ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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つくられもの
日時: 2010/04/11 09:54
名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: YdFp2cHe)

どうも、はじめましての人もいますね。九龍と申します。
今回は、クローン人間が主人公のお話を書こうと思います。
あ、この小説を読む前に、注意書き読んでください。お願いします。

注意書き

・え? 僕の事嫌いですか? じゃあ、ここに来る必要な……あ、何でもありません。でも、帰った方が……。
・え? 荒らし? チェーンメール? ……あぁ、御引き取り願いますね。
・パクリ?  いや、ナイナイ!! 御引き取り願います。
・文才……? 解りません。ゴメンナサイ……。

え? これでも残ってくださるんですか……?
残ってくださった方は、小説を見てくれると嬉しいです。

目次
登場人物>>1
第1話>>2 第2話>>3 
第3話>>10 第4話>>13

湊のキャラ絵>>27


お客様

朝架様、海鼠様

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Re: つくられもの ( No.1 )
日時: 2010/04/06 10:57
名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: Fi5I.X3D)

登場人物

笹塚 湊
黒髪黒眼の男。クローン人間。
幽美のクローンで、自分が何のためにつくられたか考えている。

緋勇 幽美
赤髪赤毛の男。<<宝探し屋>>をしている。
謎が多い。湊とは結構仲が良い。

グレン・マルブランク
金髪に蒼い眼の男。<<宝探し屋>>をしている。
いじめや差別などが嫌いで、普段は、のほほんとしている。

Re: つくられもの ( No.2 )
日時: 2010/04/05 16:09
名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: Fi5I.X3D)

第1話『強制誕生』


湊が生まれて最初に見たものは、静かに微笑んでいる父親だった。

完成だ———————

湊の父親はそう呟いて、この部屋から出る。
部屋には、山積みになっている資料が置かれていて、湊の父親が使っているらしきパソコンの画面は、電源が切られていないらしく、暗い部屋の中で光っている。


湊が部屋を見回していると、父親が服を持ってきた。

「これを着るんだ」

父親は服を床に置いて、どこかへ行ってしまった。
湊は、父親が置いて行った服を着て、壁にかけてある鏡を見てみる。
鏡に映ったのは、ぼさぼさの黒髪に、黒い眼をした少年だった。
首には、47と、黒く書かれている。
多分、これは、自分が何体目のクローンかわかるように、番号を付けたんだろう。
湊の他にも、クローンはいっぱいいる。
湊が47番目のクローンなので、湊には46体仲間がいるのだろう。
……俺みたいなのが、46体もいるのか……。
湊はそう考えて、少し笑った。
そう言えば、俺は、なんのためにつくられたんだろう?
と、いうか……、俺、誰のクローン?
湊は、そう考えながら、部屋から出た。


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