ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》
- 日時: 2010/06/11 17:54
- 名前: nanasi (ID: udZFMs3r)
おひさしぶりです
前回のはちょっとロックさせていただきました
話がこんがらかってきたからです
なので、こちらで最初から書き直します
大筋はほとんど変わらないと思いますので、まあよろしくお願いします。
と、思っていたんですがなんか話がすごく変わりそうな予感です。
あと、前回募集したキャラは少しづつ使わせていただきます。
◆お客様(コメントをしてくださった優しいお方たち)◆
ユエさん 禰音 鏡幻 さん
◇更新記録(最新情報のみ)◇
2010 05 22 弐章 その捌 「」
◆イベント(オリキャラ募集など)のお知らせ◆
今はまだありません
◇登場人物(基本)◇
八月(はづき)
主人公
私
如月 五月(さつき)
仲間
弥生(やよい)
仲間
同居人
- Re: 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》 ( No.16 )
- 日時: 2010/05/26 18:26
- 名前: 涼香 (ID: udZFMs3r)
弐章 その漆
井戸端じゃないんだから。
私が中学生の時、授業中お喋りしてたらそうよく怒られたなぁ〜、っと言う事を何故いきなり思い出したかって云うと、歩いている先にちょうどおばさんたちの群れがいたからだ。
井戸端会議やってんのかなぁってスル—しようとしたら、ミィちゃんったら話しかけ始めてる。知り合いでもいるのかな?
「あら、ミィちゃん〜。お久しぶりねぇ」
「いやぁ〜、お久しぶりって云っても三日ぶりじゃないですかぁ〜」
「それもそうねぇ〜」
「そうだわねぇ〜」
「あめちゃんいる? あっそうだ、この子誰なのよ? 彼氏? いつも一人で登校してたミィちゃんに彼氏ねぇ。時が進むのは早いわ〜」
「あら、本当? 何で紹介しなかったのよ? 水臭いじゃない。いつも話しているのに」
なんか話してる。っておい! 私彼氏じゃないし、ましてや女の子なんだけど! 突っ込みどころしかないじゃない。この会話。否、そうだ。ミィちゃんたった一言しかしゃべってないじゃない。おばさんたちすご! って私も一人で語りっぱなし。
「えっと、私彼氏じゃないんだけど……」
とりあえず、小声で抵抗してみる。ミィちゃんに何とか誤解を解いてもらおうと思ったわけなのさ。でも、どうやらミィちゃんにはその言葉は届かなかったらしい。相変わらず笑ったまま。こっちの方を見向きもしない。
ミィちゃんもひどいなぁ。
「えっとですねぇ、それはそれは」
「ミィちゃん、恥ずかしがらなくても大丈夫よ。私も昔は色恋沙汰も経験したんだから」
「何言っちゃってるのよ! 知ってる? この人三回違う人に告白されて三者三様に振られてるのよ〜。そんなやつより私……」
「否、私よ」
「なんと、学年一いけ面の修二君をとらえたのは私な」
「あのひとは女たらしよ!」
「だから、彼氏じゃないんだけどな」
今度は何気なくつぶやくけど、もちろんミィちゃんましてやあのおばさんたちにそのつぶやきは届くはずもなかった。悲しいねぇ。
「えっと、そろそろ学校なので言っていいかな?」
「あ、ごめんね。でもあめちゃんだけ」
「ありがとうございます。心だけもらっときます。では! いくよ、八月!」
ミィちゃん誤解とかないで強制的に会話終わらせちゃった……。でも、そんなこと考えている余裕はない。私の右手は、もげんばかりの勢いでミィちゃんに引っ張られている。そのミィちゃんは走っている。すごい速さで! 私は引っ張られている。
助けてぇ!
- Re: 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》 ( No.17 )
- 日時: 2010/05/26 18:27
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆Kaim8JsO5s (ID: cYSZrqDn)
新しいの建てたんですね^^
更新楽しみにしてます
- Re: 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》 ( No.18 )
- 日時: 2010/05/28 19:17
- 名前: 涼香 (ID: udZFMs3r)
禰音 鏡幻 さん
おひさです
というわけです
といっても、なかなか更新できませんが(苦笑)
- Re: 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》 ( No.19 )
- 日時: 2010/06/11 17:54
- 名前: 涼香 (ID: udZFMs3r)
二章 その捌
「飛ぶよ! つかまって!」
「へっ?」
つい意味がわからず間抜けな声を出してしまった。
飛ぶってどういう事?
「いいから! 私に負んぶされるみたいな感じで!」
なぜ? まぁいい。よく分かんないけど取りあえずつか……きゃぁぁ
飛んだ。
文字通り、膝を少し曲げてからびょぉーんとミィちゃんは飛んだ。そして無事近くの家の二階の手すりに着地って二階!?
この人それだけの動作で二階まで飛んだってこと!?
それ人間としてあり!?
「もう一回行くよ〜。絶対に振り落とされないでね!」
ちょっともうやめよと言いそうに私はなったが、そのまえにミィちゃんは飛ぶ。さっきと同じ感じで。
きえっぇぇぇ。
風圧が!
ミィちゃん本当に私と同じ中学生!?(私中学生じゃないけど)
っていうか人間!?
まぁ、そんなこんなで気づいた時は屋根の上。
トタトタと足音を立てながら斜めっている屋根の上を余裕で歩いていく。
「無事? もう一回飛ぶよ〜」
「はぁ!?」
呟き終わった終わらないかぐらいの間にまたミィちゃんは、こんどは走り出した。
ってえ! 落ちる! ちょっと走りすぎぎゃっぁ
ミィちゃんはまた飛んだ。
そして隣の家の屋根に飛び移る。
きっと今ミィちゃんの足にはかなりの負担がかかっているはず。でも、転びそうな様子さえない。
私がのっていても。
正直怖いよ。
- Re: 逃亡中事件簿《スレ立て直しました》 ( No.20 )
- 日時: 2010/06/11 17:55
- 名前: nanasi (ID: udZFMs3r)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
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