ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ─ESP─『エスパー』オリキャラ募集中
- 日時: 2010/11/21 12:24
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
“REMAKE VERSION”です。
前作をお読みになった方は、お久しぶりです。
初めての方は、初めまして。
遊太(ゆうた)という駄作小説家です。
何卒、末永くよろしくお願いしますm(__)m
■注意事項■
1.荒らし・喧嘩等はお止めください。
2.パクリは一切御座いませんので、無意味な言いがかりはお止めください。
━━━━お知らせ掲示板━━━━
「オリキャラ募集用紙>>18」
━━━━━━━━━━━━━━━
〜第1章 選ばれし超能力者〜
『キャスト』>>15 >>19
1話>>1
2話>>8
3話>>9
4話>>10
5話>>11
6話>>12
7話>>13
8話>>14
9話>>16
10話
- Re: ─ESP─『エスパー』1話UP ( No.5 )
- 日時: 2010/11/12 21:18
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
>>4 桜音ルリ様
コメントありがとうございます!!!
隠れファン・・・・嬉しすぎる(T_T)
更新頑張ります\(゜ロ\)(/ロ゜)/
- Re: ─ESP─『エスパー』1話UP ( No.6 )
- 日時: 2010/11/12 21:24
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: xiz6dVQF)
お久しぶりです遊太さん
前回もずっと見続けていた禰音です^^
今作も更新を楽しみに読み続けるつもりです、頑張ってください
- Re: ─ESP─『エスパー』1話UP ( No.7 )
- 日時: 2010/11/12 22:24
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
>>6 Neon様
覚えてますよ!!
前作では良いコメント有難う御座いました(^O^)/
これからもよろしくです♪
- Re: ─ESP─『エスパー』1話UP ( No.8 )
- 日時: 2010/11/13 15:41
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
02【超能力を持つ青年】
東京 百宮学園高等学校
平凡な1−2のクラスに、主人公である青年はいた。
「ここは、√が重要であり・・・・」
数学の授業中、青年は一番後ろの窓側の席で外を眺めていた。
「暇だな〜ぁ。」
名前は海藤天馬。高校1年生で‘特別’な能力を持つ。
パチン!
天馬が指パッチンをすると、小さな音と同時に指先から発火する。
そうだ。天馬は生まれたときから炎を扱える能力者なのだ。
しかし、このことは友人には勿論、家族も知らない最大の秘密である。
「天馬、勉強大丈夫なの?」
天馬が外を眺めていると、隣の席である水崎七海が話しかけてきた。
「数学だけは大丈夫なんだよ。問題は英語だけだ。」
「・・・分かったよ。」
天馬は冷たく七海に言葉を返す。七海はそのことに怒り、椅子を蹴飛ばし勉強に戻った。
「痛って・・・」
蹴られた衝撃で、天馬は窓に頭をぶつける。
「ばーか。天馬のばーか。」
七海は少し笑いながら天馬に言う。
天馬もつられて笑うと、再び外に視線を移した。
空は青く晴天で雲ひとつない。
しかし、今日で自分の人生が変わると______
天馬は思ってもいなかった______
******
学校は終わり、放課後.....
天馬は学校を出ると、自宅へと一人で帰宅していた。
学校から距離もなく、約10分で着く。
いつも通りの道を歩いていると、天馬の目の前に突然制服姿の女子高生が現れた。
「うわっ!!」
天馬は驚き、女子高生とぶつかってしまう。
女子高生の方はバランスを崩してその場に倒れた。
制服を見ると、天馬の通う百宮高校の制服ではない。
「だ、大丈夫ですか?」
天馬は慌てて女子高生に近づいた。
その時だった。
「あんた、超能力者ね。」
女子高生は天馬を見ると、右手の平をこちらに向ける。
その瞬間、右手の平から緑色の電撃が飛び出し天馬の顔面に激突。
「うっ!!」
天馬はショックでその場で気絶。
女子高生は平然と立ち上がると、天馬に駆け寄り、辺りを見渡す。
「やった♪捕獲成功♪」
女子高生はそう言うと、天馬を抱えその場から歩き去った。
- Re: ─ESP─『エスパー』3話までUP ( No.9 )
- 日時: 2010/11/13 20:25
- 名前: 遊太 (ID: U3CBWc3a)
03【超能力専門会社‘アビリティ’】
「痛っ!!」
天馬は床に叩きつけられた衝撃で目を覚ました。
「目は覚めた?」
天馬が上を見上げると、気絶前に見た女子高生が立っていた。
「お前!!何のつもりだ!!」
天馬は両手を炎で包み、女子高生に両手を向けた。
「パイロキネシスねぇ〜。安心して、敵じゃないわ。私は松本亜樹。この会社の社員よ。」
「しゃ、社員?」
天馬は両手の炎を消し、辺りを見渡す。
最初は気がつかなかったが、誰もいないがロビーにいるらしい。
「とりあえずついてきて。社長に会わせるわ。」
「ちょ、ちょっと待てよ。お前さっき電気を・・・」
「あなたと一緒よ。私も能力者。ほら、早く!!」
亜樹は天馬の腕を掴みエレベーターに乗ると、そのまま社長室へ向かった。
******
最上階13階 社長室
エレベーターが開くと、目の前はすぐ社長室になっていた。
「おぉ。来たかね。」
全壁窓張りの社長室のデスクの奥に、福与かな体系をした社長がいた。
「社長。この子も能力者です。それに、こっち側の能力者です。」
「そうか、そうか。よく来たね!!海藤天馬君!!」
社長である冥堂龍之介は天馬に歩み寄ると、強引に握手を交わした。
天馬はリアクションも取れず、呆然と冥堂の顔を見つめる。
「ようこそ。超能力専門会社‘アビリティ’へ!!」
社長は笑いながら席に戻り、天馬を見ながらソファーに指さす。
天馬は亜樹に背中を押され、しどろもどろでソファーに座った。
「あ、あの・・・てかここどこですか?」
「ここは渋谷区宇田川町に建っている。君の家から1時間くらいの場所だ。」
「は、はぁ・・・・」
「社長!!」
亜樹は冥堂を見て大きく叫んだ。
冥堂は話が逸れたことに気がつくと、頭を触りながら軽く頭を下げた。
「失敬。本題だが、君にはこの会社で働いてもらう。」
「は!?」
天馬は冥堂の突然の言葉に返す言葉が見つからない。
「心配はない。活動期間は休日、祝日。勿論、給料も出る。能力者は強制だ。」
「てかよ!!なんで俺が能力者だって分かったんだ・・・ですか?」
天馬は敬語で話し始める。
亜樹が後ろで吹き出し笑いをする。
「病院に知り合いがいてな。そいつに頼んで時折調べてもらってるんだ。で、君のDNAで分かった。」
天馬は冥堂の説明が今一理解できない。
「能力者は一般の人とDNAの構成が違ってね。と、まあその話は終わって、どうだね?」
「どうだねと言われましても・・・・・」
天馬は唐突すぎる出来事に思わず亜樹を見た。
亜樹は天馬の表情を見て口を顰める。
「社長。突然すぎましたね。後日、改めて来てもらいましょう。」
「そうだな。」
どうやら冥堂は最初から天馬の心境を読んでいたらしい。
亜樹は天馬に会社の名刺を渡すと、ソファーから立たせた。
「今日はすまないね。やり方が乱暴すぎた。」
「い、いえ・・・それどころか・・・・」
天馬は何かを言おうとしたが、顔を赤らめて恥ずかしがる。
「どうしたの?」
「い、いや。じゃあまた今度。」
その後、天馬は亜樹に自宅まで送ってもらい両親には話しをつけ丸く収まった。
そしてその夜、天馬は心の中で言いかけた言葉を復唱した。
ほかにも同じ能力者がいてうれしかった_____
仲間が、同志がいたんだ_____
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