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魔法 2 〜新たな欲望〜
日時: 2011/01/21 20:18
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

始めましてorやっほ〜 の人がいると思います。
では、よろしくです。

前回の題名は『魔法が使えたら…?』だったけど、省略して、
『魔法』にさせていただきました〜

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Re: 魔法 2 〜新たな欲望〜 ( No.9 )
日時: 2011/02/02 18:57
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

4話 洋館にたどりつくとき<下>
何ここ…。
こんなとこ、在ったっけ?

『悩みがあるのでしょう?お入りなさい』

何…これ!?
体が…引き寄せられていく…。

バタリッ

「さ...ゆ...ん」

誰かが、私の名前を呼んでいる。
誰?私は、一人だったはず…。

私は、恐る恐る目を開けた。

「目が覚めたのね」
「誰?」

黒い服を着た女の人に聞いた。

「クス…私は、沙耶。真白 沙耶」
「そう。私は…」

沙耶さんは、私の言葉をさえぎるよう言った。

「井上 夕菜さんよね?」
「えぇ。そうよ」

この人には、「夕菜」と呼ばれても、ムカつかなかった。
どうしてだろう?

「そうだわ。最近買ったばかりのマカロンがあるの。食べて」
「マカロン…」

家で食べているのだけれど、なぜか無性に食べたくなってきた。

「魔法使いみたい」
「え?」

あ、いけない。声に出しちゃった…。
けど、沙耶さん。気にしていない様子。

「待っていて。今、持ってくるから」

この家のキッチンってどうなってるんだろう?
ま、いいけど。

「どうぞ。紅茶も召し上がって」

予想通り、ピンクのマカロン。
可愛い…。

パクッ

何…これ!?
また?頭が…割れるように痛む。

「う…うう…」

気がついたら、家にいた。

4話 END

Re: 魔法 2 〜新たな欲望〜 ( No.10 )
日時: 2011/02/02 19:08
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

5話 魔法
「夕菜様!!ごきげんよう」

今日も、また私の事を知らない奴が向かってくる。

「私は、舞…。!?」

目が眩む…。
嫌…。倒れたりしたら…。

「大丈夫ですか?舞様」
「舞さん!?どうなされたの!?」

皆…、舞と呼ぶ。
ふふ…、いい気持ち。

不思議だったのは、愛。

「倒れそうになったみたいだけど…大丈夫なの?“舞”さん」
「愛さん…、あなた私の事舞って、呼んでくれるの?」

そういったら、愛は首をかしげた。

「何言っているの?あなたの名前は、舞でしょ?」

私の名前は舞!?
調べるには、あの方法しかないわね…。

***

「これ、分かる人」
「はい!!」

私は、手を挙げた。

「じゃあ、舞さん」

やっぱり、舞だ。
私の名前は、舞なのね!!

あの、マカロンのおかげかしら?
感謝しなくてわ…。

こう思っていた、あのときまでは…

5話 END

次が、最終話だと思います…

Re: 魔法 2 〜新たな欲望〜 ( No.11 )
日時: 2011/02/04 20:22
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

6話 代償、それは幸運
あった…。ここね。

コンコン…

「ごきげんよう。どうぞ、入って」
「失礼するわ」

今日は、沙耶さんにお礼を言いに来た。
だって、私の名前は舞になったんだもん!!

「どうしたの?」
「お礼が言いたくて…」

そう言うと、沙耶さんはクスっと笑った。


「なぜ、笑うんですか?」
「お代はいただいているのに、お礼だなんて…」

お代は、もらっている?
どういうこと…?

「お代にいただいたのは、あなたの幸運…」
「私の…幸運?」

って事は…。

「そう。あなたには、これから不運しかないの」
「そんな…」

そんなのって…生き地獄と変わらないじゃない!!

「今まで、いい事ばかりだったならいいんじゃない?」
「いい事ばかりじゃないわよ!!平凡な名前を付けられて…」

そう言い放つと、沙耶さんは眉をひそめた。

「平凡な名前?贅沢な事を言わないでよ」
「ナッ」

沙耶さんは、私の言葉を遮った。

「名前に、平凡なんて無いのよ。それを嫌うなんて、それは、ただのわがまま」
「あなたに何が分かるのよ!!」

こういったら、沙耶さんは微笑んだ。

「ふぅ…、あなたに何を言っても無駄のようね…」

沙耶さんは、何かを唱え始めた。

「————この者を、地獄へ!!」

地…獄?

キャー!!

ドスンッ

いきなり、落ちてしまった。
ここは…何処!?

「あなたは、ここで反省していればいいわ…」
「ちょっと、待って!!ここからは、どうすればいいの!?」

私は、沙耶さんの腕を掴んだ。
沙耶さんは、それを振り払った。

「さぁ。あ、教えておくわ。私の名前は『サアヤ・ミルド』。黒魔女よ」

そう言ったら、サアヤは消えてしまった。
私は…どうすれば…!?

6話 END

Re: 魔法 2 〜新たな欲望〜 ( No.12 )
日時: 2011/02/04 20:27
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

エピローグ
住宅地にいつの間にか立っている洋館。
どんな願いもかなえてもらえるが、代償は幸運。

住宅地に、こんな建物在ったっけ?と言う建物は、それかもしれませんね…。

そして…



























謎の黒魔女にはご注意を…

エピローグ END

Re: 魔法 2 〜新たな欲望〜 ( No.13 )
日時: 2011/02/04 20:31
名前: ゆう (ID: pkkudMAq)

あとがき
今回も、駄文をすいません!!
愛読してくださった方、コメントしてくださった方、ありがとうございます!!

また、小説を作るつもりなのでよろしくお願いします!!

                   ゆう

                     2011.2/4 完結


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