ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- _幸せの.小鳥_
- 日時: 2010/04/19 15:09
- 名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v-KMc0PqFZzaU
こんにちわ!
もー..飽きっぽくてすみません..
まあこれは多分完結できると思うんですけど...
できるかぎり頑張ります..!
注意
・荒らし禁止
・ありえないことありまくり
・返信超遅いかも
・何かと似てても真似したつもりはないです
登場人物
田無 亞架音女
・元気で優しい・読書が好き
とりあえずこの子だけで..
出たら増やしておきます
プロローグ
これはある少女の物語。
—とても小さな物語
この物語の幕開け。
—ある小さい事件
この物語の幕切れ。
—ある小さい生命
全ての解答。
ある幸せの小鳥——
- Re: _幸せの.小鳥_ ( No.4 )
- 日時: 2010/05/01 17:26
- 名前: 梨凛 ◆Ei1CZdtLN6 (ID: 27fKn1TU)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v-KMc0PqFZzaU
3.独り
何これ..何これ..っ!何これ....!!!!!
「お父さんっ!!お母さんっ!!いるなら返事をしてよ!どこにいるの..!?」
必死に叫ぶが声は返ってこない。
聞こえるのは助けを呼ぶ声。
「...っ...うっ..ひっ...くっ...ぅ..わぁぁぁぁああぁぁん!!!」
どうすればいいの?私はここで身動きがとれないまま無惨に死んでいくしかないの?
その時、足音が聞こえた。この倒れた車両を歩ける人がいるということは...
助けが来たんだ!
「...て...たす..けて...!..助けて...!」
私はもう顔を上げることすらできずにうつ伏せのまま助けて、といい続けた。
「......亞架音?」
—————!!
「お母さん!!?お母さん!!」
「亞架音、よく聞いて。私はもう駄目だわ。けどね、私は自分のしたことを後悔はしてないわ。」
「...おかあ..さん..?」
その声はまるで別人だった。それに言っていることも私には理解できない。
「亞架音。貴方は生きるのよ。たとえ私が死んでしまっても。どんなに絶望に満ちた世界でも。希望が無くても..よ。」
「え...お母さん..死んじゃうの...!?何で!?何で...何で..死ぬなんて..いわないでよ...っ!!」
お母さんが死んでしまったら私は..どうすればいいの!?
「!!お母さん!..お父さんは!?ねえ..おとう...」
お母さんは黙った。音がしたから指を指したりでもしたのだろうか
「...もう..死んでしまったのよ..」
「うそ...うそだ...嘘だっ!!!」
「本当よ。...亞架音、よく聞きなさい。お父さんは死んだわ。お母さんもじきに死ぬ。..いいえ、殺されてしまうわ。5歳の貴方にはまだわからないかもしれない。でも私のしたことは許されることではないの。だから、貴方は生きるのよ。わかったわね?あか...!!」
何..?いきなり声が...それに何か大きな音..
私は力を振り絞ってお母さんが居たであろう場所を見た。
「...!!」
お母さんが私の横に倒れる..!その少し離れた所に..誰か..いたのか足音がする。
私の顔や腕にお母さんの血がとぶ
...お母さんは殺された...?..誰に...?..銃で..?
「...まっ..て..よ..っ!!..嫌だよ..ひとりに..独りにしないで...独りにしないでよ...っ..お母さんっ!!!」
返事は、
無い。
「...ぅ..っ..ぅ...わぁああああああああああ!!!!!」
私は、神様に見捨てられた。
私は、もう独りだ。
私は、私には、
モウナニモノコッテイナイ—
- Re: _幸せの.小鳥_ ( No.5 )
- 日時: 2010/04/20 20:31
- 名前: 梨凛 ◆Ei1CZdtLN6 (ID: 0T2ECwzo)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v-KMc0PqFZzaU
凛だっ!
気づかなかった!!
楽しみにされちゃったからには頑張らなきゃな〜
- Re: _幸せの.小鳥_ ( No.6 )
- 日時: 2010/04/20 21:03
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: KkQpSREq)
梨凛
ふふふ...今度こそ続けてね....?(ニタリ
殺されたって、ちょ
頑張ってね!
- Re: _幸せの.小鳥_ ( No.7 )
- 日時: 2010/04/24 20:15
- 名前: 梨凛 ◆Ei1CZdtLN6 (ID: 27fKn1TU)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v-KMc0PqFZzaU
はろろーん...
もー!!4日もやれねぇとか死ぬかと思ったぜ..;
あ、ああ...続けるよ...てか超怖いし!
お母さんね..あれはもー可哀想としかいえねぇ..
頑張るにきまってんだろ!
- Re: _幸せの.小鳥_ ( No.8 )
- 日時: 2010/04/24 20:42
- 名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 27fKn1TU)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v-KMc0PqFZzaU
4.強く
「う...っ...だれ..か..誰か私を助けてよ...っ!!」
誰か...誰か助けて...!
「....うっ....っ...」
私は..どうすればいいの?
..神様は残酷だ。私はまだ5歳なんだよ..?何で..何で...こんなことに..
「これが私のうんめい..なの?ねえ..神様..答えてよ!!」
私は今自分の命の危機にあって頭がどうかしてしまったのかもしれない..
だって..
「神様なんているわけがないっっ!!!!」
もう死ぬんだよね?私の大好きな人は死んだ。だからもう..殺してくれるんだよね...?
「...もう..ころ..してよ...殺して...っ」
「誰か生きてる人が居るのか?誰かいるなら返事をしてくれ!生存者はいるか!」
誰..?助けが来たの...?でも..私は...
「...助けてください!!!!!」
「どこだ!?」
「居たぞ!子供だ!」
私が死にたくてもお母さんとお父さんがそれを望むわけない。
..私は生きなければならない。これが運命なら尚更。
「..ん...ここは..?」
「先生!患者さんが目を覚ましました!」
ああ、病院か...
「君、名前はなんていうんだ?」
「...田無..亞架音..です」
「..亞架音ちゃん。よく聞いて。君の両親は死んでしまったんだ。だから君は施設に入らなければならないんだけど..」
施設...私に親が居ないからか...もうどうでもいい..
「...入ります...」
「本当かい?じゃあお迎えが来てるから行こうか」
「....はい...」
ようはベッドを開けたいから私みたいなガキはどこかに行けってことね。
頭の包帯には紅い血が滲んでいるというのに...
施設の前につくと私と同じ列車に乗っていたのか怪我をしている子が4人いた。
その子達は泣いていた。...私は泣かない。泣けない。
「..よろしくお願いします」
「じゃあみんな部屋に入って。」
「はいみんな聞いてー!この5人は今日の列車事故で親を亡くしてしまった子達です。みんな仲良くしてあげてね」
...同情にしか聞こえない。大人はみんなそう。
「綾瀬 稔です」
「宮野 春賀です....」
「小田 知美です。」
「....石井...明....」
女が3人と男が1人...
「五人目の子?どうしたの?」
私は田無亞架音...だけど...あの頃の私で居たくない
田無、という苗字も、亞架音、という名前も。
すべてリセットする。私は—
「...高梨...紅です...」
私は今日から高梨紅。もう弱虫な私じゃない..!
私は強くなるんだ!
私は自分をリセットする事で強くなれる、そう思い込んでいた。
それは現実から逃げているだけと教えてくれるのは誰?
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