ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ララとリリとルルとロロ。
日時: 2011/06/12 22:34
名前: 神楽 妖 (ID: iUdLMAK/)

     『仲良し姉妹』を絵に描いたように。
       何時でも何処でも一緒だった。

  なのにいつから変わったんだろう?
            何故離れてしまったんだろう?


     ——ドウシテアノコハカエッテコナイ——


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INDEX

第1話.【2年前と今と。】     >>4>>8>>12>>15>>20>>21>>24>>25

第2話.【凛の使者】        >>28>>29>>30

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Re: ララとリリとルルとロロ。 え、参照100突破? ( No.26 )
日時: 2011/04/21 00:12
名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 25〜27まで修学旅行ですあ

あーちゃんお久ですな。

キャー、心霊現象だわ、声がきこえるなんて…っ←
私のあだ名? 何でもこいっ←w

Re: ララとリリとルルとロロ。 え、参照100突破? ( No.27 )
日時: 2011/04/28 22:37
名前: 神楽 妖 (ID: nqtZqZHy)

緑紫≫
実際あったら意外と恐いよねw
じゃあお言葉に甘えて今度から〈りっちゃん〉に……
たまに〈りょく〉でも呼ぶかもねー☆((結局、候補変わってないじゃんか。

凛の使者 ( No.28 )
日時: 2011/06/11 14:13
名前: 神楽 妖 (ID: nqtZqZHy)

「利里、何突っ立てるわけ。柚良がせっかく提案してあげたのに。」

頭上から声。
そして頭上=自分が落ちた木。

……は?

「て言うか利里も鈍ったねー。このぐらいで怪我するなんて。」

最初の句点までが木の上で、もう一つの句点までが耳元で聞こえた。

つまり、二つの文の間にはザザザッという効果音が入るわけで、

「……誰!?」

御門利里、ただ今目の前の不法侵入者にどん引き中です。

「誰ったてさぁ、同級生の顔と名前忘れてもらっちゃ困るよぉ?」

御門利里、ただ今目の前の自称同級生に警戒中です。

これでも記憶力はいい方だ。
同級生に興味がなくたって顔と名前ぐらいは全員覚えてる。

が、自称同級生の侵入者の外見と言えば——

腰まであるつややかな黒髪&整った顔立ち。
……つまり、かなりの美人。
そして、朱の着物に紺の袴……?

『こんなの』いたっけ。

凛の使者 ( No.29 )
日時: 2011/11/02 20:34
名前: 神楽 妖 (ID: hTC9GSKn)

…………いや、いなかったでしょ。

1人で質疑応答をしていると、自称同級生が顔の前で手を振ってくる。

「もしもーし。生きてますかー?」

やばい。いつも人をイライラさせる側の私がイライラしてきた。

「何ですか不法侵入者。」

「うっわ酷いなぁ、利里。クラスメイトに向かってその言葉は。」

わお。ただの『同級生』から『クラスメイト』にグレードアップしやがった。
……その前に何故私の名前を知ってる。

「あなたはストーカーですか?本当に気持ちが悪いですね。」

「うっわ酷いなぁ、利里。席が隣の友達に向かってその言葉は。」

わお。ただの『クラスメイト』から『席が隣の友達』にグレードアップしやがった。
……て言うか絶対嘘だろ。

私の隣の席は谷垣莉加。
髪は茶髪だしメイクしてるし服装ギャルっぽいし。
唯一の共通点は五月蠅いってことだけだね。

「そうですか、嘘ですね。あ、泥棒ですか。不法侵入で窃盗ですか。」

「うっわ酷いなぁ、利里。九柚良に向かってその言葉は。」

わお。ただの『席が隣の友達』から自分の名前にグレードアップしやがった。
……アップなのか?

凛の使者 ( No.30 )
日時: 2011/06/11 14:47
名前: 神楽 妖 (ID: nqtZqZHy)

「とにかくその傷治すのが先決でしょ。ぐだぐだ言わずに来なよ。」

そう言うが早いか、自称同級生は私を引っ張って走りだす。
傷が余計痛いから!!
て言うか走るの速いから!!

「……それ以前に神社ってどこだよおぉぉ!!」

「ここだよ。」

……神社は意外と近かったようで。
全力ダッシュで3分でした。
そう言えば小さい頃に、よく遊びに来たような来てないような。

「治療所はあちらになりまーす。どうぞごゆっくり。」

いや、治療所でゆっくりはしたくねーよ。

と思いつつ自称同級生の指差す先をみると、   柳。

うわ、幽霊出そう。

しかも何か暗いしじめじめしてるし。
いかにも怪しそうな場所なんだけども。

「あの柳のとこくぐれば治療所に出るから。じゃ、行ってらっしゃーい。」

何故か次の瞬間、私は柳の前にいて。
そして次の次の瞬間、自称同級生に背中を押され。
とうとう次の次の次の瞬間、柳の向こうに放り出された。





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