ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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≪ODD‘オッド’≫5話UP
日時: 2010/09/15 18:10
名前: 伝史 (ID: U3CBWc3a)

◆作者から◆
小説初投稿の伝史(でんし)という駄目男です。
恐らく、駄作になると思いますが最後まで見て下さい!!
まあ、最後まで書けるかどうか・・・・
とにかく、よろしくお願いします!!!!


━━━

俺は、人と違うのだろうか?


でも人と違うのは、別に嫌いじゃない。


むしろ、それがいい。


そう思う人は、多いだろう。

────掲示板─────
オリキャラ募集用紙>>3



────────────
キャスト>>8

【自身の人生は、誰が左右させるのか?】>>1

【少女】>>2

【知ってはいけない現実もある】>>6

【光を追う光】>>9

【逃亡生活】>>10

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Re: ≪ODD‘オッド’≫オリキャラ募集中 ( No.7 )
日時: 2010/09/12 17:10
名前: 伝史 (ID: U3CBWc3a)

>>4 ヴィオラ様    >>5水練様

オリキャラありがとうございます。
今後も、この小説をよろしくお願いします。

Re: ≪ODD‘オッド’≫オリキャラ募集中 ( No.8 )
日時: 2010/09/12 20:31
名前: 伝史 (ID: U3CBWc3a)

‡キャスト紹介 その1‡
≪灰堂 瑞樹≫
能力/‘モウメント アンサー’、‘スーパーイアーズ’
[詳細]
東京都内に住む16歳の高校2年生。超能力者。自分の名前が女みたいなので、若干嫌っている。
自分の超能力を悪用しない善人で、自身の平凡な人生に飽きている。
性格は極めて温厚で、誰にでも優しいフレンドリーな性格。おだやかでもある。
家族は両親と20歳の兄がいる。成績は超能力のモウメント アンサー「瞬間の答え」のお陰で優秀。
現在は、偶然出会った治癒能力を持つ渡会真奈と行動中。
自分がなぜ能力を持ったのかを知るために、家を出た。


≪渡会 真奈≫
能力/治癒能力
[詳細]
瑞樹の前に現れた謎の少女。15歳。
小さい頃から孤児院で育ち、両親の生死は不明。
政府に追われていたが、謎の男性による助けと瑞樹のフォローでどうにか難を一時的に逃れた。
政府の陰謀を防ぐため、最初は1人で行動していた。
が現在は、自分と同じ超能力者である瑞樹と共に行動中。


Re: ≪ODD‘オッド’≫キャストUP ( No.9 )
日時: 2010/09/15 18:07
名前: 伝史 (ID: U3CBWc3a)

【光を追う光】

「それで、失敗したのか?」

床が大理石、天井にいくつものシャンデリアが吊るされ、その大きな部屋に2人の男性がいた。
1人は、高級な椅子に座り、その目の前にはスーツを着た男が建っている。
「申し訳ございません・・・。まさか、邪魔が入るとは・・・・」
「その邪魔した男は?」

「に、逃げられました・・・・」

男の言葉を聞き、内閣法制局の長官である通称‘天地人’と呼ばれる男は、大きなため息をつく。
天地人は頭をボリボリと掻き、男の目を睨みつける。
すると、男は体を震わせながらお辞儀をした。
「次の失敗は許されない。渡会真奈を見つけ出し、速やかに捕えろ。」
「わ、分かりました。」
男は一礼をすると、振り向いて木製のドアへと急ぐ。


「嬉しい結果を待ってるよ。プラム君♪」


天地人に名前を呼ばれたプラムは、もう一度お辞儀をして部屋を出て行った。


────

瑞樹の自宅を出て4時間


瑞樹と真奈は、とりあえず東京駅へと訪れていた。
「で、これからどうするの?」
「とりあえず、私の知り合いの元へ行く。勿論、私達と一緒の能力者だよ。」
真奈は笑顔でそう言うと、券売機の方へ向かっていく。
瑞樹はこの時、ふと家族のことを思い出してしまった。
何も言わずに家を出て、今日の夜には大騒ぎになること間違いない。
だが、瑞樹はそうなることを承知で、真奈に付いてきたのだ。
「切符買ったよ。早く乗った方が良いかも、政府の連中は私の顔知ってるから・・・」
「そうだな、急ごう。」
瑞樹は真奈と共に、ホームへと続く階段を上る。
その直後だった。



「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



階段の下の方から、女性の悲鳴声がホームまで響き渡った。
2人は驚き、後ろを振り向く。すると、何人もの悲鳴や大声が聞こえてくる。
すると、悲鳴や大声が段々近づいていることに気がついた。

「急いで!!!政府の連中よ!!!!」

「わ、分かった!!!」

真奈の言葉で、瑞樹は階段を駆け上がりホームへ急ぐ。
すると、階段の下から無数の紫色をした炎のドラゴンが2人めがけて向かってくる。
それに気付いた真奈と瑞樹は、顔を合わせて階段を駆け上がる。
ホームへたどり着くと、休む暇なく新幹線へ飛び乗った。

「きゃぁぁぁ!!!!」

ホームにも悲鳴が上がり、2人は車内の中を駆け抜け一番前の車両に急ぐ。
「あそこだ!!追え!!」
紫色の炎で出来た無数のドラゴンは、一か所に集まり人の姿に変わった。
その直後に、階段から黒スーツを着た5人ほどの男性が現れる。
「車内に逃げ込んだ。袋の鼠だ、捕まえろ。」
男の言葉に、スーツの男性たちは車内に駆け込む。
「真奈、どうするんだ!?」
「・・・・・どうしよう・・・・・」
真奈の頭は混乱状態、しかし、この状況で瑞樹の脳内は意外にも冷静だった。
瑞樹は少し考えると、真奈の腕を掴み再び足を進める。
「どうするの!?」
「考えがある。」


*******


スーツを着た男性たちは、1番車両まで来ると足を止めた。
「逃げられた・・・・」
男たちは、反対側のドアが開いていることに気付いて確信した。
「奴らはどこだ?」
「逃げられましたが、恐らくまだ近くにいるでしょう。」
スーツを着た男たちは、後からやってきた紫色の髪をした男性に言う。
「早く追え。天地人長官には私から伝えておく。」
「了解しました、炎灯人。」
スーツを着た男たちは反対側のドアから降りると、2人を追いかけて行った。


「・・・・渡会真奈の隣にいた男は・・・・」


炎灯人は、真奈が新幹線に駆け込む際に瑞樹を見て不審に感じていた。
「能力者の可能性が高いな・・・。調べておこう。」
炎灯人はそう言うと、体を紫色の炎に変えて、新幹線から空へと飛び立っていった。

Re: ≪ODD‘オッド’≫5話UP ( No.10 )
日時: 2010/09/15 18:10
名前: 伝史 (ID: U3CBWc3a)

【逃亡生活】


東京私立東京大学付属南学園高等学校


瑞樹の通うこの学校は、他の高校と比べて城の様な造りとなっていた。
更に、日本が誇る機械化した高校とも呼ばれている。
最上6階まで繋がっているエレベーター、全ての窓が防音・防弾ガラス。
ドアを全て自動ドア、机にはパソコンが取り付けられ、ハイテクな雰囲気を漂わせている。

「玲奈ぁ〜ぁ、瑞樹君は?」

「知らないよ。それより、優子は早く宿題終わらせないと。」
瑞樹の幼馴染で、瑞樹にとって大切な友人である福田玲奈は、ため息をつきながら外を見る。
大きな芝生のグラウンドに、快晴な青空が合っており、5階からの景色は絶好だ。
「瑞樹・・・・どうしたの・・・・・」
玲奈はそうつぶやくと、不安な表情を見せて再びため息をついた。


1階 食堂


うどんを勢いよく啜る、金髪オールバックの男子生徒。
その隣には、ひ弱そうな眼鏡をかけたボサボサヘアーの男子生徒。
「海斗先輩、うどんの汁がこぼれ過ぎです。」
「うるせぇ!!ったく、瑞樹の野郎、俺のメール無視しやがって・・・・」
学園の2年生であり、不良トップである黒舞海斗は、瑞樹に対する愚痴を言いながらうどんを食べる。
その半対で、1年生で学年1位の成績を誇る本城恵太は、呑気にお茶を飲む。

「俺のメール返さないの、これで2度目だな・・・。」

「一度目は・・・?」
恵太の質問に、海斗は鼻で笑ってうどんを食べる。
「俺が中学3年生の頃だ・・・。って、どうでもいいんだよ。」
海斗はそう言うと、うどんの汁を全て飲み干し、席を立った。


───


東京駅から3キロ先


線路を伝って、瑞樹と真奈は政府から逃げていた。
たまに上空を通るヘリコプターに、真奈は脅えるが、瑞樹が安心させていた。
「どこに行く気なんだ?」

「東京の湾沿いにあるごみ処理場。そこに、私の知り合いがいるの。」


「ゴミ処理場!?」
瑞樹は思わず、大声を出して驚く。
真奈は瑞樹の反応を見て微笑み、笑顔で頷いた。
「なんでそんな所に?」
「能力者は、隠れて生活しないとね。ゴミ処理場なんて、政府は探す気もないよ。」
真奈の意見に、瑞樹は一度は納得するが、その言葉で心が動く。


能力者は隠れて生活_____


「なりたくてなったわけじゃないのに、なんで隠れて生活しないといけないんだろうな・・・・」
瑞樹の弱気な発言に、真奈は優しい声で返答した。


「それが、私達の使命なの。能力者になった理由は、必ずある。」


「・・・・・そう・・・なのか?」
瑞樹は素直に納得できない。
だが、今は悩んでいる場合ではないことに瑞樹は気がついた。
「そのゴミ処理場へ急ごう。政府の連中が追いかけてくる。」
「そうだね、行こう!!」
瑞樹と真奈は、ひたすら線路の上を走るのだった。



───



「ミスターX、申し訳ございません・・・・。」


大きな暗い部屋の中、天地人は誰かに向かって話しかけていた。
ミスターXと呼ばれた人間は、顔がより闇の中に隠れて全然見えない。

「失敗しすぎたら、許さないよ。」

「はっ!!重々承知です・・・・。」

天地人は深く頭を下げ、発した言葉は微かに震えている。
ミスターXは一歩前に出ると、天地人の肩に手を置いてつぶやく。
「法制局長官の座、何れは変わるかもね。」
「・・・・し、失礼します。」
天地人は無理やり、ミスターXの元から離れて、部屋を出て行った。

Re: ≪ODD‘オッド’≫5話UP ( No.11 )
日時: 2010/09/15 18:40
名前: 杵島 茄武 ◆wWr1IKfGtA (ID: hAtlip/J)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

こんにちは、はじめまして

ここに才能者発見ですね
次も楽しみにしていますよ

個人的な意見ですが、
ドラマとかにしたらさぞかし面白いでしょう
私の頭の中ではもうドラマが…


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