ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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————ざけんじゃねーよ。
日時: 2010/08/27 23:05
名前: I b + ◆amuOBZI1yA (ID: thDYr0mC)


どーもIb(イブ)でございますm(_ _)m
クリックありがとうごいざいますヾ(*´∀`*)ノ

題名がかなりアレなのですが…
内容も勿r(((

では…
頑張って更新しちゃいますね:*:・(*´∀`*)・:*:・

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Re: ————ざけんじゃねーよ。 ( No.7 )
日時: 2010/09/06 23:20
名前: I b + ◆amuOBZI1yA (ID: thDYr0mC)

five

「お前らが撃ってないんだったら誰が撃ってんだよ!?」


「わからない… 助けてくれ!このままでは我等諸共全滅だ!」


「仕方ねーな、褒美期待してるぜ?」


俺はそれだけ言って飛び立つ。


一体何が起こっているのか、謎に包まれた悪魔の凶器を俺は必死で探している。


リアをそのままおいてきてしまった。


大丈夫だろうか…



しかしこれから俺が行く修羅場には絶対に連れて行かない。


リアがなんと言おうと。





「な… なんだこれ…?」





——俺が見たのは…   

Re: ————ざけんじゃねーよ。 ( No.8 )
日時: 2010/10/15 13:17
名前: I b + ◆amuOBZI1yA (ID: thDYr0mC)


なかなか更新しなくてすみません;
ちょっと時間かかりそうですm(__)m

Re: ————ざけんじゃねーよ。 ( No.9 )
日時: 2011/04/03 13:18
名前: I b + (ID: SvZZ75HI)



six


「っ…」


俺が見たのは沢山の死体の山、そしてその上に立った
1人の少女。



「んだよ… なんだよこれっ…!」


自分と同じ歳くらいだろう。


背中から白く長い羽…


しかしその少女は苦しそうで、…


すると真っ白な羽は先のほうからゆっくりと黒く侵食している。


「侵食… してやがる… 」


俺は少女の瞳を見た。
その瞳はここに似合わない澄んだ淡い緑

そして哀しそうに涙を浮かべた。


「どうなっている… 」


すると少女は少し口を開いた。


「壊れ… かけてるの」


「壊れる? なぜ…」


俺はそっと問いかけた。


「私はこの地の守護者、もう何万年にもなるわ。
 それはそれは空気は澄み、美しいところよ。
 けれど、それを人間が汚し、お互いを殺しあったの…」


哀しい瞳から流れた涙は、

美しいかった。







Re: ————ざけんじゃねーよ。 ( No.10 )
日時: 2011/04/06 17:25
名前: I b + (ID: SvZZ75HI)



seven


「俺は時空のゲートからこの地に来た」


「あの愚かな人たちも、そのゲートを通って来たわ。
 あなたも彼等と同じなのね…」


「俺達は違う!人を殺したりなんかしない…!」


「そう…」



そう小さく彼女は呟いた。


すると彼女の下に積み上げられた死体の山から次々と飛び出す光——…






「さあ、天へとお帰りなさい。
  
     もう2度と同じ過ちを犯しませんように——… 」





飛び出す光は少しためらいながらも天へと昇っていった。


俺は19年生きてきた中で、こんなに美しいものを見たは初めてかもしれない。




「神様の言うことを聞いて、また新しい命を授かって生きていくの」




彼女はそっと手をあわせた。


すると地面が揺れだす…


「この大地が崩れない間に早く…」


「あなたは…っ」


「私はこの美しかった大地をずっと愛してるわ。どうかこのまま死なせてはくれませんか——…」



「そんなことは出来ない!俺は命を助けるために来たのだから…!」



「私はもう十分すぎるほど生きたわ。あなたと一緒に来た彼女もあなたを捜しているわ」



「リア!」



「さあ、早くお行きなさい!」



「しかしっ…!」



「あなたは本当にお優しい方なのね…」





















「優しい方だもの   



     どうか神様、永遠の幸せを—— 」






 

















Re: ————ざけんじゃねーよ。 ( No.11 )
日時: 2011/04/08 19:42
名前: I b + (ID: SvZZ75HI)



eight


「ん… 真っ白 … ?」


真っ白の天井が歪んで見える。
くらくらして頭が痛い。
起き上がろうとしたが上手く力が入らない。



ここは真っ白の箱。
あるものすべてが白い。
私の今来ている服も、医療機器もすべて…


私は眩しくて手で目を隠した。


「ぇ…?」


シーツとシーツがすれる音…


私はそっと横を向くと静かに寝ているアベル。
顔はいつもより色白く見えた。
腕に刺さっているチューブが痛々しい。



私達は何とか一命を取り留めたのだ。






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