ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ヤンデレ女とモテない僕
日時: 2010/09/24 07:03
名前: 弥一&ナック (ID: QxAy5T6R)

ども、弥一です

「今書いている小説も終わってないのになにやってんだ俺」と思いつつ、新たに全く違う作品を書こうと思います。



友人のナックと共に書いている都合上、10話以上20話以下で終わらせようと思っています

文才0%ですがよければ是非読んで下さい


追記
最近ナックとの共同執筆が(と言ってもメールですが)遅れている為、更新が遅くなります


修正について
幾つか意味不明な文字(てか数字?)がありましたので修正しました

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ヤンデレ女とモテない僕/第十一話 ( No.11 )
日時: 2010/09/24 07:00
名前: 弥一&ナック (ID: QxAy5T6R)

俺は目の前で起きていることが信じられなかった

…何故?
…どうして?
…なんで神崎さんが人を殺してるんだ

何度考えても答えは出てこない

だが、一つだけ言えることがある

それは…




神崎 奈々美が危険だと言うこと


それを理解した俺は彼女に見つからない様、家に帰宅した

ヤンデレ女とモテない僕/第十二話 ( No.12 )
日時: 2010/09/24 06:08
名前: 弥一&ナック (ID: QxAy5T6R)

家に着いた俺はただ考えていた

「…なんだったんだよ。あれは」

神崎さんが公園にいた人を殺していた

理由を探してみるが分からない

「分かる訳がないか…」

俺と彼女は知り合ってまだ一週間くらいしか経ってないんだ

…知らない事が多過ぎる

だが一つ気付いた事があった

殺された人達の共通点

それは…


殺された人達がみんな女の子だと言うこと

それに気付いた俺は彼女の言葉を思い出す


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これで全員殺したかな?瀬野君とのデートで他の女がいると邪魔になっちゃうから、ちゃんと殺しておかないと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「まさか……、俺の為に?」

幾らなんでもそれはない

だが考えても考えてもそれ以外の結論は出なかった



夜になったので風呂に入り、飯も食った俺は布団に入り寝ようとした

「おっと。その前に携帯をチェックしとくか」

ま、どうせ誰からもメールなんて来てないだろうがな

そう思いながら携帯を開くとそこには


着信・23件
メール・127件

…と表示されていた

ヤンデレ女とモテない僕/第十三話 ( No.13 )
日時: 2010/09/24 16:33
名前: 弥一&ナック (ID: QxAy5T6R)

「な、なんだよこれ」

俺は驚きを通り越して恐怖を感じた

恐る恐る電話の掛けてきた人物を見てみると

23件全ての名前が神崎 奈々美だった

「…冗談だろ、これ」

恐怖で震えた声で必死に現実を否定する

だが……

「そうだ。メールだ、メール。メールを確認する為に携帯を開いたんだ」

この行為が更なる恐怖を俺に突きつけた

メールを一件ずつ確認していく


一件目・今どこかな?

二件目・もしかして寝てるかな?

三件目・ねぇ、起きてよ

四件目・なんで返事くれないの?

五件目・無視してるの?それとも寝てる?

六件目・起きて

七件目・起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて起きて

八件目・ねぇ…、本当に来ないの?一人だと寂しいよ

…………

……



俺はこの計八件のメールを見て気が狂いそうになった

あまりの怖さに携帯を閉じようとすると

メールが届いたよ!

俺が好きなゲームキャラの声がメールの着信を報告した

「誰だ?こんな時間に…」

そして俺は何を疑う事もなくメールを開いた

「…………」

俺はこの時、無防備な自分を呪った

だって、メールにはこう書かれていたから


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
瀬野君。今ね、瀬野君の家の前にいるんだよ。だから今すぐにドアを開けてくれないかな?もし開けないなら、強引に開けちゃうよ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

メールを見た俺は二階の自分の部屋の窓から外を見る

するとそこには……

不気味な笑みを浮かべながらこっちを見ている神崎さんの姿があった

ヤンデレ女とモテない僕/第十四話 ( No.14 )
日時: 2010/09/26 08:56
名前: 弥一&ナック (ID: 5VHpYoUr)

仕方なくドアの鍵を開け、彼女を家の中に招き入れた

「綺麗なお家だね」

「そ、そうでもないよ」

他愛もない会話

だからこそ俺は彼女の変わりぶりが怖かった

「親は一緒に住んでないの?」

「う、うん。親は県外にいる。この家は昔住んでた家なんだ」

「へ〜、お金持ちなんだ」

「そんな事ないよ」

すると彼女は俺に聞こえない声で

「なら、私とずっと一緒にいられるね、瀬野君。うふふ…」

と呟いた

それを知らない俺は彼女ここに来た理由を聞いてみた

「神崎さん。今日はなんで家に来たの?」

訪ねてみると彼女は下を向き

「どうして今日来なかったの」

と聞いてきた



正直、俺は悩んでいた

ここであの公園の事について聞いてみようか。それとも危険だから聞かない方がいいか。

大体俺、こんな事態に巻き込まれた事ないからわかんねぇよ

だから俺は少し遠回しに聞いてみる事にした

「あのさ。もしも好きな人が人を殺してるのを見たらどう思う?」

言ってから気付いた

モロ俺ってバレるんじゃね?

予想通り彼女は俺の顔を見ながらまたあの低い声で小さく呟いた


「……あぁ、あれ見ちゃったんだ。大丈夫だよ、心配しないで。瀬野君にあんな事しないよ。あいつらは仕方ないんだよ。だって瀬野君に色目使うんだもん。瀬野君は私だけのものなのに」

低い声で…笑いながら…まるで良い事をしたかの様に嬉しそうに話してくれた

俺は感じた

これ以上彼女といるのは危険過ぎると

Re: ヤンデレ女とモテない僕 ( No.15 )
日時: 2014/11/02 19:03
名前: 弥一&ナック (ID: AUhWJrzr)

「ごめん、今すぐ別れよう」俺は彼女にそう言った。だがこの言動が後々後悔するともしらずに・・・


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