ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 学園WARS! 参照400突破&更新再開
- 日時: 2011/06/15 18:04
- 名前: 葵那 ◆geiwiq3Neg (ID: X..iyfAg)
どうも、葵那と言う者です^^
会った事のある方はこんにちは、初めての方は初めまして。
クリックthank you!!感謝感激(`・ω・´)
放置している間に参照400突破!!誰かコイツ(葵那)を殴ってやれ←
放置の間に参照400突破…スレ覘いてくださった皆様に感謝しつつ、ようやく復活です!
本当にすいません、そして再びよろしくお願いします。
目次
プロローグ【>>1】
登場人物【>>2】
第一章 小さな学園戦争【>>8・>>26・>>36・>>43】
- Re: 学園WARS! 参照100突破^^ ( No.32 )
- 日時: 2011/02/14 18:29
- 名前: 聖也 (ID: wu3qxHEE)
明日の更新楽しみにしています。
受験がんばってください!!
- Re: 学園WARS! 参照100突破^^ ( No.33 )
- 日時: 2011/02/14 19:21
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: fS3ho1RJ)
おおw奇遇ですなw
俺も併願特進が合格したのですよww
問題は一ヵ月後の県立ですよー。頑張らないと…
- Re: 学園WARS! 参照100突破^^ ( No.34 )
- 日時: 2011/02/16 17:25
- 名前: 葵那 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 私立特進受かったZE☆ひゃっほーい((殴(自重
すいません、私用があり昨日は更新できませんでしたorz
今から頑張って書くので、どうかお許しをorz土下座
どうもすいませんでした(´・ω・`)
- Re: 学園WARS! 参照100突破^^ ( No.35 )
- 日時: 2011/02/16 18:20
- 名前: 聖也 (ID: Pc9/eeea)
更新まってます!!
- Re: 学園WARS! 参照100突破^^ ( No.36 )
- 日時: 2011/02/16 21:55
- 名前: 葵那 ◆geiwiq3Neg (ID: ADUOsQyB)
- 参照: 私立特進受かったZE☆ひゃっほーい((殴(自重
「—————“神無月 倖”か…」
保健室を出た所にある長椅子に二人、腰をかけている人達がいた。
一人は腹を痛そうにさすりながら、黒の深いフードを被った青年にそう言われていた。
「…ああ、流石瞬技の“才能”ってトコかな…。
恥ずかしながら一瞬で終わった。本当Bクラスにとっては脅威だよ」
すると、腹をさすっていた青年は溜息をつきながらそう言った。
フードの青年はそれを聞くと、彼を置いて黙ってその場を後にした。
『…神無月 倖…
Bクラスの人間にも手加減ナシ、か…。
——気に食わない。
俺のクラスの人間を大勢傷つけた。
下剋上を仕掛けたのはこちらと言えど、
ここまで仲間を傷つけられて黙ってなどいられるか…』
フードの青年は一人、心の中でそう呟くと、
その瞬間、いつの間にかその場から姿を消していた。
*
「へぇ…君が神無月 倖さん、か」
アリスと廊下を歩いていた倖達に、誰かが突然そう話しかけて来た。
振り返ると、そこには栗色をした短髪の青年が、ニッコリと笑いながらこっちを見ていた。
「…アンタ誰?」
倖は、訝しげにそう尋ねると、青年は「神威 龍馬や、よろしゅうな」と、表情を崩さぬままそう言った。
『…、
変な奴ね。でも、隙がない…』
コウは本能的にそう察知した。
何か———ただ者じゃ無い気がする。
「———神威って言ったかしら、アンタ…クラスは?」
コウは、気を引き締めながらそう神威と名乗った青年に言った。
間、
少し神威は何かを考え、右手の親指と人差し指でマルをつくった。
そして、何故か堂々と、
「C」
と、言ってみせた。
…ハイ、私の思い込みの様ね。
コウは「嗚呼そう、じゃあサヨウナラ」と言ってその場を去ろうとした。
だがその時、ある悲鳴が聞こえてきた!
「あっ、神威君!こんな所に…ってうわわっ!ちょ、ちょっと避けて———!!」
すぐ背後、それは————倖の真後ろからだ。倖は反射的に振り返る。
そしてその光景を見にした時、倖は叫ぶしかなかった。
「ぎっ…ぎゃああああああああああっ!?」
どじゃっ。
そして間もなくして、倖は大量の本の下敷きになったのだ。
さっきの声の主らしき女の子は、いてて…と声を上げながら体を起こした。
だが、倖が本の下敷きになっているのに気が付き、その少女もまた悲鳴を上げた。
「あわっ…!?あわわ、すいません!本当にすいません!!今どけますね、大丈夫ですか!?」
「痛っ———…もう!誰だか知らないけど、前気をつけないさいよね!!」
そんな二人のやり取りをポカーンと眺めるアリスと綾梅に、神威はニコニコしながら口を開く。
「———で、あの子が山本 梓。仲良ぉしたったな?」
「え…えぇ。てか何であの子、あんなに本持ってるの?」
「あ…実はコレ、全部図書室から持ってきた物なんです。私、本読むのが好きで…」
と、そこで梓。彼女自身が本を拾いながらそう言った。
そして、ある一冊の本を取り出して、アリスに手渡した。
分厚くて一瞬落としそうになるが、アリスはそれを受け取りページをめくってみた。
一瞬吃驚したのだが、全て英語だった。何というかこの子…文学少女、って感じだ。
「—————所で神無月さん」
と、アリスがそんな事を考えている時に、神威が倖に唐突に話しかけた。
だが、その声を聞いていち早く反応したのは梓。
「え…あ、貴女が神無月倖さん!?ほほほほ本当にすいません!!し、失礼しましたっ…!」
自分がぶつかった相手が倖だと知った瞬間、梓は大量の本を抱えたまま走り去ってしまった。
だが、神威はそんな事には気を取られず、倖を興味深げに眺めて…一言突然こう言った。
「ふぅん…何か君、“変わっとる”なぁ。」
————私が変わってる…?
「私…?むしろ変わってる方なら綾梅だと思うんだけど…」
「ちょっと待て倖、それじゃあまるであたしが変わってる奴みてぇじゃねーかよ!」
と、そこで傍観していた綾梅にフッてみると綾梅は苦笑を浮かべながら————本性を出して言った。
可愛らしい見た目からのギャップが違いすぎるので、思わず倖は同じく苦笑を浮かべる。
そして神威は綾梅の本性を見て、初めてそこで表情を崩し少しギョッと目を見開いた。
「……、
あぁ、そうか君が————鈴里 綾梅さんか…」
だが、神威はすぐにまた表情を戻し、ニコリと笑った。
そんな神威の言葉を聞いて、今度は綾梅の方が意外そうに口を開いた。
「へぇ…あたしの事知ってんのか」
「まぁ———特に君等はAクラスでも有名人やからなぁ。
ちなみにそっちの君はアリスさんでええよな?」
「あら、私の事も知っていますの?その通り、私がアリスですわ」
「いや、アンタ等ちょっと話し逸らさないでくれる?」
と、段々話がそれてきている事に気が付いた倖は、呆けながらそう3人に言って、再び神威に問い掛ける。
「で、私のどこが変なのよ?」
「………………んー、
いや、やっぱりええや。何でもない、何もあらへんで」
神威は何かを言おうとして口を開いたが、少し口ごもりそう言葉を濁した。
だが、彼は倖を見てふとある事に気が付き、すぐに口を開いた。
「あれ…君って木刀持ってへんかった?」
「…え?」
倖は彼の言葉に反応して木刀に手をかけようとするが—————無い。
「あれ!?私の木刀…!!?」
周りを見渡したが、どこにも倖の木刀は見当たらない。
…まさか、無くした?
その瞬間、倖の顔から血の気が引いていったのだった。
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