ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 狂い終わりし世界の夢 出して欲しい英雄募集
- 日時: 2010/04/03 06:06
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: 1SUNyTaV)
こんにちは。初めまして。灰ネズミです。
今回はギャグも多少含んだシリアスな話を書いてみたいと思います!
どうか暖かな目で見てやってください!
- 狂い終わりし世界の夢 第二幕 第一話 ( No.9 )
- 日時: 2010/03/27 05:53
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: Ocs18kVY)
「違う?」
薄々予想はしていた。
「ここは演音様たちから見ると『夢』にあたる世界です。狂ってしまった狂気の夢なんです。」
…この世界の者とはいえどうしてここまで詳しい?
簡単にそんなこと言っていいのか?
「大丈夫。警戒しないでください。私はこの世界を救ってくれる方をサポートすることが天から与えられた役目なんです。」
で…電波なのか?コイツ…。
「この世界はけして夜が明けません。狂っているのです。この世界にいるのはかつて英雄と呼ばれた者たちそしてその者たちをサポートした剣などの擬人化たちです。」
「なんだ。俺よりも世界を救えそうな奴いるじゃん。
別に俺がやらなくたって困らないだろ…。」
違う。これは嘘。本当は俺はあの夢のようになりたくないだけ。
「ダメです。」
フェミアの驚くべき返事に俺はただ呆然とするだけだった。
- 狂い終わりし世界の夢 第二幕 第二話 ( No.10 )
- 日時: 2010/04/03 05:51
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: 1SUNyTaV)
「なんで…だよ?なんで俺なんだ?」
こぶしを握り締める。
「この世界の英雄達は皆、世界の毒気にやられて狂っているのです。例を挙げれば アーサー王、その剣エクスカリバー ポセイドン、その武器トライデント…皆、狂っているのです。」
英雄までもが狂う世界を自分に救えと言うのか?
この…いつか殺さなくてはならないのであろう少女は
「…なぁ。じゃあお前はなんで狂わない?本当に狂っているのはお前じゃないのか?」
…あ。やばい。
やばいって思ったわけは簡単だ。
フェミアの表情が目に見えて曇った。
「私は…この世界で唯一の擬人ではない者なんです。」
悲しそうに笑うフェミアを俺はいつの間にか後ろから抱きしめていた…。
- メモ ( No.11 )
- 日時: 2010/04/03 06:04
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: 1SUNyTaV)
出す予定の擬人化さんたち
アーサー王 男 エクスカリバー 男
ポセイドン 女 トライデント 男
ハデス 女 ケルベロス 男
ネクロノミコン 女 アルアジフ 男
こんなもんか。
- 狂い終わりし世界の夢 出して欲しい英雄募集 ( No.12 )
- 日時: 2010/04/03 06:08
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: 1SUNyTaV)
出して欲しい
神話・伝承 の英雄さん(もちろん悪役もオッケー)を募集しています。
募集は先着2名様まで。
- 狂い終わりし世界の夢 第二幕 第三話 ( No.13 )
- 日時: 2010/04/04 06:31
- 名前: 六番目の灰ネズミ ◆s1dPr7GiEs (ID: ymYDaoPE)
「エ・エ・エ・エンネ様!?」
頬を赤く染めじたばたするフェミアに囁く。
「ごめん。知ってるんだよ。擬人のことだって、俺が狂った伝説たちを倒さなくてはいけないことだって」
そして、お前を殺さなくてはいけないことだって。
最後の言葉は飲み込んだ。
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