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- 永久の刹那
- 日時: 2010/09/27 16:01
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
刹那 setsuna
語部
永久 towa
刹那の元カノ
保 tamotsu
永久の彼氏
ある日彼女は僕の目の前でこう言った
「この人、彼氏なの。
だから、ね。別れてよ。」
九つも年上の、保という人を紹介された。
「よろしく・・・。」
知るか、ばか。聞いてないし。
「刹那です。宜しくお願いします。」
でも、僕はありったけの笑顔で言った。
ありったけの、無心の笑顔で。
- Re: 永久の刹那 ( No.1 )
- 日時: 2010/09/27 17:00
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
そう、知らされてから三日目の朝。
永久は学校に来た。
「席、刹那の隣だったんだ。えへ、びっくりした?」
「・・・びっくりしたよ、何で来たの。」
「彼が、保さんが行けって言ったから。保さんの言う事なら何でも聞けるのよ。
凄いでしょう、偉いでしょう。」
「・・・別に。永久は可愛いけど、馬鹿だよね。」
なによーというお決まりの文句はスルーして。
元カレに彼氏の自慢とか、馬鹿すぎる。
正直・・・永久は依存症だと思う。
・・・僕には依存してくれなかったみたいだけど。
「ねー刹那って好きな人居るの?」
「・・・ ・・・さー?」
永久は口を尖らせて拗ねている。
何とも言えない子供っぽさ。
・・・まぁ、僕が惹かれたのはこういうところじゃ無いんだけどね。
「刹那って無口だし、彼女出来るか心配・・・。私が紹介してあげるわ!!」
「余計なお世話だy「ね、そうしましょう!!」
「放課後、何時もの喫茶店に来てね!!」
「・・・強制なんだ。」
「あったり前!!」
当たり前か・・・。
行きたくないけど、行かなかった場合を想像すると怖いから、行く事にしよう。
僕って本当に駄目な奴だな。
***
「遅れてごめんね〜刹那。ほら、この子が私の友達の優樹!!」
「・・・こんにちわ。」
「こんにちわ。」
永久は眼鏡を掛けたショートヘアーの女の子を連れて来た。
首にマフラーを巻いて、本を片手に。
如何にも真面目そうで、永久の友達とは到底思えないような子だった。
詐欺じゃないのってくらいに。
「ほら、優樹〜。優樹の憧れの刹那よ〜。」
永久はニヤニヤしながら優樹さんと僕を見る。
「憧れてないんだけど・・・。」
「永久。嫌がってるから今日は帰してあg「私ジュース取って来るわ!!」
聞いてないし。
「貴方は、彼女の事が本当に好きだったの?」
「・・・好き・・・っていうか。なんていうか。」
「そう・・・。彼女は貴方が好きだったみたいだけど。貴方は違うのね。」
「好きじゃ、ないかもね。彼女は僕を殺してくれるって言ったからだよ、僕らが付き合った理由は。」
「私は、貴方が好きよ。」
「・・・だろうね。」
「・・・自意識過剰なの?」
「本当の事じゃん。」
保留
- Re: 永久の刹那 ( No.2 )
- 日時: 2010/09/27 17:55
- 名前: 夕宮 鈴 (ID: pVoFPF2t)
ヤバい神文wwwwwwwwwww
…それしか言いようが無い。
だって神文だから!(
なんか意味分からなくてごめんなさい^q^
でも本当に。
面白いを通り越して神に達しましたww
- Re: 永久の刹那 ( No.3 )
- 日時: 2010/09/27 19:48
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
- 参照: 病んでるのは誰だ!!←お前だ
>夕宮 鈴さん
面白いにも達してはいませんよッ!!
夕宮さんの方が神文ですよッ!!
私のは紙の無駄・・・いいえ、時間の無駄です!!
↑見に来て貰って何言ってんだ。
今日も、これから更新しようかなッッ!!
↑塾の間ずっと書いてた大馬鹿者です☆
- Re: 永久の刹那 ( No.4 )
- 日時: 2010/09/27 20:17
- 名前: 水妖 (ID: 8hgpVngW)
- 参照: 病んでるのは誰だ!!←お前だ
やばいw
パスワード忘れたww
***
「本当の事じゃん。」
優樹さんは目を見開いて、此方を見ている。
永久もまた美人なんだけど優樹さんも美人なんだよな。
・・・二人とも比べ物にならないって言うか。
でも、やっぱ優樹さんの方が美人かな。
ま、性格も含めて。
「お待たせ。はい、優樹にはカフェオレ、私は勿論オレンジジュース、刹那にはブラックコーヒーで良かったわね。」
「・・・有難う。」
「・・・永久ってさ、見た目と中身のギャップあり過ぎない?」
「どんな感じ?」
「見た目は・・・ま、妖艶というか、中身は絶対子供っぽい。それ以外ないと思うよ。」
永久はふぅと溜息をついた。腕と脚を組んでまるで女王様のように僕らの目の前に君臨している。
・・・いや、君臨って言っても偉そうに佇んでいるだけなんだけど。
「ねぇ、永久。私の携帯返してくれない?」
「えー。やーだー。刹那の番号登録するまで返したくないもの。」
「・・・分かったから、登録するから。どうせ機械オンチの癖に。」
「そ?ほら、刹那も携帯出しなさい。」
「はいはい。」
・・・赤外線通信って、恐ろしいと思ってた時期あったな・・・。
だって、冬夜さんが赤外線通信の赤って血の赤で、触れたら死ぬって聞かされた。
三歳児に聞かせるなよ。今でもちょっとトラウマなのに。
・・・あ、冬夜さんは僕と一緒に住んでいる叔父さんなんだけど、叔父さんって言ったら激怒するから冬夜さんって呼んでいる。
「はい、通信完了ね。今日にでも連絡取り合いなさい。」
「永久はどこかに行くの?」
「私は保さんに呼ばれているのよ。早く行かなくちゃ、待たせちゃ悪いわ。」
「いってらっしゃい、永久。」
「ええ、いってきます。」
永久が居なくなって10分後には、僕は外で一人だった。
送るよって言ったのに、直ぐ其処だからいいと断られちゃった。
本当に目の前にあったから送るもクソもないんだけど。
ふとポケットに目をやると、ブブブと震えていた。
・・・メール、優樹さんか。
【From:優樹さん
付き合ってくれますか。】
ただ、それだけの味気ない文章。
僕は直ぐに返事を打って、自分の家へ向かった。
【To:優樹さん
僕を殺してくれるなら良いですよ。
殺すのは、直ぐじゃなくて良いです。
殺すと約束して、殺してくれるなら。】
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