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- 殺人鬼の日常。
- 日時: 2010/12/15 20:07
- 名前: 戯言+α人間 (ID: O/vit.nk)
初めまして。
これから、ちょっとした小説を書いていきます。
応援宜しくお願いします。
- Re: 殺人鬼の日常。 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/17 19:52
- 名前: 戯言+α人間 (ID: O/vit.nk)
>真理★さん
シリアス系、初めてなんですよ。
マジで。
漢字は、『殺戮』とかですかね?
『さつりく』と読みます。
頑張ります!
- Re: 殺人鬼の日常。 ( No.14 )
- 日時: 2010/12/17 20:07
- 名前: 戯言+α人間 (ID: O/vit.nk)
第四章『
「さ、殺戮式……?」
「何、それ……」
蒼井も不安そうで、戸惑いを隠せていない。
『殺戮式は——いわゆる、入学できる生徒を決める儀式です。簡単に言うとですね——』
理事長は、教卓に立ったまま、少し私達を見る。
そして——、
『独りでも多くの人間を殺した生徒が、入学できるというルールです』
殺す。
殺戮(さつりく)。
人を、殺す。
入学するために、人を殺す。
「そ、そんなのっ……」
蒼井が、小さく呟く。
しかし静まっていた講堂の中では、確かな響きを持っていた。
「入学するために、人を殺すなんて……、そんなの、おかしいじゃないですか! それに、本当にそんなことをするのなら、退学すれば——「させません」
理事長の冷たい肉声が、蒼井の声を遮る。
そして、その後——、
「皆さん、この学校で、退学した生徒や、卒業した生徒を、知っていますか? あるいは、聞いたことがありますか?」
押し黙る。
知らない。
聞いたこともない。
つまり、それは。
「誰も退学していない、卒業していない。そんな学校が、普通の学校だと思いましたか? ふふ、退学なんてしようものなら、外部に情報が漏れますからねえ。こんな風に——」
理事長が、不気味に笑う。
そして、懐(ふところ)から、黒いものを出す。
拳銃だった。
ばあん!
刹那、誰かが倒れた。
撃たれたのだ。
血しぶきが、きらきらと。
薄暗い講堂に、乱舞する。
狂気的に。
「——なっちゃいますよ」
何も、いえなくなる。
その生徒に駆け寄る気力さえ、ない。
その中で、理事長が、笑んで言った。
狂ったような、笑みだった。
『それでは、殺戮式——スタートです』
- Re: 殺人鬼の日常。 ( No.15 )
- 日時: 2010/12/17 23:25
- 名前: チョコアイス (ID: V26UOF89)
話の展開が全く読めないです!
特に理事長がいきなり殺戮式を開始しますと言ったのは予想外でした!
続き楽しみに待ってます。
- Re: 殺人鬼の日常。 ( No.16 )
- 日時: 2010/12/18 17:52
- 名前: 紅葉 (ID: D.48ZWS.)
初めまして、紅葉というものです。
題名に連られて、やってきました。
読めて良かったです。
新しいお仲間として見てくれるとサイコーです。
続き、楽しみにしています。
頑張って下さい。
- Re: 殺人鬼の日常。 ( No.17 )
- 日時: 2010/12/18 19:24
- 名前: 戯言+α人間 (ID: O/vit.nk)
>チョコアイスさん
コメントありがとうございます!
理事長も、たくさん人を殺してるんですよ……。
続き、今から書きます!
>紅葉さん
初めまして&コメントありがとうございます!
題名で見てくれる人が増えてるのかな。
ええ、新しい仲間として、頑張りましょう!
これからも、宜しくお願いしますね。
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