ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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魔法が使えたら…?
日時: 2011/01/16 13:50
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

プロローグ
魔法が使えたら、あなたは何をする?
魔法を手に入れられるなら、なんでもする?
魔法を、どう使う?
人々を幸せに使う?この世界に平和を願い使う?
それとも…





















人を殺すために使う?
ここは、そんな人のための館…

プロローグ END

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Re: 魔法が使えたら…? ( No.9 )
日時: 2011/01/16 14:46
名前: 桃子 (ID: jHyiIImd)

やっほー^^
あの、ゆう・・・・かな?
別館の桃子Rだよーん((自重
面白いよ♪頑張って☆彡よかったら俺の小説にも来て!
「桃子」で、出ると思う。

Re: 魔法が使えたら…? ( No.10 )
日時: 2011/01/17 17:04
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

桃子>>お久〜。
社会系問題のゆうだよ〜。

あのさ、もしかして私のパソコン壊れてるのかな?
コメント欄が飛び出てる。

Re: 魔法が使えたら…? ( No.11 )
日時: 2011/01/17 17:47
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

3話 魔法…
私は、紅茶を飲んだ。なぜだか分からないけど手が勝手に動いて飲んでしまった。

「ふふ…。さぁ、それであなたも私の仲間」
「どういうことですか…?」

沙耶さんの言っている意味が分からなかった。
仲間?

「私の本当の名は『サアヤ・ミルド』。魔界から人間界に送り込まれた
 黒魔女」

沙耶さんが…黒魔女?
じゃ…この液体は?

「それは、私が作った『魔法薬』。人間でも黒魔女になれるの」

黒…魔女?

「学校に戻って、呪文を唱えてみなさい。『皆が私の取り巻きになる』とね…」
「うっ」

頭が、打ったみたいに痛い…。
魔法? 私は、そう思いながら意識を失った。

「の…西…西野!!」

誰かが、私の名前を読んでいる。
ここは…保健室?

「どうして…ここに?」
「高野が廊下で倒れているお前を見つけて、ここまで運んだんだよ」

高野?絢が?

「美沙ちゃん、大丈夫?」
「絢!?」

そんな…絢が、私を運ぶわけ無い。
第一、私はあの洋館にいたんだよ?

「西野、教室に戻れるか?」
「はい…」

あぁ、最悪だ。絢と席は隣…。
複雑な気持ちを抱えながら、私は席に着いた。

「バカじゃないの?廊下で倒れるなんて」

絢が、独り言を呟いた。
きっと、わざとだろう。わざと、聞こえるように言っているんだろう。

そうだ…唱えてみよう・・・。

「皆が私の取り巻きになる」

これで、いいの?
まぁ、休み時間を待つだけだ…。

「美沙様〜。絢をいじめましょう」
「え?」

絢の、一番お気に入りだっただろう人が一番に声をかけてきた。

「え?いじめないんですか?」
「あ、いや。いきなり言われたもんだから」

「失礼しました〜」と言って、皆を集めに行った。

「美沙様〜。どんな事をするんですか?」
「そうね…。こんなのどう?」

返事は、予想通り「いいですねぇ〜」と言って、皆実行し始めた。
こんな毎日が、1週間続いた。

「ずいぶん楽しそうね?美沙さん」

スキップで家に帰っていたら、沙耶さんに会った。

「ええ。あなたのおかげで、楽しめてるわ」
「そう。よかった。じゃあ、そろそろしめといきましょうか」

しめ?意味がわからなっかたけど、まぁ、「そうね」と答えておいた。

「では、ごきげんよう」
「? ごきげんよう…」

=翌日=
「みんなに、残念な話がある」

ザワッ

教室中がざわめきだした。

「先生。それって、高野さんにかかわりますか?」
「ああ。実はな、高野が昨日窓から落ちて亡くなった」

絢が?自殺?
私の胸は、爆発しそうだった。

(絢が…自殺…)

信じれない話だった。
絢が…絢が…。

! 沙耶さんが言ってた事は、そういうことだったんだ…。

私は、気がついた頃にはあの洋館の前にいた。

3話 END

Re: 魔法が使えたら…? ( No.12 )
日時: 2011/01/17 18:02
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

4話 欲望
「ここって…」
「ようこそ。黒蝶の館へ」

私は、沙耶さんに絢の事を伝えた。

「それが何?確かに自殺さしたのは、私。けど、復習したい。そう願ったのはあなたじゃない」
「それは…」
「だからって、私のせいにしないで。ともかく、まず入りましょう」

暖かい…。

「待ってて、紅茶を入れてくるから」
「はい」

私は、ボフッっと、ソファーに座った。

「紅茶、飲んじゃ駄目よ」
「え?」
「それには、あなたが魔法で皆を取り巻きにして、絢さんをいじめたことが無くなる」
「どういうことですか?」
「だから、あなた一人で絢さんをいじめて、絢さんを自殺まで追い込んだそういうことになるの」

私が…一人で?

「それでも、いいならお飲みなさい」
「そんなの嫌…」
「なら、お帰りなさい」

私一人が、悪くなるなんて…。
でも、現実を認めないといけないのなら?

「飲むの?飲まないの?」

きっと、沙耶さんはそういっておいて魔法をかけたんだろう。
紅茶を私は飲んでいた。

「西野!!お前は、なんということを…」

え?教室?

「西野さん、最低。絢さんを自殺まで追い込むなんて…」

そうか、私は紅茶を飲まされたんだ。
私が、すべてやったんだ。

「近寄らないでほしいわよね…」

私は、この先こんな地獄に耐えられるのかな?
いやだ…こんなの…。

4話 END

Re: 魔法が使えたら…? ( No.13 )
日時: 2011/01/17 18:07
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

エピローグ
住宅街にある謎の館。
そこには、謎の液体がある。
それを飲むと、魔法が使えるようになる。
お代にいただくのは、あなたの幸運。
それを飲んでしまっては、一切いいことは無くなる。
それからは、ずっと地獄。

それでも、あなたは飲みますか?

あと、この館はあなたの街にもあるかもしれませんね。
探してみてくださいね?こんど、ゆっくりと…———————。

エピローグ END


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