ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- a lucky chance
- 日時: 2010/04/19 22:50
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: EUGuRcEV)
クリックありがとうございます!!
二次元でお世話になっている邪狼というものです。
ちょくちょくシリアスにも出現してますが知っている人は少ないと思いますw←
こんな半人前ですが温かい眼で見てくださると泣いて喜びますww
アドバイスや感想をくれるともっと喜びます。
そして一言 文才…0よりはるかしたの存在です。
他の皆様の作品…月ですw僕は亀ですw←
ちなみに題名の意味は『好運』ですw
よくchanceが出てきますがチャンスと読んでくださいww←
ではよろしくお願いします!!
- Re: a lucky chance ( No.6 )
- 日時: 2010/04/19 23:32
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: EUGuRcEV)
第二話 chance
「あなた達にchanceを差し上げましょう!!」
そう叫んだ少年のほうを仕事をしていた人間達が手を止めて見上げる。
少年はえへんと少しばかり咳払いをすると大きな声で語り始めた。
「えーっと……僕の名前は……クロウとも言っときましょうか。
ここでは仕事をしてポイントを貯め、一定の所へ達したら生まれ変われるという設定でしたが、
それだと面白くありませんね」
にこにこと笑うクロウ。
見上げている人間はまだ何のことがわからないらしく頭にはてなの文字を浮かべている。
……俺そんなこと知らなかったけど。
「なので僕がchanceをあげましょう。
真面目に働いてもかなり時間がかかりますね?
そこで、僕考えたんです!!」
自信満々なクロウ。
……よくぞあそこまで自分に自信がもてるな。
「今からgameを開催します。
ルールは簡単。僕の本当の名前を探す。そして誰かに化けている僕を探すんです。簡単ですね?」
みるみる辺りの人間達の感情高ぶっていくのがわかる。
「でも僕を甘く見てはいけませんよ。
ちょっと僕の力を見せてあげましょう。
うーんと……そこの君!!」
ピッと指を指すクロウ。
その指の先は……、
「……俺、ですか?」
「そう、君!! さっきから僕のこと見てたでしょ」
……なんでもお見通しですか。
そんな嬉しい顔されても全然こっちは嬉しくないんだけど。
皆注目してるし……。
「僕はですね、ここでも結構、格が上なんですよ。
だからそこの君と同じ姿にだってなれる」
にこにこ笑いながらクロウがパチンと指を鳴らす。
クロウの周りが煙に包まれそこには俺にそっくりになったクロウがいた。
「ねっ?」
そしてまた指を鳴らし元の姿に戻る。
「さて、ルールは簡単ですが気をつけてくださいね。 このgameはこのグループの者だけではありません。
奥にいる重刑者にも有効なのです。
一回死んでいるからって殺されたらgameoverです」
もう楽しくてやってられないという風ににこやかな表情のクロウ。
周りはもうやる気でいっぱいだ。
「それじゃあ、せいぜい僕を探し出してみてください」
そしてまた指を鳴らしその場からいなくなった。
- Re: a lucky chance ( No.7 )
- 日時: 2010/04/19 23:30
- 名前: 牙暁 (ID: ouG7SBqg)
更新お疲れ様です。
クロウ、何かカッコいい……
謎な所が。
タメいいですか?
ぅちは勿論OKです。
- Re: a lucky chance ( No.8 )
- 日時: 2010/04/19 23:31
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: EUGuRcEV)
カッコいいですか?
良かったですww←
あっ、僕もokですよw
- Re: a lucky chance ( No.9 )
- 日時: 2010/04/20 17:11
- 名前: 邪狼 ◆XRTr.Bg.qw (ID: EUGuRcEV)
第三話 天使
あちゃー……。
皆元気だな……さっきまで死にそうになって働いてたのに。
あんなのgameoverになったら終わりなのにさ。
それまでして生き返りたいのか?
……俺には考えられないことだな。
「あなたは参加されないんですか?」
「……まぁな」
……って誰だいまの?
声のしたほうに振り返る。
そこには一人の少女が座っていた。
背中には真っ白な翼が生えている。
「あっ、気づきました?
ずっと気づいてくれないので話しかけちゃいましたよ」
にこと笑う少女。
……悪魔の次は天使か。
「で? なんか用?」
「あっ、私天使のマーヤと申します。
ちょっと仕事であなたのお供をすることが決定しました」
……はぁ?
「そんな顔しても駄目ですよ。
さっき見たでしょう。あの少年が重刑者の部屋の扉を開けてしまったんです」
やれやれという風にお手上げのポーズを取るマーヤ。
……それでなんで俺が指名されたと?
「それは……特に理由はありません」
……なら俺は関係ないじゃないか。
「あっ、でも早めにあの少年を見つけ出さないと大変なことになるんですよ!!
というか、もう大変なことになってます!!」
「……どこら辺が?」
「あちらですよ!!」
マーヤがピッとさっき興奮していた他の人間達がいたところを指差す。
が……そこには人間達は居らず、その人間達の血で
染まったイカれた化け物がこっちを見ながら笑っていた。
- Re: a lucky chance ( No.10 )
- 日時: 2010/04/20 17:14
- 名前: 牙暁 (ID: ouG7SBqg)
更新乙!!
マーヤ、可愛い……
天使とかマジで萌d(殴り
怒れた化け物!?
続きが気に為るww頑張ってねww
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