ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 304号室
- 日時: 2010/10/20 19:27
- 名前: 巴 (ID: 5elxhy11)
ハジメマシテ。巴(ともえ)と言います
はじめての小説です。
私はホラー小説を書いてみたいと思います。
もしかしたら
さほど怖くないと思う人もいるでしょーが
精一杯書かせてもらいます。
- Re: 304号室 ( No.1 )
- 日時: 2010/10/20 19:22
- 名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: S20ikyRd)
題名に惹かれてきました
- Re: 304号室 ( No.2 )
- 日時: 2010/10/20 19:25
- 名前: 巴 (ID: 5elxhy11)
- 参照: http://304tomoe
ありがとうございます。
でもまだ書いてないので、また後日に来てくださいww
- Re: 304号室 ( No.3 )
- 日時: 2010/10/20 19:41
- 名前: 巴 (ID: 5elxhy11)
- 参照: http://304tomoe
01、転勤族。
「葵ー。準備できたー?」
母の声が空っぽになった家の中で響いた。
「うーん。ちょっと待ってぇー。」
「早くしなさぁーい。」
「よしっこれでおkー。」
僕は最後の荷物をダンボールに詰めるとダンボールを持って立ち上がった。
そう僕は引っ越すのだ。せっかく仲良くなった友達とも昨日お別れパーティーをした。
でも、こんな引越しもさすがにもう慣れてしまっていた。
そう僕の家は転勤族といって親が何度も転勤を繰り返す。おかげで僕は今まで何度も引越しを繰り返した。
「これで・・・・何回目かな。」
せっかく仲良くなった友達ともすぐに別れてしまう。
だから僕はあまりみんなと深くは関わらないようにしている。
「葵ー。早くしないと置いてくよー。」
「はあーい。今行くー。」
やっと慣れてきたこの部屋とも今日でお別れだった。
部屋のドアをしめ玄関に行くと母が微笑みながら
「次の学校でも友達ができるといいね。」
と言っていた。僕は
「次で引越し最後になるといーね。」
とひきつった笑顔で笑いかえした。
- Re: 304号室 ( No.4 )
- 日時: 2010/10/23 15:10
- 名前: 巴 (ID: 5elxhy11)
02、引越し先
「着いたよー。葵っ葵っ。」
「え?」
僕は母にゆすり起こされた。
いつの間にか僕は寝てしまっていたらしい。
車を降りるとそこは、大きな少し古るめのマンションだった。
「こ・・・こ?」
と荷物を車から出している母に聞くと、
「そう、ここ。いいから早く荷物だして。」
僕は重い荷物を母から受け取るとマンションに入った。
「あっ303号室だからー。鍵は管理人さんに貰って。」
僕はそこにいた女の人に話しかけようとしたが、一瞬ためらってしまった。
なぜならその人は痩せこけていて長い髪の毛もボサボサだった。
≪うわー話しかけずらなー≫
とは思ったもののそこにはその人しかいなかったため僕は勇気を振り絞って声をかけてみた。
「あのぉー。ここの管理人さんってぇー。」
と聞くとその人は何も言わず去っていってしまった。
≪何あの人。愛想わるっ。≫
と思いながらも僕は管理人さんを探そうと少しうろついてみた。
すると、パタパタと小太りの男性がやってきて、
「あー。ごめんごめん。君が清水さん??」
「あっはい。」
と僕が明るく返事をするとその管理人さんと思われる人がにこっと微笑んでくれた。
「はいっこれが303号室の鍵。これからよろしく。じゃあ、今ちょっと忙しいから詳しくはまた後日。」
と管理人さんは言い残して去って行ってしまった。
僕は渡された鍵を握りしめて、303号室へと向かった
- Re: 304号室 ( No.5 )
- 日時: 2010/10/23 15:53
- 名前: 巴 (ID: 5elxhy11)
「300・・・301・・・・302・・・あっあった。」
僕は鍵を開けるとドアを開けて中に入った。
「お、おじゃましまーす・・・・。」
そこは、何の変哲もない普通の部屋だった。
「・・・・・・よいしょっ。」
僕は靴を脱いでダンボールを置いた。
「・・・・・・普通だな。」
僕はまた靴を履いて出ようとした。
その時、
「・・・・・憎い。」
とどこからか聴こえてきたきがした。
「え?・・・・・」
僕は振り返った。
「誰・・・?」
部屋を見渡しで見たが、さっきと何も変わらなかった。
「気の・・せいか?・・・・・」
僕はまた靴を履いて部屋を出ようとドアを開けたら、
母が立っていた。
「遅いわよ。まあ荷物あるんだから早くして。」
「あっうん。ごめん・・・・。」
と僕は言うとエレベーターに向かった。
≪さっきのは一体なんだったんだろう・・・・。たしかに声のようなものが聞こえた気がしたんだけどなー。≫
「んー。・・・」
と歩きながら僕は考えていると、
ドンッと誰かにぶつかってしまった。
「って。あっすいません。」
とみると、男の人だった。
「・・・・・・・。」
その男の人は何も言わず僕をじっとみつめたままだった。
「あ・・あの、大丈夫ですか?・・・・・」
と僕が声をかけるとそのひとはパッと顔をあげてどこかにいってしまった。
≪変なの。そういえばさっきの女の人といい。ここってなんかおかしいような・・・・・。≫
と思ったが
「まっきのせいだろう。」
自分に言い聞かせると僕はダンボールを持った。
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