ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 無くしたキオク。
- 日時: 2010/09/04 23:42
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
登場人物
名前
桜井 隼人(さくらい はやと)
性別
男
とある高校の普通の二年生。幼い頃に両親を亡くし、親戚の家で暮らしている。小学の時に交通事故に巻き込まれ、一部記憶を無くしている。後に特別な能力を持っていることに気づく。大人しくて何事にもやる気を見せない。
名前
桐島 紗雪(きりじま さゆき)
性別
女
隼人と同じ高校に通う二年生。過去に誰にも言えない事件に遭い、とある場所には一切近づかないようにしている。元気で前向きに物事を考える。
名前
朝倉 久遠(あさくら くおん)
性別
男
隼人と同じ高校の二年生。隼人の交通事故のことを知っていて、隼人の親友。お人好しでお節介。
以下は名前だけにします。
高波 朔夜(たかなみ さくや)
秋山 蓮(あきやま れん)
響 寧(ひびき れい)
嘉神 雅焔(かがみ えん):パートナー・・・旭戯
妖は今のところ9匹です。
狛狐(はっこ)
化猫(ばけねこ)
麟鳥(りんちょう)
哭龍(こくりゅう)
旭戯(あさぎ)
露紅(ろうこう)
終(おわり)
カルセオラリア
火比(ほころ)
・・・すみません。やり方がイマイチ分からなくて;
;次から始まります。
- Re: 無くしたキオク。 ( No.6 )
- 日時: 2010/06/04 08:16
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
そう言ってもらえると嬉しいです//
私は妖は視えませんが、霊なら多少視えます^^♪
大丈夫です^^興奮しまくってください♪
では続きをどうぞ。
- Re: 無くしたキオク。 ( No.7 )
- 日時: 2010/06/04 09:31
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
「ふぁ〜・・・つっかれた・・・」
「ああ・・・俺もだ」
夕方。俺と久遠は最後に下校した。
一年生の入学式の後片付けが二年生に割り当てられ、俺らは一番仕事の多い体育館の片づけをしていたのだ。
俺らは他愛ない話をしながら帰り道を歩く。と、不意に久遠が俺に問うてきた。
「そいや、今朝また視たのか?」
「ああ。そう大したヤツじゃないから、逃がしたけどな」
俺はため息まじりで久遠に答える。久遠は笑顔で頷いている。
普通の人なら「妖を視た」と聞けば驚愕するか、引くだろう。しかし久遠は俺の事情を全て知っているので理解してくれているのだ。
俺も苦笑して笑っていると、久遠が空を仰いで俺に言った。
「やっぱ、隼人はすげぇよ」
「え?・・・なんで?」
「だって俺は何も視えないしさ。だから何も出来ないし」
「・・・別に、欲しくて得た力じゃねぇよ。あの時の記憶を失った代わりに、こんな力得たって何も・・・!」
そう。俺が妖が視えるようになったのは、今から丁度十年前の事故に遭ってからだ。原因は不明で、その場に居た俺も巻き込まれた。そして両親と記憶を失った。
いきり立つ俺をなだめるように久遠が優しい声音で言う。
「隼人・・・」
「ぁ、ご、ごめ」
「隼人。俺はさ、ただすげぇって言ってるんじゃないんだよ」
「え・・・?」
「何て言うかさ、こう・・・ヒーローなんだよ。うん」
「・・・」
俺は久遠の言っている意味が分からず、唖然として久遠の話を聞く。久遠は照れながら話を続ける。
「俺は、隼人みたいに妖が視えない。だから、いつ殺されるのか分からなくて、怖いんだ・・・」
「・・・」
「でも、お前がいつも、何処に何匹いるか教えてくれるから、俺はその場を避けて安全に帰れるんだ。俺、お前に助けられてんだぜ?(にこっ」
「久遠・・・」
俺は久遠の話を聞いて、感謝の気持ちでいっぱいになった。と同時に申し訳ない気持ちにもなった。久遠が俺に関わったことで日々恐れさせてしまっているからだ。
俺はいたたまれないまま久遠を見る。久遠は相変わらず笑顔のままで俺を見て言う。
「だからさ、こんな力得なきゃよかった、じゃなくて、誰かのために力を得たんだ、って考えた方が俺は良いと思うよ」
「誰かの、ために・・・」
「そ。んじゃ、また明日な」
「・・・おう」
久遠は最後まで笑ったままで、俺にモノの考え方を教えてくれた。俺は俯いて久遠の言葉を繰り返す。久遠は笑顔で頷き、自分の家に向かって走っていった。
俺は暫くの間、その場に佇んでいた。
一旦ここで終わります。少ししたらまた続き書きます^^
上手く小説書きたい・・・;;
それでは。
- Re: 無くしたキオク。 ( No.8 )
- 日時: 2010/06/04 16:28
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
続き、書きます^^
「ヒーロー、か・・・」
「何まんざらでもない顔してんだよ」
「ぉわっ!?いきなり出て来んな;;」
「いやいや、驚かすのが本業だから」
「・・・」
あの後、俺は久遠が言っていたことを思い出し、独り言を呟いていた。と、背後から聞き覚えのある声がして、俺は驚愕して勢いよく振り返る。そこには銀色の毛並みを持つ狐がいた。
外見は普通の狐で、ともすれば野生と何ら変わりない。しかしこの狐は妖だ。名前は「狛狐」。俺が妖を視れるようになって初めて視た妖だ。
俺は無視して歩きだす。
「つれねぇな・・・あ、今日お前ん家に行くぞ〜」
「またかよ;;・・・別にいいけど、何しに来んだ?」
「ん?いや、一人だと寂しいからs」
「うそだろ」
「いやホントだってば」
結局狛孤も俺の家に来ることになった。・・・何事もなければいいが・・・。
今日はここまでです。今度はいつ更新出来るかな・・・::
出来るだけ近いうちに更新します;;
それでは。
- Re: 無くしたキオク。 ( No.9 )
- 日時: 2010/06/05 02:02
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
狛孤キターーーーーーーーーーー!!!!!
も、名前からしてヤバいです!!!!!
と、いうか。え?え、幽霊が見える!?←遅い
ずーるーいーーーーー><
私も見たい!・・・見たい・・・・。
ま、それはさておき、久遠かっこい!
良いこと言いますねぇ☆
そして小説は上手いですよ!めっちゃ!!
更新頑張って下さい!!
いろいろごっちゃになっててわかりにくくてすみません(汗
- Re: 無くしたキオク。 ( No.10 )
- 日時: 2010/06/05 08:14
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
ありがとうございます^^
はい^^あ、でも普段は形しか視えません;;稀に顔とか一部分だけ視えることが。・・・それはそれで怖いんですが;;
自分も何気に久遠は好きだったり^^隼人は勿論好きですが^^
はい^^頑張ります!
いえいえ。大丈夫です^^感想ありがとうございます(礼
では続きを書きます。
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