ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 妖センチメンタル
- 日時: 2010/06/14 17:50
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
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未熟者っすが、どうぞよろしく(@_@;)
──これは、ぼくが笑わない鬼嵜さんを笑わす話……じゃあないよな。
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- Re: 妖センチメンタル ( No.9 )
- 日時: 2010/06/17 16:13
- 名前: 風水 (ID: PA3b2Hh4)
アキラさんの新小説見っけ。
妖の話ですか。 季節ちゃんがツボです(^◇^)
頑張って下さい
- Re: 妖センチメンタル ( No.10 )
- 日時: 2010/06/17 17:54
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
コメありがとうございますm(__)m
これからもよろしくです。
- Re: 妖センチメンタル ( No.11 )
- 日時: 2010/06/17 18:17
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
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朝。
靴箱に行くと、鬼嵜と白刃が居た。
白刃はよく目立つ。 校則が緩めの学校だけど、金髪っていうのはあいつだけだ。
軽く茶に染めてる奴もいるけど、不良とかそういう奴は無縁。 ゼロ。
「和笑、今日はテスト頑張りますのよ」
いつも思うけど、やっぱ変わってんな。
口調と言い、その容姿といい。
よく陰で噂されたりしてるんだけど、本人はそんなのどっちでもいいって感じだ。
「あら。 あなたは昨日ぶつかった殿方ですの?」
「あ………おはよ」
声をかけられた為、挨拶する。
「あらあらあら。 和笑と同じクラスでしたの」
白刃はぼくと鬼嵜を交互に見つめ、クルリとしたデカイ目を輝かせる。
鬼嵜はあまり話したくないって顔で困ったように白刃を見ていた。
「えっと、名前はなんですの?」
「日照 雨乃」
「あら、名字と名前が矛盾していますのね」
うー。
これは小学校の頃から言われた。
なんでぼくの両親はこんな変な名前つけたかな。
日照、なのに。
「でも、いい名だ」
澄んだ声。 鬼嵜だった。
キョドっていた目はぼくを捕らえ、逃がさない。
「いい名だ。 ──雨乃」
ぼくの名前を呼び、柔らかい表情になって廊下を歩く。
白刃が目を丸くして、
「なんですの? あの和笑が少し、笑った気がしましてよ」
「いや……、たぶん、昨日ぼくが目を誉めたからだと思う」
「目?」
怪訝そうな顔の白刃。
「いや、知ってるか? 鬼嵜の目って、時々金色に光るんだ。 昨日それ知って、綺麗だなって。 お前、気付いてたか?」
そう言えば、さっきも見ればよかった。
「……テル殿は、優しいんですのね」
「いや、白刃。 いくらお前があだ名をつけたがりであってもさ。 何、その殿って。 ぼくは将軍か何かか?」
「今、ブームは戦国なのですよ? テル殿」
キラリッという効果音が聞こえそうなほど目を光らせ、ニヤリと白刃が笑う。
「数々の漫画でも戦国は取り入れられ、最近では歴女などの言葉も生まれましてよ? 戦いの中、可憐に美しく散って行く男たち……ッ。 萌えですわ〜♪」
金髪白刃さんが、見悶えてます。
頭の中はきっと、豊臣やら織田やらでわんさかでしょうね。
「……それはいいが、しかし白刃。 鬼嵜、先に教室行ったぞ」
「はうあっ! 私としたことがっ。 和笑はまだ人に不慣れだと言うのにっ」
一々慌ただしい子だな。
白刃はぼくに何も言わず、ピャーっと廊下を走って行く。
……今、鬼嵜が人間に不慣れって言ったか?
確かに、鬼嵜はあまり人と喋らないが。
不慣れってどういう事だよ。
- Re: 妖センチメンタル ( No.12 )
- 日時: 2010/06/17 20:57
- 名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)
こんばんはー!
季節ちゃん私もツボりましたv可愛いです!
いつ見てもストーリーがしっかりしているなぁ…
見習わなければっ
- Re: 妖センチメンタル ( No.13 )
- 日時: 2010/06/18 17:05
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
コメありがとうございます(#^.^#)
季節は少々マニアックな会話しますんで((汗
見習うなんてとんでもないです。
くれはさんの方がいい文書きます!!