風が吹き荒れ、目を開けたときには少年の姿は忽然と消えていた。
「一体、何がどうなってるんだよ…。」
俺は誰もいなくなった境内を眺めながら、ただただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。
タイムリミットまで1時間30分…。
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